明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



昨日は冷蔵庫に食料がなかったので、近所のテーブルに味の素が置いてある定食屋でコップ酒を飲りながら、と思っているうち暗くなり、寒いな、と布団に入っていたら面倒になり寝てしまった。 子供の頃、寝転がって本を読んでいると、母が掃除の邪魔だ、と箒で掃き出そうとするので、本から目を離さないまま転がって移動し、激怒させたものである。この面倒臭がりは、頭悪い、脚短いなどと同じく、生まれつきなので、反省のしようがなく、私には全く責任はないのである。しかしちゃんとバチは当たり、辻褄が合うように出来ている。   意に反し創作手法が、年々面倒になっている。そもそも被写体を自分で作る、というところから面倒は始まっている訳で、自分の外側に撮りたい物などないのだから仕方がない。すると母の〝ヨソでそういうことを言うんじゃないわよ!”という声が聞こえて来る。判ってるよ。カメラぶら下げてる人の前では黙ってるよ。ブツブツ言ってるのは、このブログの中だけ。黙っていることとたいして変わらないだろ? 



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )