花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

サンシュユ(山茱萸)の花

2006-03-14 | 花・植物・果実
 平成18年3月14日(火)

 今日も雪が舞う寒い1日になりそうです。
 中学時代の恩師T先生の庭では今、サンシュユの黄色い花が満開です。サンシュユは漢字で「山茱萸」と書きます。そのまま音読みしたものです。茱萸は「ぐみ」の意です。秋には長さが1,2センチのグミに似た赤い実を付けるミズキ科の小高木です。



 この黄色い花の咲きこぼれる様は華やかです。別名・ハルコガネバナ(春黄金花)とかサンゴバナ(珊瑚花)と言われる所以でしょう。また秋の果実の様子からアキサンゴ(秋珊瑚)とも呼ばれています。いにしえ人はいい名前を付けたものです。



 なお、良く熟した果実から種を取りだし、果肉を日干しにしたものが生薬・山茱萸です。漢方薬として有名です。強壮剤、めまい、耳鳴り、頻尿等広く薬効があるとされています。



 きれいな花には毒があると言われますが、この花から生まれる果実は丸反対ですね。山茱萸の果実酒も年寄りの病後の滋養強壮、疲労回復に、また冷え性や低血圧、不眠症などにも効くとのことです。



コメント (2)
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