英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

こだわりが自信に変わる

2017年06月21日 | 英語勉強法
2017年度第1回実用英語技能検定一次試験の合否が発表となり、見事に一次試験を突破して二次面接試験に意気揚々と臨む生徒がいる一方で、CSEスコアで10~20点足りず、つまり正答数にしたら3問程度足りず悔しい思いをした生徒もいます。

英語は言葉です。言葉は不随意筋ではないですから、勝手に動いてくれるものではありません。知らなければ使えません。英語力を上げ、英検やTOEICなどの検定試験で結果を出すためには、覚えるべきことが山のようにあります。そして、その多量の知識を覚えるしかありません。この現実を無視あるいは軽視し、「聞き流すだけ」「文法よりも会話」などというそれらしい言葉に救いを求め、暗記から逃避する理由を探し続けても、英語は出来るようになりません。

暗記は大変な作業かも知れません。しかし、何を優先して覚えるべきか、何を覚えなくていいかが分かるようになり、暗記が辛いと感じなくなる水準があります。結局、ほとんどの学習者はそこまでやっていないだけなのです。結果、安易な方法に走り、元の木阿弥に・・・。

この悪循環を断ち、英語力をあげるために必要なのは、こだわりを持つことです。そして、そのこだわりに見合う努力をする。こだわりが自信に変わっていくのを実感できた時が、それまで感じていた壁を超えられた時です。
今日は夏至。2年前、13年ぶりに訪れたシアトルで見たアツい太陽を思い出します。留学から帰国後も日本でTOEIC満点のために英語の勉強を続けた結果、英語力が13年前と比べて格段に上がっていたことを実感できた時。努力は裏切りません。


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