英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
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自信は自分でつくるもの

2018年12月13日 | ランニング・筋トレ
先日のマラソン大会で受付開始の8時に会場の高瀬小学校グラウンドに到着した時に、同じ色のジャージをまとった中学生たち数百人が、掛け声とともにすでにアップを始めていました。明らかに他のマラソン大会とは違う空気感。彼らは3kmや5kmに出る地元の中学生たちでしたが、ハーフは12km・75分、18km・110分という厳しい関門制限がある大会で、知っている人に言わせると「アスリートが出る大会」だそうなのです。周りを見渡すと健脚揃いで、お祭りムードはありませんでした。

一瞬、その雰囲気に圧倒されそうになりましたが、この3ヶ月間に440km以上を走り込んできた自分を思い出しました。ただ走るだけでなく、毎回テーマを持って走ってきましたし、特にこの一ケ月は日曜日には必ず15km以上を走り、前週は23kmを本番想定ペースで走りました。筋トレもほぼ毎日行い、プロテインを飲むことも含めた食生活にまで気を配って、腹筋はバキバキに割れました。
やるべきことをやってきたのだという自負。それは、スタート地点に立った時に自信へと変わりました。スターとしてから15km地点までは抜かれることもありましたが、「自分の勝負は残り5km」と分かっていたので、前半を抑える勇気がありました。そして、16km地点で「行くぞ!」とスイッチをいれ、その後はキロ4分台で走り、後半は疲れたランナーを追い抜き、一人にも抜かされることはありませんでした。19km地点を通過した時は、自分はここまで走れるようになったんだという思いと「あと2kmしか走れない。もっと走りたい」という気持ちが交錯し、自然と涙が出てきました。そして、知らない間にシンガーソングランナー・SUIさんの「まだ見ぬ場所へ」を口ずさみながら走っていました。
いわゆるランナーズハイ。それは、自信が結果につながった瞬間。

勉強も一緒です。やるべきことを毎日コツコツと積み上げていき、学力と共に自信を形成していく。

受験生諸君、受験会場で隣に座って欲しくないヤツを想像せよ。
手垢まみれで倍に膨れ上がった単語帳。
これでもかと書きこまれ赤ペンが引かれた『Next Stage』。
音読の回数を示す正の字がズラッと並ぶ長文。
「コイツ、絶対に受かるな」と思う。
合格の秘訣は極めて簡単なこと。
そんなヤツに自分がなればいい。

新品同様の手垢もついていない参考書を受験会場に持って行ったって、周りの受験生にナメられるだけ。今までの苦しい受験勉強を共に戦ってきた参考書を、もっと徹底して繰り返しやりこもう。その過程が自信を形成します。


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