原油の値段が高騰していますが、その理由は以前ならイラク戦争、その後はアメリカの台風、そして中国の好景気、最近はサブプライムローンの失敗等々。
なんでもかんでも理由にしていますが、本当のところは何てこと無く、結局は原油を投機の材料にしているだけのことですね。
こうした流れに対して素直に騙されているのは日本とアメリカの国民、そして関連諸国の人々。
その証拠は、これだけ高騰していながら肝心の産油国に入る利益はまったく以前と変らない事からまったく増産しようという気はありません。
これは投機購買による利益が、彼らと無関係なところから来ています。
つまるところ、国という枠を超えられない不動産ブームが、今度は石油という全世界的取引が可能なものに形を変えてブームになっているだけの事でしかなく、これ、実は日本とアメリカが協調して備蓄を一気に放出すれば、投資家は大損し、同時に一瞬に暴落して終わるものですが、多分この国を動かしている先生方もしっかりとこの価格操作には噛んでいるでしょうから、いくら原油が高騰しても彼らは平然としているでしょうが・・・ まあ困ればまた税金を使って何かしらの対策という垂れ流しをするわけですが、
そうでなくても、どこまで高騰するかは分からないものの、行くとこまでいけば必ず限界が来て暴落します。
そのめどは来年の中国オリンピックではないかと私は考えています。
価格暴落の理由付けはとても簡単です、オリンピックが終了し、需要が減って原油がだぶついたと言えばいいだけですから。
まあ、人為的に崩壊させるか、自然に崩壊するか分かりませんが、世界の歴史を振り返えってみれば、こうしたことは簡単に見えてくる物であって、そんなことところから、つらつらこれを書いています。