さて、今日は昨晩からの雨で午前中に入ってくる車の数がやたら少なく、「ラッキー!」(^^)
それでも昼前にはそれなりの量となり午後へ突入、なぜか2時ころにオイル交換の作業が連続して
入り、少しだけ休めました。
二日目にもなるとその仕事場の人間関係が見えてきます、整備をしているのは若いあんちゃんですが、
それも人それぞれに性格があり、人間性があります。
落ち着いて機械的にかつ効率的にこなすものがいれば、やたらと張り切って力任せにやるものもいる。
大体20くらいから24歳くらいですが、そうした若者にとって見れば、私は馬鹿にすべき存在に見える
こともあるでしょうし、それなりに時を経た人間として見る者もいます。
人間性がもろに出てくるのですね。
私については詳しく知らされてなどいないでしょから、ある青年にとっては失職してアルバイトで生活をつなぐ
情けない親父に見えなくもないわけですが(それが態度に出ている)、まあ、若さゆえの世間知らずというか・・・・
たいていそうした考えをもっていると、いっしょに作業したとたんにすぐわかります。
しかしながらこちらもだてに年をとっていませんから、適度に泳がせつつうまく持ち上げてあげると
ずっとご機嫌いいわけで、まあうまくやるために人をもっともひきようで馬鹿にした(やたら誉めて育てる方法)とやらを
良くない方向で応用するわけです。
これとは別に反対にきちんとした礼儀を示す若い者がいますが、当然にこちらもそうした態度になります。
あたりまえですが、礼には礼をもって接しなければ信義が立たないからですね。
こうした二種類の若者がこうした違った接し方で成長して行けば、おのずと未来も大きく変わってきます、
それは誰の背でもなく、その青年自身が自ら作り出したもので、こうした違いがやがては大きな差となって
いくわけです。
たとえば同じ職場で働いていた場合、はじめのあんちゃんに私は技術的なことは教えません。
しかし礼をもっている場合には、こちらもきちんと礼をもってあらゆる技術的なことをおしえていきます。
結局人間的なものがその人物の最終的なものを左右するわけで、ゆえに親は自分の子供に何をすべきかという
ことがこうしたことから見えてくるわけです。
人間性を第一に考えるか、それとも偏差値を最重要として考えるかの違いです。
まあ、翌日月曜日であるピットは夕方5時以降になってのんびり作業となりました。
車は役40台 タイヤ上げ下げ計320回廃タイヤ24本、新タイヤ運びが12本くらいでした。