「中型免許ってご存じでしょうか?」 というか僕の年齢くらいだと、普通車の上は大型一種だったわけです。
ところが、近年余りにも事故が増えたことから二つの間に中型というのが出来まして、古い免許制度での普通車免許を持っていると、8トン制限付きの中型が自動的に付いてくるのですが、これを11トンまで運転できる様にするのがこの限定解除です。
今回、某所から「費用出すからこれを解除したら?」 という有りがたいお話をいただきまして、ただで受けられるなら「ゴチ!」 ってなかんじで3日間教習所へいってきた。
解除にかかる教習時間はたった5時間、路上は無くて教習所内の検定に受かれば良いのだが、正直この時間すうで大丈夫なのだろか?という感じ。
教習は3日間連続で、2時間、2時間、1時間と受けて、後日検定をうけることになるが、久しぶりの自動車教習ということで、遙か以前のとんでもなく態度が悪い教官に教わる時代を経験した世代の自分には、
またあの横柄さと付き合わにゃ~なんらんのか・・・ なんて思っていたのですが、
出てきたインストラクター達をみて 「はれ???????」 半分は女性じゃ~あ~りませんか。
しかも、教え方は完全なサービス業で(変な意味ではない)、教わっている間は一切の不快はないし丁寧&親切、 気合いを入れていた分拍子抜けするわけだけど、運転しながら「なんで?」と話を聞くと、以前のような教習をやると生徒が辞めちゃったり、親からクレーム来たり(はあ~)、要するに時代が違うということらしい。
簡単に言うと 打たれるとすぐふて腐れ、ひ弱で我が侭な若者ばかりになったということだ。
そういえば教習所の申し込みにやたらと親が同伴してるな~ しかも男の子なのにだ。
僕たちの時は自分一人で申し込み来て、教習所でどんなに叩かれようが親に一切そうしたことは言わなかったし、鳴きでも入れよう物なら親から「甘ったれるな!」と怒鳴られた。
日本の国力が低下しているのも、こうしたところに現実として見えているな・・・・ なんて余計なこと考えながらコースをぐるぐると廻る。
時間ごとにそれぞれ異なるインストラクターが乗ってくれるわけですが、なぜか5人のうち4人まで女性(サービス?)でして。 あはは・・・・ これは困った
というのは、バリバリの男尊女卑思考を持つ僕にとって、女性から教わる事そのものが許せないわけでして、コース支持は構わないけれど指摘なんぞは絶対されたくない。
でも、こうした訳の分からない意地を張ったおかげか知らんが、何の問題なくポンポン判子もらってあっさり3日目の見極めまで終了してしまった。
そして今日、検定は午後からですから、有給休暇をもらっていそいそ出かけましたが、さすがに試験ですから多少の緊張が走ります。
検定官は男、「おおー!こうでなくちゃ!」とよく分からない喜びで検定開始するが、加速、S字、合い、路端、進路変更(車庫入れ兼ねる)、その他諸々廻ってあっさり終了。
「路端を出るときに左後方のオーバーハング確認を十分に」という指摘は有ったけれど、それ以外は何の問題も無しで合格。
終了後に、「普段は何を乗られているのですか?」と聞かれ、「軽自動車とバイクです」と答えたところ、「え?」 と一瞬驚いたような顔になり、すぐに笑いながら「才能ですかね~」なんて言ってた。
才能じゃなくて、女性から何か言われたくないという単なる意地っ張りなだけですと、口から出かかったけど、これはやめておいた (笑)
そんなこんなで、もらった8トン限定解除、「でもね~」 これってまだ中型の位置づけで、11トンまでという中途半端な制限が有り、 現在のようにでかいトラックが当たり前になっている現在では中途半端以外の何者でもない。
それ以上を運転しようとすると、単純に大型一種を取らねばならないわけでして、 「勢いに乗ってこれも取っちまおうか?」なんて短絡的に考えるも、この先運転すること無いだろうしな~。
そういえば教習所内を走っていた大型車両は、僕の乗っていた中型の倍くらいの長さに感じ、こちらは今回みたいに簡単ではないだろうね~。
そういえば、息子はこの大型一種を持っているわけで、他に大型特殊、大型牽引も、「あいつにゃかなわんな・・・」