帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

屋根裏部屋 拡張工事中

2011年02月11日 | 増築&リフォーム、DIY、手作り等 古い日記

このところ、更新がまばらです。   「忙し~んだよっ!」 っとくら~ね。 

 

理由は簡単、大工さんに変身して自宅のリフォーム?工事をしている。 

って、内容は対したこと無く、単に屋根裏部屋を拡張しているだけのことです。

予算不足+簡単工事の為、写真を載せる気が起きませんから想像でこの先は読んでください。

 

家のボロ屋は新築時に屋根裏に2畳ほどの収納(小部屋)を設けてもらったのですが、その半分は簡易階段の開口に取られていますから、そんな中途半端な容積で物をまともに収納出来るはずない。 

そこで家の引き渡し直後に、屋根裏部屋の壁を半分壊し、3畳ほど広げて、計5畳くらいにして使っていたわけです。

ところが、だんだんものが増え(というか使い方も悪いのですが)、ここで嫁さんのお腹に子供が宿った事から、大量の赤ちゃん用品が家の中へと流れ込んできた(正確には頂いた)。 

バギーから始まって安全柵、ベッド、車の子供シート3種類、等々ハイエース1台分。 

殆ど使われた形跡もなく、汚れがあっても対したことが無いので全部綺麗に洗うとほぼ新品状態。

とここまでは良かったのですが、第二弾で更に1台分が運ばれてくるに至り、リビングがそれで埋め尽くされてしまって掃除すらままならない。

部屋が散らかることが何より許せない僕にとって、これは苦痛そのもので、この状態で看過するわけにも行かず、かといって収納場所そのものが無い。

しばらく思案して思いついたのが、屋根裏部屋の大拡張工事。 

早速CADソフトを起動して図面引くと、角までめいっぱい使う事で約24畳程面積が取れることが判明? 

といっても、天井を支える柱があちらこちらに立っている上に天井高さも無く(一番高いところで150cm)、後は全部屋根のスロープ下ですから隅の方にかけて当然0となる。

しかしながら、一見この隅部分の使い物にならない空間がそれなりに収納として仕える事に今更気づき、(例えるならテントやタープ、空気を抜いた浮き輪や、バット、ボール、ミット等々)。

工事を決意! 

そんでもって、ほぼ4日間トンカンやっていたわけですが、昨日までに9畳ほど拡張が出来ました。

あと5畳広げてとりあえずフェーズ1が終了。 

 

ところが、この作業は実のところ相当しんどい。 

なんせ天井の高さがないことから作業中はずっと中腰、おまけに天井裏へあがる階段が例の折りたたみ階段ですから危ないの何のって・・・ 

スパンのでかいところだと、梁の上を綱渡りよろしく歩き、その結果何度も下の部屋に落下しそうになる等、とび職まがいの作業が連続。 

さらにベニアのサイズが910x1820あるので、天井裏で柱に当たったりして取り回しがうまくいかずにパズルやったり、カット作業するのさえ大変。 

あらかじめ外でカットして上へと上げるのですが、それがそのまま旨くはまるとは限らない。 

天井裏には築以来の砂埃が長年にわたってつもり、足の裏は真っ黒、ベニアをハンマーで留める度にそれが空気中に舞って鼻と喉やられるし。

2x4の角材を何度も運び上げ、カットしてそれを釘打ち、次にベニアの運び上げとカット、貼り込んで釘止めの繰り返し&忍耐作業。 

とどめは、現在屋根裏にあがっている物を新しく出来たスペースに掃除をしながら移動させる作業まであり、ところが動かした物が原因で作業できずにまた元の位置まで戻したり。 

正直半分くらい来たところでうんざりしており、お金(予算2万円でどこまで出来るか)もつきたので、あと残りの部材6畳分を張り込んだら一度終了させます。

ふ~ 

フェーズ2の工事は天井裏へ2台換気扇を設置し、現在365日開放状態の通気口を開け閉めできるようにします。 

一台は普通の換気扇、もう一台はパワーのある有圧換気扇。

天井裏の埃は大半が土埃で、これは春の嵐がそこから天井裏に入ってくることが原因。

故にこれを開け閉めできるようにすると良いことが多い。 

換気口を開けると自然の外気が24時間天井裏を流れ(春と秋の穏やかな風)、締めれば砂嵐をシャットできますので、これまでみたいに屋根裏部屋が汚れない。

じめじめしたシーズンは換気口を閉じて、換気扇をまわせば基礎の床下空気取り入れ口から四方の壁を伝って天井裏に出ますので、湿気が床下や部屋に貯まりにくくなり調湿可能(梅雨シーズン)。

夏は換気口を開けるか、元々あった天井裏部屋の南側小窓を開け、北側に設置された換気扇の力で熱気を24時間排出して下の部屋の温度が上がるのを防ぐと共にエアコンの利きを良くします。 

と、これがメインなのですが、現在すでに床になっているベニアを一度はがし、根太の段差解消をしながら再残りの部分を最後まで張り込む作業もフェーズⅡには含まれています。 

これは新たに拡張したスペースが2x4を横に使っており、その高さが約38mmなのに対して、新築時に作られた屋根裏部屋の太高さが43mmで約5mmの差があり、これが気にくわない。 

フェーズ3は、危険きわまりない折りたたみ式簡易昇降梯子を取り外し、その真横にある押し入れを使ってきちんとした階段を造る作業です。 

故に押し入れの有効収納スペースは約3分の1程度になってしまいますがこれは後で解消。

この折りたたみ梯子、落差が急で幅もなく、これまで何度も落ちそうになっているのでこんな物をつかっていたら必ず将来大けがすることが分っている。 

そこで階段設置により約1畳半のスペースが無駄になりますが、普通に一階から2階にあがれる感覚で使えるならそれに越したことは無いわけです。 

フェーズ4は、天井裏にきちんと囲った埃の入らない収納部分をつくり、そこへそれまで押し入れに入っていた布団やら何やらを収納するところを造ります。 

天井裏って夏場に50度暗いまで上がることもあり(ゆえにダニがいれば全滅)、更に乾燥しきっているので、湿度に弱い布団にベスト環境だからです。 

 

現在のこのフェーズ1の真っ最中ですが、そろそろ気温が上がり始め、4月にもなると屋根裏部屋は30度近くまで温度がることもありますから、早くやらねばと思うのですが。

肝心の予算そのものが・・・・・    えへへ