帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

サイドスティ設置 & 後部アクセスハッチ

2015年06月30日 | フイッシングカヤック

アウトリガー部が半完成~!   

次はマストを立てるためのサイドスティ & ラダー取り付けのための準備としての後部アクセスハッチの設置をしました。

まずはサイドスティですが、 本当ならこんな金具を カヤックのガンネル部分に取り付けます。

リギンという本格的な金具もあるのですけど、 其所まで要求はしていませんから・・・

ところが・・・・・・付かないんです  

理由はフロントとセンターにあるアクセスハッチ から、取り付け予定の赤丸の部分に手が届かなくて、これは問題。

そこで「どうしようか?」と考えて、 取り付け方法を工夫するのですけど、針金とロープを使用することに 

 

ロープは摩擦に堪えないと駄目なので、ステンレレス並みに強度が有る物と言えば、そうです、 ダイニーマ。

最近の最新ヨットはこのダイニーマがよく使われていて、 下の写真の細いロープで1トンに耐えます。

 

まずはセイルの開き角とラダー操作、 ロッドホルダーの位置からから計算してこの辺りがベストと判断、 ポリエチレンの厚さも

十分にあります。

 

ドリルー!!! 

つぎにダイニーマを カットして末端を縛り 其所にステンレスのワッシャーを一枚。

これは結んだだけだと、ホールから飛び出してくる可能性があるのと、ワッシャーで応力分散させる為です。

 

それをロッドホルダーを外した穴から針金使って引き出し。

 

でもって、もう一度結べば サイドスティの出来上がり。 堅い金属製ではないので、 体をぶつけても怪我もしませんし、いい感じ。

 

さてと、次はラダー取り付けのための 後部アクセスハッチ取り付け。

ラダーは ウインドサーフィンの物を供用しようと思っていますけど、 貫通ネジ取り付けしないと強度的に不安。

故に 貫通ボルト使いたいのですが、 これも手が届かない。

そこで、トランサム部分の厚さが薄いことから、此処を使ってハッチを増設します。

釣り具入れとしても将来使えるので・・・

ちなみにこのトランサム部分のフロント側は強度に関係するのでできる限り離します。

トランサムのこの部分は他の場所と違ってポリの厚さが1~2mくらいしかなく、 初めは半田ごてでカットしようと思いましたけど、

大きなカッターで少しだけ歯を出して力加えるとカットできることが解って、案外とあっさり穴開け出来ました。

ステンの木ねじでもいいのですけど、 段々と緩む可能性があるのと強度を出したいことから貫通のネジで留めますが、

今日は材料がないのでそれは次回。

そうそう、ジブセイルのハトメうちをしました。 つかったのはステンレスの12mm。

 

次回はマストの設置の予定です。