ポンプ部本体に水漏れが発生(亀裂)した事と、20年物故の不調?があったので廃棄したフロージェットポンプ、
物が届いていたので、交換しました。
以前の物は35psiのクワッド(4弁)ダイヤフラムでしたが、今回は水圧が同じでトリプルフレックス(3弁)のダイヤフラム。
バカみたいに高い水圧は要りませんが、かといってショボショボじゃ~話にならないので、パワーは現状維持です。
なんせウインドサーフィンの道具とかを、洗ったりする事も多いので。
交換その物は至極簡単でして、 以前のポンプに着いていた配線コネクタを付け替えれば終わり。
フイッティングは以前の物をそのまま使おうかと思っていたのですけど、 よくよくポンプを見たら、流水方向が逆。
赤矢印が以前のポンプの水の流れ、新しいポンプは青丸の方向。
そういえば以前のポンプは上下逆さに取付け出来たので、組み替えて逆方向に水を流していたんです。
現状のポンプ室はこんな感じでして、今回は取水と排水のライン(黄色丸)を変更する必要がある。
ついでなので、フイッティングも新しい物へ変更。
本当は吸い込み側にフィルターが欲しいところですけど、これが案外と水漏れ原因になることが何度も有り、今回は取付けないことに。
水封保つために食用シリコングリスを塗布して
ポンプに差し込んで、ブルーのロックをセットすれば作業は完了。
ポンプその物は固定しません。
縦置きじゃ無いのと、メンテナンスの時にいちいちネジ外すのが面倒だからです。
で、交換して気づいたのが、 ポンプスイッチをオンにして、”水圧が高まると自動停止するスイッチ”が確実に動いてくれているのに驚き。
いや、これが普通なんですが、これまで停止しないことが有って、その為に手元で電源をオンオフできるスイッチ付けていたくらいですから。
配管がビニール(一応は耐圧のメッシュ)で有ることが原因の一つですけど、交換したポンプは何事も無かったようにきちんと停止するので、
思い当たるのは、ポンプ内部のパーツ劣化。
廃棄する前に全分解した際に、ダイヤフラムのところに有るゴム弁がかなり劣化して(硬化)していた事に気がついた訳ですが、多分それが原因で弁としての水密を保てずにわずかに逆流。
当然に水圧が変な風に上下するので多分スイッチがまともに動かなかったのではないか?、新しいポンプの小気味よい動作を見ていると、そう考えさせてくれます。
車のエンジンなんかもそうですけど、 長い間それに触れていると 徐々に起きてくる変化に脳が適応してしまい、感覚がおかしくなる。
どう車種の快調なエンジン音なんか聞くと、そこで初めて自分の車の異常に気づいたりする。
それと同じなのでしょうね。
水ポンプは多用する設備ですから、快適であるに越したことは無く、壊れてくれて良かった!なんて思ったりもして(笑)
ヒートエクスチェンジャー型のボイラーへの交換、外部シャワーの増設、そしてウォーターポンプの交換と配管と春から続いてきた
水系統一新ですが、これで思った以上に快適になった。
唯一不満が有る?とするなら、 例の交換した積層型ヒートエクスチェンジャーの効率が良すぎる為に、出てくるお湯の温度が半端なくやばい。
なんせうっかりお湯だけ出すと70度以上(この季節だと80度近い)で出てくるので、シャワーは気をつけないと火傷する。
キッチン側はワンレバー混合栓なのでさほど取扱に気を使いませんが、 外部シャワーは、開栓範囲が狭いので、美味く調整しないとやばい。
まあ 、手元止水バルブを付けているので、一度セットしてしまえば大丈夫ですが、これだけ高温のお湯が取り出せるなら、ダッジキャンパーの方についているガス式の 温水ボイラをこれに交換した方が衛生的だなと思う。
新しいヒートエクスチェンジャーは、本来は食用の物の為にオールステンレス製。
従来のガス式RVボイラーと違ってタンク無いに発生しやすい腐食と無縁だし、エンジンを駆けさえすればすぐにお湯(70~80度)を無限に取り出せる。
経験的にお湯を必要とする時が、目的地に付いた後のシャワーや調理時等、さほど長い時間でも無いわけで、キャンプ場以外のパーキングキャンプならエンジンかけても問題ないし、 大量にお湯が欲しいなら耐熱ポリタンクかなんかを組み併せてお湯を貯水すれば問題ない。
何しろエンジン動かせば無尽蔵にしかも連続で永遠とお湯が出続ける訳ですから。
これの良いところは、ガスや電気関連のメンテナンス、制御装置の点検やタンク内部の衛生管理という面倒くささが一切無いのがいい。
何よりコンパクト。
あっ! 普通にキャンピングカーショップで売っているオーストラリア製の熱交換器タイプのボイラー(約5万円)は性能がくそ過ぎます。
これでないとね。
僕の知るお店だけが、このボイラーを取り扱っています。 半額以下だし