秋にぶっ壊れた衣類乾燥機。
購入して7年近く経っているので、すぐに新しいのに替えたんだけど、 ”メーカーの修理屋さん”を呼んだら、あっさり直ってしまった(笑)
本当なら自分でやりたいんですけど、 電気式と違ってガス式は部品を単体で出してくれないんですね・・・・
パロマの事故など色々とあるので、しようが無い。
で、寿命としては、まだまだ使えますので息子夫婦の処に寄付?して、それから数ヶ月・・・・
増設のガス管工事が終わったらしく、 後は乾燥機のエア排気筒設置を残すのみとなって、 当然お呼びがかかるわな
ガス配管は、免許持っている人間でしか出来ないので、それはともかくも、排気筒を設置しないと衣類乾燥機は使えないんです。
単純に工事を頼むと材料費併せて安くて3万。
丁寧で、希望通りの配管をしてもらうと、5万円は飛んでいくので、当然僕のところに話が来る。
当然と言えば当然 あははは!
明日から実家に行って親の家の大掃除予定の僕、 その前日に息子宅の工事なわけですが、まあ、何かある度に頼られるのは、親としては嬉しいわけです。
急に寒くなってしまったここ数日、朝の9時半からの作業開始です。
早速、どう配管を取り回すかの話になりますが、これがかなり重要。
脱衣所天井付近に、アルミ配管がだら~~~~ん!と伸びているほどみっともない事は無いわけで(でも、家はこの状態です)、これをどう処理するか?かというのは課題。
せっかくある窓をつぶさずに、見栄えが良くて綺麗に仕上げて欲しいというのが息子の希望故に、乾燥機の真上に有る収納を通して配管を試みることにしました。
壁内部の柱位置、設置後のメンテナンス、外からの逆流エア、春の砂埃の逆進入、配管内の結露や、外部排出口からの雨水の逆流等々、
考えること多々有りで、やっかい・・・・
検討の結果、 こんな配管に決定。
一部収納が使えなくなりますが、排熱で収納全体が暖まりますので、 ここには湿気させたくない物を入れると乾燥室として使えます。
まあ、窓をつぶさない乾燥機の位置から配管するならこうするか無いんですけど。
乾燥機から一度垂直に立ち上がり、90度真横にして少し傾斜を加え、さらに90度曲がって壁貫通して外部にでます。
合計180度プラス傾斜角5度~7度くらい。 砂塵の侵入を押さえる為と外部への排気音を低減させるには180度は最低必要で、
出来れば排気管を外に出して、下に45度~90度程度曲げると240度近くになって良いのですが、 それは壁に取り付けるのが担ってくれるので
僅かな傾斜は、雨水が外の風圧で乾燥機に逆流しない為にどうしても必要で、それ為ないと、台風の時に乾燥機内に逆流してくるのでこうしています。
ほぼ完成の状態ですけど、窓はまったくふさがらず、明るさの面でも問題なし。
左の2段の棚は、今回の工事でついでに取り付けた物です。
しかし・・・・・壁の貫通には、かなり気を遣いました。
業者よろしく、ロングのホールソーで適当に穴を開けると、 断熱材のグラスウールが刃に巻き込まれて引き抜け、ゴッソリ上から下まで無くなることがあります。
ドカチンよろしく、そんな頭を使わない(いい加減な)工事をすると、脱衣所=お風呂場の真横という構造からとんでもない結露が室内+壁面内部に発生して、数年後にはとんでもない(カビだらけ)事になる。
業者は、ほぼ100%が「断熱材丸ごと引き抜いてしまいました!」とは絶対に言わないので、 施工を頼んだ側は全く知らない事が99%なんです。
いい加減な業者を頼んで、「格安で出来た!」と喜んでいると、色々な意味でとんでもない落ちがやってくる・・・・・
で、そういうお前はどうなん?というと、一応はエンジニアの端くれですのでそんな愚かな作業は絶対にしません。
壁面内側と外側から慎重に作業して、壁内部の断熱材には殆ど傷を付けずに穴貫通。
設定通りの傾斜角が出るようにする工事なのと、可能な限り小さな穴(ピッたり)になるように作業をするので、木造建物であっても時間がかかります。
この穴開け作業だけで、1時間を費やしました。
普通の工事業者なら倒産レベルですが、まじで彼らは実にいい加減な事をしてますから15分だったりします。(笑)
この貫通作業、当然息子にも当然やらせましただ!! で、サイディングの粉浴びて騒いでましたが知らんぷり ぎゃははは!
穴が通れば、後は配管付けた専用排気アウトレットを通して壁に固定。
配管が綺麗に通ってしまえば、後はシーリング作業をして、乾燥機を載せれば終わり。
まあ、この後、こまかい作業をして、ついでにタオルハンガーの場所を移設して、
めでたく終了!
これで梅雨時季の洗濯物問題から息子夫婦も解放されるので、いいんじゃないですか~~~~!
何だかんだで、終わったのは3時半近くでした。
後は、家に帰って僕の楽しみのビールタイムです。 えへへ