アネスト岩田製の W-77という吸い上げ式のガンをよく使う僕。
ただ、これは横塗にはいいんですけど、 車のルーフみたいなのを塗るには適していない。
なぜなら、構造的にノズルを下に向けられないんです。
で、以前から重力式のスプレーガンを「買おう 買おう」と思っていて、 すっかり忘れていたわけですが、 アマゾンで2980円にて安物のガン(重力式)が売られていた。
品名が W-77となっていたので、 もしかして??? アネスト岩田製の OEM製品の流れか? いや あやしいな~~~~と。
まあ、横吹きとは違って、そんなに使うものでは無いので、 適度に塗装できればいいや!と人柱。
で、届いたのがこれ。
さっそく箱を開けて、 チェックの開始。
塗料タンクの方は、まあこんなものでしょう。
キャップのハマりですが、少し緩いかな~ とか思うんですが、 別にひっくり返したり、振り回すわけではないので、
特に問題ない程度の締まりかたです。
カップの中は こんな感じ。 値段相応(笑)
で、肝心のスプレーガンの方ですが、
注文したノズル径は2.0mm 手持ちのガンは2.3mmですこし小さいですが、 一番よく使うサイズだと思います。
まずはノズルキャップを外してみます。 特に問題は無いようです。
ノズルはこんな感じ。 これも大丈夫なようです。
で、塗料の吹き出し量を定めるノブを廻して 中のニードルを取り出してみました。
グリスがついている・・・・・
当然シンナーにて洗浄しなければなりません。
でないと、このグリスが塗装面に飛んでいくことになります。
次はパタン調整 ノブですが。
これが外れない・・・・ なんで?
よく見ると、 傷ついているじゃん!!
付属の工具じゃ緩まなかったので、 レンチを持ってきて強引に廻します。
メッチャ硬くて、破損覚悟で回したら緩みました。 くそ~~~~
なんでこんなに硬いん?とおもったら、ネジ部に緩み止めが塗ってあったという次第。
しかもあまりにも強く締めているために、座面が荒れて、傷だらけ。
なんでこんなにも強く締める必要が有るのか?よくわからないです。
スプレーガンは使った後に必ずすべてバラシて洗浄をします、そうしないと各部に残った塗装やらが固まり、結果としてガンが壊れてしまいます。
なので、簡単に緩められなければならないわけです。
アホだな・・・・こりゃ・・・・
次はトリガーのバルブ。 この棒をレバーで押すと、エアが流れるパーツで、重要です。
まあ、こんなものでしょうね・・・ 使ってみたらゴミ製品だった! なんてのはこの部分でも決まります。
塗料が流れる為のバルブ
シャフトのレシーバーにもグリスが・・・
最後はエアの流量を調節するバルブですが、これも激硬く締まっている。
完全にアホだな・・・
かなり強引に廻して外します。
やはり緩み止め剤が塗布されていました。
赤矢印はバリが有る・・・・・ ん~~~~~~~~~~~
まあね~~~値段が値段ですから。
最後はノズル。
これもメッチャ硬くて回らず、 レンチを使おうにも薄型レンチじゃなければ駄目で、 付属のレンチは全く使い物にならずで、
これは私の手持ち工具で何とか緩めました。
でもって、グリスがたっぷり。
なんつ~か、 車のエンジンの組み立てかなんかと勘違いしているんかいな?
ま~そんなわけで、とりあえず全部バラしましたので、 これをシンナーで洗浄してから組付けて使用します。
後はどの程度塗装が出来るか?になりますが、
それは実際にやってみて、 またこのブログで紹介したいと思います。 へへ