帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

電装整備 息子のキャンピングカー

2022年03月05日 | 雑記 修理等

今日で3回目になる、電装整備。

例のごとく、写真撮る暇なんぞ全く無く、文字だけのブログです、すいません。

 

1回目は運転席周辺とダッシュ廻りを除いた、意味不明配線とゴミ機器の取り外し。

2回目はやはり助手席&運転席廻りのダッシュを取り外し、ゴミ配線を撤去。

 

本当に面倒でした・・・・

 

で、今回はキャンピング・キャビン部の電装系整備がメイン。

 

まずは前回できなかった、ETCユニットの取り付け。

 

アンテナ線は僕がうっかりとカットしてしまったのと、電源線は純正ナビに接続するタイプだったので、 

二つとも中古の汎用タイプをヤフオクで落札購入しました。

 

9時半頃に息子が来たので開始。

 

ところが、なぜかETC関係だけでお昼まで掛るという予想外の作業時間。

原因???としては、 同時進行で取り付けるフリップダウンモニターとの、リンク関連配線の取り回しや、そのモニターと

車体半分以上を占めるキャンピングキャビン部とのこれまたリンク関連で、遅々として進まないわけです。

 

途中で昼飯をとり、すぐに午後の部を開始。

 

ETCとフリップダウンモニターの基本的な配線は午前中に99%は完了していましたので、午後はキャンピングキャビン部の電源ライン整備から開始しますが、まずは不要配線の撤去。

”何でこんな配線してんの???”と例のごとく意味不明な接続や不要線の束。  ったく・・・・

 

要・不要を瞬時に判断しては片っ端からぶった切り、不要線は次々にゴミ箱に投げて、また次の配線撤去。

これだけで約1時間を消費。

 

ようやく片づいたところで、 既存配線の見直しと、間違っている配線を全てやり直していきます。

サブバッテリーの充電用としては、非常に高性能の走行充電装置が取り付けられていたんですけど、とりつけ位置がなんせメチャメチャ。

なのでそれを適切な位置に移動しました。

 

前後して、”前回点火をしなかったベバストのFFヒーター”の取り外しを開始(修理のために)したのですが、すぐに中断。

 

下に潜って排気管をはずそうとして、すぐに気がついたんですけど、 「使ってないじゃん!」

 

排気管は全く新品同様で、指でポートから中をなでても煤すら付かず、 当然ですが、ピカピカです。 

となると、不動の原因は単なるエアかみ?

 

車内に戻ると何度かスタート・トライ。

当たり前の様に2回目で普通に点火して運転開始。  わ~~~い!

おかげで面倒な作業をしなくて済みました。

 

ただ、室内側の温風ダクトの取り回しと配管方法が余りにもいい加減でして、これはとりあえず応急処置を施し、 次回に完全にします。

 

少し暇そうにしている息子を呼ぶと、キャビン部の電装システムの各構成装置の説明をしながら、作業を進めますが、

ここで、集中スイッチパネルが作動しなかった原因を発見。 

 

単にバッテリープロテクターへの配線が切断されていただけでした。  何でカットしたんだろ・・・・・

当然ですが、こうした配線を正常化して、スイッチON 。 すると当然の様に各装置が作動。 

 

基本的な作動が正常になったので、フリップダウンモニターの電源線を集中パネルにつなぎ、テスト。

OKです。

 

次にキャビン部の室内灯取り付け、 集中スイッチパネルが直ったことで、天井にある2カ所の配線が通電するようになりました。

LED式のライトを取り付けてこちらもOK 

 

最後に、もう一度各部の見直しをして、今日はこれで終了です。

朝の9時半に作業を開始して、昼で15分の休憩、そして午後5時半までずっと連続作業。 ちかれた・・・・

 

メチャメチャで、完全カオス状態だった車内配線が、非常に綺麗な配線に生まれ変わり、不調だった各機器も全て正常作動。

でも、 一番喜んでいたのは息子。 

 

以前はSUVが一番!とかの賜って、「キャンピングカーは乗らないかも・・・・」とか言っていたのに、今やキャンピングカー最高!!としか言いません。 ぶぁははは!

まあ、僕のキャンピングカーがありますから、買うのは余り頭になかったようです 

 

でもね~、もう一つ家を購入したような物ですし、男にとってホッと出来る”自分だけの自由空間”があるというのは本当に良いんです。

買ってみて、初めてその良さに気がついたということでしょうか???

 

そうそう、テーブルの位置を、 リアにある対面対座ベッドの処から、 運転席及び助手席とセカンドシート列の間に移設しました。

 

これにより、運転席と助手席のシートを一番前にずらし、それを背もたれにして、座る事が出来ます。

座る部分がへこんでいますのでピタリのシートを作成する必要がありますが。

 

この恩恵は、車の前半分だけで5人がテーブル囲んで食事等が取れる空間が出現した事になり、パーキングキャンプや寒いとき、

雨天などの時は、ここがリビングになります。

 

もう一つ、テーブルを移設したことで、リアは常時ベッド展開にしておくことが可能になり、これはまた非常に大きな恩恵になります。

 

 

さて、次回ですが、 フリップダウンモニターの音声出力ラインをキャビン部でアンプ出力して、 停車時にリアやセカンドシートでDVDが大迫力で楽しめるようにします。

今の状態では、ナビのDVDドライブ機能とアンプで、走行時には助手席とセカンドシートやベッドから十分に映画等を楽しめますが、

エンジン停止のキャンプ時には、音声がモニターの小さなスピーカでしか再生されません。

 

これではアクション物を見ても楽しくもなんともありませんから、前オーナーが取り付けてくれていた大きなスピーカーから再生できるようにします。

 

そしてその為のアンプユニットを取り付けるのですが、アンプはAUX入力の付いた、 ラジオやMP4 メモリーやUSBによる再生が可能な物を使います(前オーナーが配線できずに置かれていた物)。

 

とりあえず、現時点で普通のキャンピングカーとしての機能は全て正常化しており、次回からは”+の要素”を組み込んで行く事になりますが、

夏までにはウオータータンクとポンプを設置して、車体外部でシャワーが使える用にもしていきます。

 

そのほかの装備としては、 サイドオーニングですが、「自分で買えよな~~~!  俺は金ださんぞ!(笑)

電子レンジとそれをドライブするインバーター、そしてエンゲル製の40L冷蔵庫と緊急時のポータブルトイレかな・・・。

 

シンクやガス台は不要でして、これは息子の車の使い方の問題もあって、 調理はカセットガスコンロでOkだし。

調理を車内ですることは殆ど無いので、 外部シャワーとして車内タンクから水が取れれば問題ありません。

 

実際に僕のキャンピングカーのマンボウにもガス台は無く、 シンクはありますが、殆ど使用していません。

 

そんなわけで、 無事に一日が終了です。

しかし・・・・・マジで暖かくて、というか暑かったほど。

 

絶好の整備日和でした。