かなり以前、この日記に書いた事に絡んだ、 それの続きです。
夏の雷で、最新式の某設備がお釈迦・・・
修理をしてもらおうとしたら保証が切れていたことも有り、おまけに概算で修理費が60~80万円と来た。
雷撃でやられた部分は、そんなに特殊な物では無いけど、システムのコアになっているのはCPUが入ったプログラマブルコントローラー一式で、プログラムさえ提供してもらえれば本体は他で購入可能なので修理は出来る。
*プロコンは、いわゆる産業用ロボットの制御などに使われる、人間で言うと頭脳にあたるものです。
で、メーカーに問い合わせたけど、答えは「NO!」で、まあそんな物ですが、 それさえあれば修理コストはおそらくは1/10程度で済む。
「くそ~~」、なら自分でプログラムすりゃ~良いわけだ。
同じ装置が3台有り、そのうちの一台がぶっ壊れたわけでして、 となれば残りの二台の制御がどう行われているか?を詳しく調べれば、プログラムがどうなっているかも解る 。
色々と解析している内に、そのメーカーの提供しているプログラムにミスを発見。
バグじゃなくて、 あきらかにプログラミングに問題がある。 「なんだこりゃ!?」
まあ、純粋に設計ミスな訳ですが、なんとそれを、現場が配線でごまかしていたから始末に負えない。
それが判った段階で、メーカーの技術を呼びつけようかと思ったんですが、ただ、そのシステムその物が、そこしか提供していなくて、
引き渡し直後にもトラブルあって全無償交換させているので、 どうしたものかと・・・。
各所に相談している内に、時間も経ち、結果としてウヤムヤにしてしまったわけです。
僕がいる巨大組織は、 デカい物にはすぐ予算が下りるのですが、 こうした小さな金額は遅れる傾向が有り、
請求はしていても、 優先順位の問題で常に遅い。
で、待つこと1年、交換するプロコン本体やプログラムの為の専用ソフト、書き込み接続ケーブルやら何やら、その他の修理部品一切がっさいがやっと到着。
本当に、 「おっそ!」
メーカーがプログラムを提供しないのなら、こっちでプログラミングしてしまえば良いわけなので、設計した物を元に早速開始。
組み上がったプログラムを、OSシュミレーターに入れ、各部の作動を確認。
問題が無い事を確認して作業は終了。
こうしたプログラミングも、マルチスキルエンジニアとしての自分の守備範囲ではあるのですが、とにかく面倒くさいので嫌です (笑)
後は取り付けですが、面倒なんですよね~~ マジで。
まあ、近いうちにはやりますけど てへへ