天気予報じゃ~ 10m前後。
まあ、こういったのは大抵はずれて、実際にいってみたら7mなんてのが多いので、
すっかり舐めていた。
*写真は帰る前に少しだけ風が収まったときの写真です。
で、海が見え始めたら沖が真っ白。
あっちゃ~~~~!と思うけど、多分13mくらいだろうか。
朝の6時半、 2人だけ出ていて、 セイルサイズはおそらく4点台。
暴れるセイルとボードを抑えて走っているのが、浜から見てすぐに解る。
まいったな~と思うのは、まずはセイルが無い。
一番小さいので5.4で、しかも相当古いNORTH SAILで、ボロボロ。
さらに問題はボードで、 こんなに吹いていると思わなかったから、 115Lのフロスファイヤーを載せていない。
溜息
しばらく海を眺めていて、 出るだけ出て、駄目なら撤退だな・・・・という風に判断
フォーミュラーにフォイル、 セイルはボロボロの5.4
どう考えてもあぶね~よな~と思う。
出てみると、後ろ足を内ストラップに入れることで見かけのボード幅を小さくして、それで乗れないことは無い。
た~だ、 どうにもならないのがセイルのサイズ。
風がガスティ過ぎて、 フルブローの時は多分15mくらい、 それ以外は13mくらいかと思う。
剣崎で18mだったので、 多分ゲレンデはそれぐらい。
ガツン!と突然はいるブローさえやり過ごせば、乗れなくは無いが、 いかんせん5.4。
丹田に力を入れ、重心をおとし、かなり荒れてチョッピーな海面なれど一度フライトし始めれば、海面の荒れなんか関係無いのがフォイルだけど、そのドカン!で、セイルに掛るパワーが凄い。 おあっとと!! 汗
当然にジョイントにかかる荷重が向こう側方向なので、フライとしてボードがアンヒール気味になり、そうなると下にボードがが向くのが物理の法則。 おっそろしい事になる。
これ避けるには、ボードをヒールさせれば良いだけなんですけど、身体の反応はその挙動よりどうしてもワンテンポ遅れるのも、当然しごくの原理。
少しセイル開き、ボードのヒール側の加重を増やしてボードの向き変え、再度風を取り込むと、今度はブロー押さえのこれが上りすぎる。
そこで、連続ブローなんかが重なると、それ乗り越えるためさらにヒールさせてしまうので当然どんどんと上にいってしまい。
今度は下らせるのが厄介。
自分の感覚ではセイルのサイズが4.2~4.5程度なら、おそらく普通に乗れるのは間違いないけど、
いかんせんそんな小さなセイルを持っていないです。
5.4でもいけるど! どや! ← めいっぱいの強がり。
しかし、年に1~2回巡り会うかわからん風のために マストとセイル一式 中古で10万はさすがに出せない。
何度か爆沈して、 沖と浜を二往復。
た~だね、余りにも危険過ぎるため、 乗るのは中止にしました。
浜に戻って空を見上げますが、梅雨明け前の気圧配置と消えそうな前線、 澄み切った空見れば、この後は午後にかけてさらに強くなるのが簡単に予想できる。
浜はすでに凄まじい流砂状態、 13mはほぼ間違いない。
まあ、道具が無い以上、 無理して載って肋骨骨折だ何だと、 せっかく来たシーズンを不意にするほどバカなことは無いので、 諦めるも勇気。 です。
しかし・・・・・かなり上の方にいってしまってたので、片付けが大変。
おまけに流砂で顔一面砂だらけになるし、ボード運ぶときなんぞ必死。
ようやく道具を洗って収納して、さすがにホッとして、 さてどうしたものか・・・
もう少し待てば風がおちるかな~なんて思うけど、 時計見たら時刻は9時半。
飯食って今日はか~えろっと!