実家に来ている翔です。
朝の4時に家を出て、一度職場によって車から物を出したり積んだり。
すぐに出て国道をひた走り、老人ホームに着いたのは7時30頃。
部屋で寝ていた親父をすぐに起こすと、車に乗せて実家まで直行します。
今日はMRIの撮影(定期診断)で来たわけですが、 家に車いすの親父を入れて予定表を見ると、なんと朝の8時30分に開始となっている。
アッチャ~~~~!!
自分で10時半頃と勝手に思い込んでいたので、小パニック。
すでに時刻は8時25分でして、親父を慌てて車に乗せると病院へ向かいますが、近いからまだ良いものの、到着した時はすでに8時45分。
あわてて受付だけ行い、車を駐車場に駐車させると院内へ。
そんな訳ですが、レントゲン室に親父を連れて行ってやっと一安心。
予定を20分以上オーバーするという大失態ですが、担当の方は笑顔で対応してくれ、心の中で感謝します。
MRI撮影自体は10分程度。
その後9時30分から始める主治医との診断になりますが、一連の騒ぎをよそに、親父はずっと寝ている。(笑)
時折目を覚ますと、夢を見ていたのがそのまま現実と重なるのか、手を伸ばしたりあちこちを見渡したり、
そしてまたすぐに寝る。
10時近くに呼ばれ、診断開始ですが、MRIの画像から脳梗塞はその後全く発生しておらずに極めて順調な事が判った。
次に、過去のMRIデーターを見せてくれて、現実に起きている脳萎縮の話になったのですが、
脳の皺の部分はそうでもないのですが、内部の脳幹近く、灰白質の空間(脳梁)が大きくなり、それによりだいぶ脳の老化が進行しているとのこと。
ずっと寝ている原因はそこにも有るらしく、ほぼ90歳という年齢だと致し方のない事でもあるらしい。
今年の正月明けにリハビリ病院を退院して、5月には一月ほど実家で過ごし、その後から急激に進行しつつある老化。
春頃は自分でトイレに行ってたのが、夏には無理となり、今は立つことすら難しくなってきたので、ほぼ99%車いす生活。
ここ最近はリハビリパンツ(紙おむつ)の交換も寝かせてやるようになってきた。
後2月半ほどで、今年という一年が終わるわけですが、その老化の速さに何とも言えない気持ちになる翔です。
ただ、幸運なことに特別養護老人ホームへの入所が予定よりもかなり早く決まったことから、明日はその為の健康診断で来ている病院へ再来院。
*平日しか病院がやっていないので、今日、そして明日と休暇をもらって来ています。
主治医(脳外)の話や、今いる老人ホームの方たちの話では、この先家で過ごす事は益々難しくなるらしいのと、
まあ、それ以外に、コロナとインフルエンザが現在流行中ですから、特に特養は面会と外出が制限され、今の自宅型ホームと違って自宅へおいそれと連れて帰る事が出来ない。
流りが終われば、泊りは難しくとも、外出は可能になるみたいだけど、そうなると時期的にかなり先になってしまうだろうな~と、思う。
すこしでも家で過ごさせたいし、特に正月は長めに家で過ごさせてあげたいなと思う翔ですが、どうだろう・・・・
いままで何度か脳梗塞で病院に運び込まれ、最後(昨年の6月)のは脳幹のすぐ横で起きた為に、あと少し部位がずれていたら親父はこの世に居なかった。
運よく助かり、リハビリを経て家に帰り、そして現在は寝たきり寸前となり、92歳の母親に介護ができるはずもなく、 かといって僕が仕事辞めて介護する事など、
生活が掛かっている以上は現実的に出来ない。
実際に、実家に親父を連れ帰っている時は介護を色々とやっている僕ですが、 歩けないというだけで、入浴はほぼ不可能。
立つことが難しというだけで、着替えは困難になり、 下の処理はベッドなどに寝かせて行うことになる。
排尿も排便も、自分でのコントロールが出来なくなって来ているので、常にその辺に注意を向けていないと、皮膚が被れたり腫れたりするので、定期的に確認して、
汚れていれば交換をしてあげねばならない。
やっかいなのは、その際に何度も寝返りをさせる必要が有るのですが、それ自体が難しくなりつつあり、というのは、秋に入り初めに腰椎の痛みを発生させ、
一応は”古傷が傷んでいるのでしょう”という医師の話だが、骨自体が脆くなりつつあるから、その辺の注意が常に必要ととなり、いっそう介護を難しくする。
寝たきりのお年寄りのに慣れている施設の介護士さん達は、上手なのと必要な際には応援を呼べるんですが、一人で、しかも不慣れな自分ではね~ (笑)
さて、明日は特養入居のための健康診断でして、あらかじめ予約の段階で”約2時間ほど時間がかかります”と言われてるのですが、病院で待っている間は何をしようか?
まあ、雑誌でも買って読み耽けている間に終わるかな?