帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

タントの車検前整備

2023年10月11日 | N-BOX & タント 

来月車検の、家内の愛車であるタントですが、いくつか整備を行いました。

 

整備を一度に全部やると面倒なので、時間を置いて少しずつやりますが、 さすがに走行距離が18万5千キロを超えると、色々出てきます。

 

今回一番厄介なのは、カムカバーガスケットからのオイル漏れ。

これは作業時間が掛るので、まずはATFの交換から開始。

ちなみに内のタントは CVTでは有りませんです、 古いんで(笑)

ドレンボルトを弛め、下から抜きましたが、ボルトの頭にあるマグネットに殆ど鉄粉みたいな物はありませんでした。

 

ちなみに、”CVTが突然ぶっ壊れる”という欠陥車の HONDA N-BOX だと信じられないくらいに短期間に汚れます。

まあ、タントは普通のオートマで、 N-BOXはCVTという違いがありますが、 ”汚泥状態”になるN-BOXは余りにもひどくはないかいな?と思う翔です。

 

抜けたATFはさすがに長距離走っているな~という感じ。 前は何時交換したんだろ・・・・

量的には2.5L位でしょうかね

新しいATFを入れます。

量を確認してエンジン始動、 そしてパーキングから各ギアにシフトして、その後実走行。

 

最後にもう一度レベルを計って終わりです。

 

さて次は カムカバー(ヘッドカバーとかロッカーカバーとかも言います)ガスケット。

前にオイルが漏れてギトギトになっていた話はしましたが、 パッキンの交換です。

カバーの取り外しは結構ネットで紹介されているので、あえて今回は書きませんが、 結構面倒です。

 

開けて見たところ、カム廻りは非常に綺麗でして、 3千キロごとにオイル交換しているからでしょうね。

外したカムカバー、 ガソリンで綺麗に洗浄します。

そしてパッキンを交換します。

古いのはガチガチ

新しいのは柔らかいです。

乾いたら、溝の全周にシリコンシーリングを施して、新しいパッキンをいれます。

有名なプラグホールのシール破損ですが、 やはりディラーからはシールだけの提供は無いとのこと。

 

ですので、 裏面のシール部分にシリコン。

これが良いかどうか?は知りませんです ばははは!

まあ、自分だけの方法ですので、 よい子は真似しないで下さいね。

 

ブロック側はシリコンシールでは無く、 きちんとした液体パッキンを塗布。

そして取り付け。

上記の壊れかけていたプラグホールシールですが、カバーとの隙間部分に普通のシリコンシーラントを施します。

これも良いとか悪いとかじゃ無くて、自分の責任範囲で行う処置。 

 

ちなみにこうした方法を取った理由ですが、実はこのカムカバーを新しく注文しようとしたら約2万5千円もする。

シールさえ交換できれば数百円で済む物が、 部品として出ないから全交換してね!というダイハツのお粗末さ。

 

まあ、単にカムカバー内部のオイルが外に出なければ良いだけの話なので、こうして荒療治です。

こうした方法ですが、次にカムカバーを開ける事とかは全く考えていません。

 

理由は簡単で、 走行距離が18万キロを超えれば どんな大きなトラブルが起きるか判らないことになります。

想像に難くないのはATの故障。

これの交換にはかなりのお金が掛ることになりますので、 ならその時は廃車にししまうだけの話で、次の車にするわけです。

一応は25万まで走ればOKと思ってますので、その間にカムカバーを開けて何かしらのメンテやるなんてのは殆ど無いからこそ出来る話。

 

オイル漏れが著しいと車検に通りませんから、”単にそれの対策の為の”カバー脱着&パッキン交換ですし、

車を買い換える目処と思っている25万㎞までの間に、今回交換したパッキンからまたオイル漏れが始まるなんてのはまず無い。

 

なので、 シリコンで塞いでしまっても何の問題も無いわけです。

カバーを取り付けた後は、 コンプレッサーとスプレーガンにて、 ブロック全周に付着したギトギトオイルの洗浄。

 

下にパンを置き、高圧スプレーガンで特殊な洗浄剤を吹き付けブロックを洗い流して綺麗にします。

しばらく乾かしたら今度は大量の水で洗浄剤を洗い落として終了。

 

最後にイグニッションコイルからインタークーラーまで外した物は全て戻しますが、イグニッションコイルの一本に焼け跡発見。

これは後日交換です。

 

で、エンジンを掛ける前に冷却水のタンクを一応確認したら空っぽ。 

嫌な予感がしてラジエーターキャップ開けたら水が無い。

継ぎ足した水量は1.5L程、ということは・・・・・・・とラジエーターをみたら漏れの後がある。

あ~あ、次はラジエーター交換ですかいな?   ああ~面倒くさい

 

作業終了後にエンジンを掛けてしばらく暖気。

洗い流されたオイルがエキパイやらターボに付着して それが焦げる匂いと煙がどうしても生じます。

20分程放っておくと煙も匂いも殆ど無くなり、 これで作業は終了です。

次はイグニッションコイルの交換と ラジエーター交換。  面倒くさ!