昨日は、親父を特養に転居させるのに大忙し。
「とにかく時間が無い~~~~!!!」 だった一日。
で、今日は?というと依頼リフォーム作業。
破壊???した天井を再度張り直していくのですが、以外と屋根裏の空間が広く、しかも余計な小屋束とかが無くて綺麗。
潰すには余りにも勿体無いので、そこを使えるようにしようかと思います。
構造的にどうする?と思ったのですが、普通に天井張りして、その上に屋根裏部屋の床張りをしたんじゃ~費用的にも効率的にも良くない。
多分・・・・
で、単純に2x4で梁を組み、下からはボード、 上からはベニア そしてその間に断熱材をサンドする、という構成に決めました。
少し変わったやり方ですが、とにかく屋根裏部屋を狭くしたくないですから。
通常、床は平方メートルあたり180Kg位の重量に耐える必要が有る関係で、 2x12とかを使うのですが、そんなもん使っていたらお金掛かりすぎるし
屋根裏部屋がなくなってしまいます。
ちなみに、2x4は6FTの物一本で長期耐力が90Kg程あり、 これを2550mmの長さで図太い野縁(床梁)として使いますが、耐力は70Kg程度と見ます。
これを7本、約500kgと簡単に計算して、まあ、人が数人載って落ちず、屋根裏部屋自体は、ピアノ置くわけでは無いので、旅行のトランクとか、
季節的に不要になるファンヒーターや、プラボックスに入れた衣類とか、 まあ、折畳み式天井階段で出し入れできる程度の重量に耐えればOK。
友人曰く 「賃貸で貸す家なので」という事から、”そこそこ”の構成にしました。
作業開始ですが、基礎?として、始めに2x6を使って既存の回り縁のすぐ上に回り縁?を構成。
既存の回り縁が柱に巧く載っている事も有ります、 もちろん2x6もしっかりと柱に打ち付け固定します。
この時、部屋の精度をレーザーで見てみましたが、縦横で1cm程度の誤差がある。 まあ、このくらいは普通で気にならない程度ですが、
簡単に言うと、少し歪んでいるわけです。
次に折畳み式天井階段の取り付け枠を構成。
取り付け予定の枠幅で最初に一本梁を取り付け。
そしてその横にもう一本。
それが終わると、奥から採寸しつつ金物を打ち付け、次々に梁を取り付けていく。
全部で7本取り付けますが、これで今日の予定分は終了。
結構見事な小屋梁が有りまして、今日はやりませんが、2x4の余り材で床を吊って、屋根裏部の重量を分散します。
途中でハシゴから頭を梁の上に出し、屋根裏収納の感じを見ましたが、 人が立てる高さは当然無く、最大で1.2m位かな・・・
しかしながらかなりの面積があります。
三角屋根ですから、一番隅の空間は余り使えませんが、小物なら置けるし、 他の物は大抵はど真ん中に物は置かずに端の方に置くのが人間。
すぐ上には屋根の野地板が有って、 その上が瓦。
夏場にはそれなりの温度になることは間違いありませんが、熱気を逃がす換気扇を取り付けようかな~とかも考えています。
とりあえず、今日の作業はここまでですが、
次は 配線を少し変更して、天井のライトをON/OFF出来るようにするのと、 天井裏の換気扇の電源、 そして屋根裏部屋の照明用電源などを構成します。
出来れば天井ボード張りとかやりたいのですけど、一人だと大変なんですよね~これが。