さて恒例のサルでも出来るシリーズです。
糞暑いけど、空気が乾燥していて気持ちよい5月の夕方に作業をしました。
今回は クランク角センサー、 ディスビーの中にあるカムシャフトセンサーの二つと プラグコード交換の3つです。
どれも簡単。
まず室内側から例のでかいエンジンフードを取り外します。
エアクリーナーが邪魔なので、上の超ネジを弛めてアッセンブリーで取り除きます。
交換するのはエンジンを縛るようにぐるぐる取り巻いている電線=ハイテンションコード。
プラグ8本とイグニッションコイルからディスビーまで来ているコードの計9本。
まずはテスターにて抵抗測定。 これ肝心です。 アメリカの製品は常に用心しておかないと
あとで痛い目に遭います。
無限大でなければ大体5~9kオームくらいあって、コードの長さで抵抗地が違ってきます、長い方が高抵抗。
交換は一本づつ行いますが、これには理由があって、コードの取り回しの問題が有るからです。
丁寧にやる方が結果として早く終わります。
あともう一つ、全部一変にコードを取り外したりすると、点火タイミングの関係でミスしやすくなるからですね。
交換ですが、ディスビー側はコードキャップが簡単に抜けてくれるも、プラグ側が固くてなかなか抜けない。
僕の場合プライヤーをつかって半分力任せに抜きました。
とりはずしたコードは 、一本づつ新品のコードと長さを合わせながら、これはコードの長さがそれぞれ異なるからですね。
で、無事終了
古いコードはこれ
次がディストリビュータの中のカムシャフトセンサー交換。
この灰色のキャップの中に有ります。
後で配線を戻すときに楽なように、コードキャップの上に番号をふります。
そしてドライバーで黄色輪のネジを外します。
赤いのはローターですね、その下の蓋みたいなのがセンサーで配線が出ています。
ローターは上に引き抜くと簡単に外れますので、後はセンサーをとりはずして交換。
ただ載せてあるだけの簡単な構造ですので指でつまんで持ち上げるだけ。
センサー取り外した状態はこんなふうになっています。
後は新品に交換、してコネクタを新しい方へ接続。 それだけです。
ローターをとりつけ、ディスビーキャップ被してネジ止めし、最後に番号通りにコードキャップを取り付ければ完了です。
さて、一番最後はクランク角センサー。
ゲッ! きったね~! 多分ディスビー取り付け部からのオイル滲みですね。
黄色線で囲まれたのがセンサー。
六角レンチのロングで取り付けナットを弛ませます。
ナット抜けたら手で引き抜けば簡単に取り外せます。
新品と比較
このセンサーとディスビーセンサーですが、万が一の時の予備として捨てずに保管しておきます。
故障しての交換ではないので、いざという時用に車の中に置いておき、慌てず修理出来る様にするためですね。
取り付けられている部分の穴を見たりしてますが(笑) この部分が回転して、キリカキ部分に来るとセンサーがそれを感知することでエンジンが回転している事を制御コンピュータが知るのです。
なので、このセンサー壊れるとエンジンが架かりません。
カムシャフトセンサーも同じような物です。
で、新しいセンサーを取り付け、コネクタを新しい方に接続して、六角ナットを締めれば終わり。
ちなみにロックワッシャ一を一つ無くして 違うのを入れていますが、問題有りません。
以上で終わりです。
ドライバーと 六角レンチ、 マジック とプライヤーだけで出来る超簡単、サルでもできるダッジラムバン メンテナンスシリーズでした。 (爆笑)