帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

5分以内に修理しろ! 眼には眼を 牙には牙を ? 

2011年07月11日 | Weblog

いきなり電気が切れた我が家。

おりしも僕は部屋でウトウト状態だったわけですが、二階の馬鹿みたいに蒸された室温がまだ下がっていませんからエアコンとまりゃ~寝られるはずが無い。

「熱いな~」と、リモコンを操作するも、無反応・・・・    「れれ?」

仕方なく、ごそごそ起きて下へ行くと、息子がブレーカパネルを見ていた、「どうした?」というと、「なんかおかしい」との返事。

確かに電気は落ちているのだが、半分の家電が動き、半分が落ちている状態、あるエアコンは動き、あるエアコンは停止、ある部屋の電気はついて、ある部屋の電気は消えている。

「なんじゃ~こりゃ?」と思うが、すぐに頭をよぎったのは欠相。

最近は珍しくもなくなって来たみたいだけれど、家は単相3三線方式で受電している、新築時に取り付けた古いエアコンが200Vを要求しているからだ。

そのエアコンはもちろん完全停止状態で、うんともすうとも言わない、

 

工具箱からテスターを出してきて、ブレーカパネルを開け、電圧チェックすると、明らかに欠相。

念のためにメインブレーカの入り口でもう一度測るとやはり同じ、「雷でも落ちたか?」と一瞬思うも、夜空は晴れているしゴロゴロ音などない、次に疑ったのは原発でもめている電力問題。

テレビとパソコンはOKだったので情報を探るも、ニュースを見てもそれらしい案内はない。

 

「こりゃ~完全に故障だ」とすぐに判断、しかも其の故障は外部にある。

そこで東電に連絡をとった。

「停電しているところありますか?」 、「いいえ特にそうしたことは起きておりません」とのこと。

「ハイ!」これで故障場所が容易に判明、柱状トランスの送電ラインに入っているヒューズが飛んだのだ。

いまさらヒューズ?と思う人も多いだろうが、現場では当たり前のように使われているのも、このヒューズだ。

故障であることが明らかに判明した以上、「てめえ、5分以内に修理に来い!」と怒鳴る僕。

といってもこれはお客様センターですから埒が明かない、そこで「担当支店へ連絡とって、そこの部署から5分以内に連絡させろ!」と再度電話で怒鳴る。

そしてほぼ数分待つと、担当支店から連絡があった。

ブレーカーうんぬんと言い出す可能性があるので、配電等知り尽くしている僕としては先手打って「きさまら、数ヶ月の支払い遅れで相手の事情等考えず電気止めるだろうがバカヤロー こっちは金払っているんだから1秒でも欠かすんじゃない、5分で来い! バカ!」と呼びつけた。

完全に東電を馬鹿呼ばわりである。

そこから計測開始、どのくらいで来るかと測っていたが、15分で家までやってきた。

実際そこから家まで本当に15分かかる、これは知っている、たいていは車一台で現れる先発隊&半分営業みたいなやつだ。

本隊は装備そろえて少し遅れてくることが多い。

欠相の状況を説明をし、どこに問題が起きているかまで(僕はとても親切です)指摘、再び「きさまら、数ヶ月の支払い遅れで相手の事情等考えず電気止めるだろうがバカヤロー こっちは金払っているんだから1秒でも欠かすんじゃない、5分で直せ!」と、 来た職員に向ってバカの一つ覚えみたいに怒鳴って玄関から付き返した。

部屋でそんな僕の姿をみていた息子夫婦、特に嫁さんは僕の剣幕と怒鳴り声を聞くのは初めてですから面玉丸くして、でかい目がさらにでかくなって、息子は「あまりにも言い方がひどいんじゃない?」と言ってきた。

 

そこで、こうした態度が極めて妥当であることをきっちりと理由までつけて淡々と説明。 当然、息子は納得。

なぜなら、こうして怒鳴られるのはこの会社の、普段お客に対してとっている企業態度(姿勢)にとんでもない問題があるからだ。

そう、かの有名な、2月支払い遅れるとやってくる、東京電力からの脅迫状(おしらせ)何月何日で送電停止しますというやつだ。

これは特に、生活弱者にとって際限なく冷徹だ。

 

家は電気代の自動引き落とし契約をしてない、送られてくる振込用紙で電気代を支払っているだけだ。

故に面倒なのもあって数ヶ月まとめて支払ったりしている。 

別に金銭的に困っているわけではなく、正直なところ単に面倒だからだ。 これは完全に家の怠慢。 言い訳の仕様がない。

そんなわけだが、僅かでも支払いが遅れると、必ず脅迫状をご丁寧に投函してきてくれる。

 

これを見るたびに 一社市場独占、 独立の営利法人でありながら半公営、 1兆円という膨大な利益を労せずあげ、年収3000万の役員がぞろぞろいる超お金持ち会社。    世界一高い電気代を徴収して儲けているから笑いがとまらないのもこの会社だ。

そんな大会社のもつ横暴な姿勢は、消費者を如何に虫けらのように考えているかという事がすぐに分る。

 

何が問題なのか? というなら、生産者と消費者は互いの存在が有って初めて成り立っていくものであり、一方の横暴的態度にもう片方が

おびえ、屈辱と累涙を飲まされなければならない理由等、どこにもないからだ。

電気、水道、薪炭、石油は、人が生活していればほぼ必ず消費するといってよいもので、今のような現代生活をおくる今日では

そのどれもが欠かすことは出来なくなっている。

 

このどれかひとつでも切られると、さまざまな問題が生じ、それは時として人の命さえも奪う結果を生むことになる。

生まれながらに洞穴の原始生活を営んできたのなら無くてもかまわないだろうが、これが普通の人間の現実だ。

 

バブルの好景気なら電気代の支払いがとどこることはまれだったろう。

しかしながら、今みたいに不景気と不安定の世の中では、いつ何時収入が断たれてもおかしくない。 そこから支払いが遅れるということは結構有る話だ。 

*この不景気にもここは安定した収益を上げていた、なんせ石油などの発電コストがあがれば、簡単に値上げして乗り切れるからだ。

家みたいに 面倒だな~ なんていう理由で遅れるわけではなく、本当に大変な思いをしても、支払いが遅れざるを得ない家庭というのはいくらでもある。

 

これが、「お支払い遅れております、一度支店に相談にいらしてください。 状況により猶予など考慮させていただきます。」と東電が対応するのならまだよい。

さらに、数回に及ぶ相談をするなど、電力会社も相手の家庭に配慮した対応を十分に行い、それでもなおかつ全く支払いの意思を見せない客の場合は停止。

そうでないばあいは、真夏真冬だけでも避けて停止するなどの、いわゆる人間的な対応を心がけてくれているなら、僕の態度もまったく違うものなるだろう。

なにしろ弱者いじめがとにかく大嫌いな僕である以上、それをやる相手にやり返すのは当然とおもっているのも僕だからだ。

 

 

今のような日本の経済状況になると、会社の倒産、リストラはじめ、思いもよらない事故、病気はじめ、人というのはいつ何時金銭的な窮地に立たされるか分らない、 誰しもが明日はわが身になりかねない。

例えば年金ぐらしのお年寄りがぎりぎりの生活で、運悪く病気になって治療費を払わねばならなくなったとする。

働いてそれなりの収入があれば、治療費などさしもの事ではないだろうか、数万円という金額でやりくりしなければならない場合は、とんでもなく深刻になる。

 

でも、脅迫状は容赦なくとどいて、電気を平然と停止する。

 

大雨、大風で家が思わぬ破損をしたとする、若ければ自分で何とかできるだろうし、人にも頼めるだろう。

しかし、体が言うこと利かないお年よりはどこかに頼んで金銭をはらって修理してもらわねばならない。

 

それでも、脅迫状は容赦なく届いて、当然のように電気を停止する。

 

ご主人が事故などでなくなり、母子家庭暮らしの母親が思ってもいない出費に見舞われることは当たり前のようにある。

正規の社員として働こうにも、子供が足かせとなってそれが叶わないなんて事は特別なことではなく、パート暮らしで有るなら

収入にも限度がある。 

そこに来て万が一病気になったら・・・

 

でも、当然 脅迫状は普通に届いて、当たり前の物として停電させる。

 

何の連絡も無く、いきなり会社が倒産、今のように不況では、容易に職にも就けず、高校生くらいの子供がいればすぐに家計は逼迫する。

 

脅迫状はきちんと届いて、 お願いしても関係なく送電停止する。

 

 

どうにもならない状況というのは、人が生きている以上はいくらでも存在する事だし、それがいつ自分へ降りかかってくるかも分らない。

そんなときに手元に少なくなったお金を何とか工面しようとすれば、必ずどこかにしわ寄せが来る。

電気や水道等はどうしても後になるのは当然だ。

 

そうした弱者に冷徹な脅迫状を送りつけ、むしり取るように電気代支払わせ、それが出来ねば容赦なく送電を停止する。

 

自分達(東電)は少しでも苦しくなれば値上げとお上にすがって助けをこうのにだ・・・・

 

そうしてむしり取ったお金で高額な給与をもらっている東電職員の面々からすれば、自分の支払いが遅れるなんて事を考えることも無かろうが、世の中には上にあげたどこではない、あらゆる生活難というのがあるわけだ。

問題が困難であるほど、二月遅れなんていうのは当たり前の用に生じる、長いように見えて、あっという間にそのくらいの時間というのはすぎてしまう。

 

そこに突然送られてくる 脅迫状

これがどれくらい弱者に行き場のない悔しさと怒りを引き起こすかなんて、これまた当然職員には想像も出来ないであろう。

 

東京電力は形の上では普通の会社だ、しかしながら、其の実態は幾十にも法律で保護され、完全に守られている、完全一社市場独占の半国営会社だ。

 

その上でインフラ整備から始まり、研究、原子力発電所の建設運営、送電配電、燃料の入手から、運輸にいたるまで、難しくて単独でこなせない部分は全て国の保護により成り立っている。

会社の設立以来、研究費はじめ膨大な税金を湯水のごとく注ぎ込んでもらい、今回のような震災事故起きればつぶれないように国が完全防護してくれる。

 

今、脅迫状を届けている老人の家庭は、かつてはこの単独利益独占企業の成長を支えてきた家庭だ。

病気になった母子家庭の母親はそれまでお客さんだったはずだ。

 

悲しいことに、こうした会社と決別し、代わりになる別の手立てというのは存在しないし、やりようが無い。

それしかない、選択枝と競争原理が完全に排除された巨大企業である以上、消費者は否が応でも従わねばならず、他社を選択するという方法すらもない。

 

僕自身原発推進派であり、原発再稼動は当然の事と思っており、東電擁護の考え方が基本である僕でさえも、こうした脅迫手法は一切受け入れることは出来ない。

 

残念なことに、東電そのものも、それが脅迫であることは良く分っていたようで、故にそれがさらなる怒りを僕に引き起こすわけだが、

というのは、原発事故後に態度ががらりと変わり、それまで当然の物として贈りつけていた脅迫状が、現在送られてこないそうだ。

それがどれだけ無礼で慇懃、弱者いじめ なものだというのを自分達で良く解っていた、だからこそ原発問題で批判されると、突然態度を豹変させて脅迫状からお願いへ変更した。

それまでの態度が正しかったのなら、なんら変更などする必要ないわけで、脅迫であることが十分に分っていたから即時 引っ込めたわけで、実に簡単かつ単純だ。

 

国民の声が原発事故を引き金にして増幅し、「潰してしまえ!」という声が高まるのが怖いからだが、これがどれだけ自分達が横暴を働いてきたかということを、自分で認めるような行動として出てしまっているのが非常に滑稽で愚かだ。

 

原発事故前までは、平然と脅迫状を送りつけてきた東京電力。

かれらがそうした態度をとれた理由は簡単だ、自分たちが天下、電気代払っている国民など、虫と同じ、文句あるなら電気使うなであり、虫けらが俺たちに物言うなんて言語道断!

虫けらゆえにどんな窮地に立たされていようが、理由など聞かずに電気を停止するの当然。 それが此処の企業態度そのものである。

 

故に37度の39度の蒸し風呂となった部屋で、熱中症になった老人が死のうが、それは虫けらの死でしかなく、東電には関係ないわけだ。

 

今回の原発事故の後に起きた東電批判、そのすごさは、単に放射能問題だけなのでであろうか?

そこには高慢ちきになってやりたい放題だった姿勢に対する、国民の報復という意味も込められているのではないだろうか?

そう思えてならない。

強者は弱者を守らねばならない。 それが僕の考え方である。 ましてや莫大な利益を上げてる会社なら尚もそうだ。

 

もし東電がお人好しで、明日にも倒産しそうで、それが公的見地から致し方なく強制措置をとっての所業であるなら誰も文句わないし、厳しい眼を向けることも、批判する者もいないないだろう。

しかしながら、トヨタという大企業が汗してなしえる利益を法律で守られることにより意図も簡単にあげてしまうこの東京電力という大会社が、その裏で生活弱者に送りつけている脅迫状

いくら政府がやさしい社会だ、住みやすい世の中だと叫んだところで、社会を構成する基礎部分で強者による生活弱者への間接暴行行為が平然と起きている以上、それを無視して花畑語ったところでヘドがでるというものだ。

 

まあ、そんなことがあるわけだから、当然、それに見合ったことをしてもらわねばならないというのがぼくの考え方だ。

電気代支払えないならとめるぞと、弱い物を脅すように、こちらも同じ態度をとるだけで、とてもバランスが取れたことではないだろうか?

送電故障したら、客に頭ごなしに怒鳴られ、昼夜問わず、雨が降るろうが雪が降ろうが現場に即来させられ、罵倒されたうえで5分で修理しとろと無理難題いわれ。

何度も頭を下げて謝罪客に謝罪する。

 

老人なら電気止められて熱中症で死ぬ事は有っても、東電社員が客にドゲサしても、けして死ぬことはない。 とてつもなく楽だ。

しかも相手は故障を連絡してくれ、修理完了までの時間を電気なしで耐えてくれるわけで、そのお客様に感謝こそすれど、けして 

「このやろう」等と思ってはいけない。

何しろ消費者は東京電力みたいに脅迫状を送りつけることはできないからだ。

 

「たかが、故障くらいで、それで怒鳴るなんでなんて小さなことをしているのだ?」 そういわれれば確かにYES 僕のやることはみみっちい。

それを否定しないし、自分は其の程度の力しかない。

しかしながら、巨大な権力も無く、資金も無く、有名でもなく、人々を先導できる力も無く、そんなごく普通の市民(人間)でしかなければ、其の範囲で出来ることをやるのが一番正しい。

そして、こうしたネットという媒体を通して考え方を伝え、同意してくれる人がたくさん現れ、あちらこちらの現場で社員達が厳しい批判と眼にさらされることが、生活弱者いじめを平然と行う高慢な姿勢を変えさせていく力になる。

 

きれいごとや精神論をあまり好まない僕は格好をつけることはしない、ときおり「正々堂々と相手に訴えてみたらどうだ!」というやつがいる。

しかしながら、こういったことを口にする人間がそれまで、その言葉に沿った行動を決して取らないことをこれまでの経験から知っている。

きれいごとで他人をそそのかし、起きたボヤを楽しむ人間にきれい事を言う傾向が有るからだ。

 

現実のものとして、法律で完全保護された巨大企業相手に正面攻撃挑むようなまねは、一見格好いいが、軍艦に相手にビニールボートで立ち向かっていくようなものだ。

お客様相談センターなどに電話しても全く向こうは全く関係ない、そうしたことは当たり前の処理以下の処分対象の一つでしか無く、けしてデータとはならないからだ。

弱者からの声がきちんと報告されているなら、脅迫状ではないものを送付してくるからだ。

 

結局、こうした人間達は現場でどなりつけ、その企業態度の問題点を問うのが一番効果的方法なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


今年の梅雨 と パラグライダー

2011年07月07日 | Weblog

 

海だけじゃ飽き足りないらしい我が娘。

今日から二日間、泊まりでパラグライダーを乗りにいっている。

波に乗ったり空飛んだりと忙しい。

青春だな~ 

 

 

と話は変わって、今年は梅雨明けが遅い?かもしれない。 

理由は簡単だ、気流の流れが冷夏多雨になるときの条件に極めて近いからだ。

 

気象庁の長期予報等、全く信頼していない僕は、この季節になるとひたすら西から来る気流の流れを見ている。

数年前に、8月初め頃まで梅雨になった最悪の夏があったが、このときは完全に気流がおかしかった。

 

というのは、インドから上がってきた暖かい気流が中国上空で異常に北回りへ蛇行。

当然北を通過するために気流は冷やされ、しかも水分たっぷり含んだまま(徐々に冷える為に雨となって落ちない)能登半島を目指すようにやってきて、あたかも日本列島を割るかのように楔(くさび状 北西からほぼ45度の角度)に打ち付けていた。

当然南の太平洋高気圧は前線を上に押し上げようと働いていたわけだが、その押し上げる力と冷たい気流の楔が日本上空でぶつかっていたわけだ。

8月になってやっと気流が弱くなり梅雨明けして数日太陽が現れた日本も、再び気流が強くなり、又雨模様に変化したまま秋へ

なだれ込んでいったという最悪の夏だった。 (

 

 

それと似たような?事が今年は展開されているのだ。 

ただ、雨がさほど降らずにいるのは、この気流が前回の冷夏多雨の時ほど、北回り蛇行をしていないため(冷やされ無い)に、

ずるずると雨が降らないのが救い。

流れが真横(西)からわずかだけ北へ蛇行し、そのまま西北西方向から日本へ打ち付ける状態になっている故にまだ増しなのだけれど、その気流がモンゴル上空に高気圧と低気圧を次々と作り出してはそのまま日本へ引っ張って来てしまっている問題がある。

気流は冷たいそれと接触しながら日本へ到達しているのだから、移動途中で大量の雲が発生するのは当然。 

ただしそれは南洋性の特徴を持っている為にシトシトではなく、丁度太平洋高気圧と接触する九州上空で引っ張ってきた冷たい高気圧と三つ巴になってドカンと雨を降らしている。

そんでもってこの気流に横っ腹を付かれている太平洋高気圧はというと、すでに十分な威力があるのだが気流によって” 」 ”字型変形させられ、そこへ九州で大量に雨降らした北の高気圧と低気圧が順次流れてくるという異常気象? ゆえに全く天気が読めない。

ただ、梅雨前線が関東上空で上下移動しても、さほど気温の変化がなく、雨の量もたいしたことないうえに、日中は晴れることが多いのは、この気流そのものがインド様からの暖かい空気の流れだけで出来ているからだ。

これが例年の北の高気圧と太平洋高気圧のせめぎ合いによる前線なら、数日ごとに蒸し暑くなったり震えるほど寒くなったりを繰り返す。

 

問題はその気流の角度だが、もう少し角度が寝て、ほぼ真横から来るようになることで、太平洋高気圧に沿って流れる形に変化すればあっさり梅雨明け。

しかし、5月からずっと見ている限りでは気流の角度は変わらないことから、このままズルズルと秋までもつれ込みそうだ。

 

 

 


高血圧?

2011年07月06日 | Weblog

この間行われた健康診断。

多少酒の飲み過ぎで、毎度高めに出るガンマーGTP(といってもわずか)以外は、毎年何の問題も出なかった僕。

「健康体そのもの!」 と、毎年太鼓判を押され続けてきたのですが、今回初めて引っかかった。 

 

何で指摘されたのかというなら、高血圧。 

 

「なに~高血圧!?」 と正直自分でも驚き。 

 

数値は上が160、下が100で、暫く時間をおいてもう二回計測するも、155、150と上は落ちても下は100のまま。

 

「なんで~?」 

 

その後医師にいろいろと聞かれるが、急に体重増えた覚えもなく、強いて言うならカップラーメンとカップ焼きそばが好きなので時々食べる

事がある程度。

それ以外に原因たる物は見あたらない。 

 

もともと、僕は低血圧の傾向があり、さらに脈拍が普通より低い。 

それが一気に160の100に上昇じゃ~ ショック大 というかショック激 (笑)  

第一、一気に血圧上がると出るはずの頭痛やのぼせ、ふらつきなど、全く覚えがない。

 

とはいえ、そのままにしておくわけにも行かず、何らかの対策をしないと10年後には脳の血管ぶち切れてあの世行きなんてことになるのは、まだ年齢からすると早すぎる。

そんでもって、一体自分の血圧はどう変化をしているのだろうと思い、手首に付ける血圧計を購入した。

簡易型タイプなので、精度は落ちるが、簡単に持ち運べ、職場でもはかれるので、一日の血圧変化が分かる。

 

家に届いたその日に早速数回測定して見るも、結果は 「あれ?」という感じ。 

上が125 下が79 そのほかも同じような数値。 

2000円の安物故、「誤差でまくりか~!」と 家内呼んで数回測って見るも、普通の数値が出てくる。

家内いわく自分の普通血圧だそうで、ついでに娘呼んで測るも、当然問題ない。

 

ふむむむ・・・ 

その後携帯型血圧計についてネットで調べると、携帯型血圧計は精密測定が出来ず(当たり前だ)、また、表示される数値は実際の値より10程度高い値が表示される様になっているらしい。

ということは表示数値より実際は低い?

まあ、もともと低血圧の僕ですから、低い分には問題ないわけだけど・・・、 

その後3日間、だいたい1時間おきくらいに測定をしても、一度も160なんていう数値は出なかった。

 

ちなみに夜中に眼ざめ、寝ぼけたまま測定もしてみたが、その値は100、64 脈が49  食事後125の79脈が60 活動時は135の85脈65 昼間の一番落ち着いているときが115の69 脈拍は58

この数値は、何度も測定して結果得られた、だいたいの数値だ。 

 

というか、この値は20年以上前とほとんど変わっていない、強いて言えば年齢の上昇とともに活動時の血圧が上下ともに10程度

高くなっていることだけは間違いない。

 

 

なんで異常に高い血圧が健康診断で出たのかという謎は、全く不明。 

 

可能性があるとすれば、診断日の前夜、夜熱くて寝られず、でもエアコン付けると寒くて、一晩中リモコンのON OFFを繰り返して完全寝不足になっていたこと、それくらいしかない。 

 

とりあえず、血圧に異常がないことがわかり、一安心  だけれど、

健康診断でどうやったら160が出るのか分からない、160は無いだろ~ 160は 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


南の風10m 

2011年07月03日 | ヨットや 釣り等

まだ梅雨も明けず、風もどんなんだべ? なんて思いつつ週末恒例の海。

新しい(中古ゴミ船)船の性能も本格的に試したい、しかしながら風がほとんど無い。

とりあえず出すことにしたかれど、丁度いらしたベテランのKさんに声をかけ、家内と3人でのんびり浜沿いを西へ航行。

5キロほど離れた先まで足を伸ばし、帰りは多少入り始めた南風と一緒に戻ります。

けど・・・・・物足りね~ (笑)

 

昼を挟んで午後にもう一度ますが、家内は娘のレース訓練見学とかでコーチ艇にのり、僕は再びKさん、そしてお世話になっているクラブハウスマスターと乗艇。

風速4m前後の風しか吹かないためにウインドサーファー達も退屈そう。

途中で一度浜にとって返し、マスターが降りたのですが、そのあたりから突然風が強くなった。

 

この風逃す手はないでしょ!とばかりに半分嫌がる? Kさんと二人で出るも、あっという間に風速10mまで上昇。

当然フルハイクアウトで海面をぶっ飛ぶわけで、後波跡フルに盛り上げ状態のプレーニング。

惜しかったのはトラピーズ装置があるのに、ハーネスを持っていなかったこと。

それでも十分楽しめる風、 およそ30分間だけのサーマルブロー。

 

これが無ければ最悪、あれば天国、わずかな時間だけど十分に堪能しました。

 

一方、コーチ艇に乗っていた家内の話、有る子の訓練があまりにも高度なことをしているのに驚くとともに、それに耐える能力と忍耐、レベル高さに涙したそうです。

僕は見ていませんから分かりませんが、世界で戦うという事は上限というのが全く無いものらしく、ここまで出来たら終わりという限度も当然にない。

最後に娘の訓練相手としてつきあっていただいたベテランレースセイラーの方には本当に感謝です。

 

 

 

 


ぬ、主様~!? ハハー!

2011年07月02日 | Weblog

さて、エアコンの取り付けは完了、後は屋内配線の工事をせねばなりません。

今回エアコンを取り付けた場所には、それ用の電源コンセントが有りませんから、新たにそれを設置せねばならない。

 

かといって室内を延々とコード引き回すことだけは勘弁ならない僕、当然壁の中をしっかりと通します。

「どうしようか?」 としばし考えたところ、配線は床下からの取り回し、コンセントボックスは既設の換気扇のスイッチを流用(余りよい方法ではりませんが)することにしました。

 

後は電源をどこから分岐するかということだけれど・・・

家の中の配線を調べたところ、ほぼ単独系統で配電されており、なおかつ使用されていない?のが一つある事が解った。

運の良いことにそれが床下から取り回されており、そうとなりゃ、そこから分岐してエアコンまで持って行かない手はない。

 

さて、そう決めたのはいいけれど、当然、床下這い回り&工事という運動?をせねばならない。

ひたすら ホフク全身有るのみ ということで、オマケとして蜘蛛の巣が頭に付きまくるうえに、クモやカマドウマと仲良くなれ、、時にはムカデ君とのご対面もある。 

 

はは 

 

おりしも、年一度の床下定期点検をする時期でもあるので、それも併せてやることにした。

今日は家内が午前中にいたために手伝わせることにして、キッチンの床下収納庫を開いて 「オリャオリャ!」とネズミ宜しく床下を這いまわるが、なぜか恒例のクモ君とカマドウマ君が今年はいない。 

というか消えてしまった?   んん?

まだ消毒をしていないので、いなくなるはずは有りませんから、 「あれ?」、「 おかし~な~?」 と思いながら進みます。

そのうち、基礎の曲がり角に来たので、右へ方向転換しようとしてライトを照らしたところで凍り付いた僕。

 

「どよよ~ん!」   

と、でっかい蛙。    「びっくりしたな~! もう!」

 

相手も驚いたらしく(多分)、丸い目を更に丸くしていた。

そのまま5秒ほど見つめ合った後、大人しく後進ホフクで後ずさりしていく僕&再びカメラを取って戻り、速攻写真撮影。

 

撮影のあいだ、何度もフラッシュしたりしていたのにまったく動じない彼 

 

そういえば縁の下にいる蛙は、 その家の守り神だという話を聞いたことある。

床下の虫たちが全くいなくなったのは彼のおかげだと思うが、うっかりそれを知らずに消毒しなくて良かったと思う。

 

だけど、一体どこから来たのだろうか?

昨年はいなかったし、こんなでかいのが入る隙間など、ドコにも有るはずがない、国語の教科書よろしくオオサンショウウオ状態になったか?

確かに彼の腹はメタボリック  

と、そんなことを見つめながら考えるのだけれど、こんな事していると工事が何時までも先へ進まないので再び開始。

しかし困るのは、工事予定場所までの移動途中に彼が鎮座しているということ。 いうなれば通せんぼ状態。

しかたがないので、少し遠回りになるが別の方向から行く事に変更。

 

工具と照明をいれたカゴを押しながら予定地点へ到達、室内のコンセントカバーを開け、家内に手伝ってもらいながらVVFケーブルを下に向って差し込んでもらう。

単に床下まで貫通させるだけの事なのだが思っていたより難関工事で、うまく通らない。

オマケに声がよく届かないので家内との意思疎通が出来ない(笑)

あーだこうだと 大騒ぎしたのち、やっと貫通。

後は先ほどの余剰電源ラインに配線を繫ぎ込み、 コンセントを仮付けした状態にて試運転。

そのまましばらく動かすも加熱やブレーカートリップ、過負荷という問題も見あたらないので、これで行く事に決定、配線を固定してカバーを取り付け。

全工事終了しました。

 

ところで この蛙様 、工事やっているところから70cmくらい離れたところでじっとこっちを見つめていた。

しばらくして、もう一度見たら、半分まぶた閉じて居眠りしていた、   大声出したり、ドリルでガーガーやっていたのにだ。

実に余裕のある 守り神? 同時に、なんとも憎めないやつでもある。

 

 

 

 

 


ほたる

2011年07月01日 | Weblog

今は梅雨が明けるかどうか? という境目。

蛍が一番飛ぶ季節です。

 

たまにはいってみるか・・・

というわけで、家族全員、車に乗って約15分のドライブ。

 

何度見ても儚い美しさは幻想的です。

 

ときおりフワリとこちらに来るのがいるので、息子の嫁さん、娘のそれぞれに

一匹ずつ捕獲。

 

両手でお椀型にした手のひらに載せてあげるとちょこまかと動き回り、

やがて羽根をひろげて空へ飛んでいってしまい、それを目で追う二人。

 

その光景を少し離れたところで見ていましたが、映画のワンシーン見たいだな~何ておもったりもする。

 

はは・・・ 

 

 

 

もうすぐ梅雨明けです。

 

 


REVTECH モーターサイクルオイル を 日本車(ZZR1100)に入れてみた その2

2011年07月01日 | バイク

REVTECHのオイルをZZRにぶち込んだ後、初めての給油。

なんだかんだと車通勤が多かったので、今朝の給油がある程度待ち遠しかった。

 

走行距離202km、そろそろ給油ランプが点灯してもおかしくないのですが、待ちきれず、とりあえずは燃料をいれて満タンに。

給油量は12.7L

 

燃費はというと、

202km÷12.7で 1Lあたり15.9km

 

「え?・・・・・・・・・・・」

「嘘でしょ・・・・・・・」

 

約16km走っているわけだが、普段の燃費が15kmですから、 というと、1kmも伸びている。

 

夏場はほとんどチョークも引かずに走れますから、全体的に燃費は良いのですが、これは良すぎ?

 

オイルの粘度が堅くなると多少なりとも燃費が落ちると考えていたのですが、効果は逆でした。

 

走行時のエンジン状態は極めて安定、10W-40では何となく負担がかかっていたように感じたエンジンも

元気そのもので、非常に調子がよい。

 

1Lが500円という格安オイル故にいかがな物かと思っていたけれど、現段階ではまったく問題なし。

 

このあとも継続してテストするので、報告を楽しみに!


パジェロミニ H56A DOHCターボ タイミングベルト 交換 最終

2011年07月01日 | 

タイミングベルト取り付けと、テンション張りが調整出来たら、いよいよ作業終盤へ移ります。

 

ここで念のためにもう一度クランクを回し、カムプーリとクランクベルトプーリーの位置があっているかを確認することをお勧めします。

 

問題なければ、クランク固定(ギア5速)を行い、半分締め付けられている状態のクランクベルトプリーのボルトを外します。

クランクが回りませんから、簡単に弛むはずです。

 

次にタイミングベルト下側カバーの仮固定ボルトを外し、カバーを取り去ります。

 

取ったり付けたり面倒ですが、これが作業ですから仕方ない・・・・

 

テンショナー固定。

タイミングベルトに張りを与えるテンショナーは、調整が終われば固定してしまいます。

2本あるボルトをしっかりと締め付けてください。

忘れたらエンジンが終わると思ってもらって結構です。

絶対に忘れないでくださいね。

 

 

オイルポンププーリーのボルト締め

オイルポンプのプーリーはボルトを締める際にくるくる回ってしまいますので、手で押さえていられる範囲で仮固定にしてあったはずです。

ここでこのボルトを本締めするのですが、タイミングベルトが張られてテンショナーが固定されると、オイルポンププーリはベルトで固定されて容易に動かなくなります。

やっとここでボルトを締め付けることが出来るというわけです。

実際に締めているとベルトがギシギシして何となく心配になりますが(フルパワー架けても絶対切れませんから)、大丈夫です。

不安な方はクランクプーリーにソケット噛ましてやってもOK

実はこれ、テンションの張りの最終確認するのにも一役買っていて、ボルト締めているときにプーリーが回ってしまうような事が有れば

タイミングベルトの張りがあまいかテンショナーボルトの締め忘れですから、これまでの作業に何かしらの落ち度があったことになります。

きちんとタイミングベルトが張れていれば、オイルポンププーリボルトはきちんと締め付けられます。

注意 バカみたいな力で締める必要はありません。

 

 

次にタイミングベルトカバーの下と上を取り付けます。

ガスケットがぼろぼろになっていたら新品に交換が必要です。

たいていはぼろぼろです

 

そしてクランクベルトプーリーを取り付け、ボルトを締めます。

クランクプーリー と クランクベルトプーリー が有り,ややこしいですね(笑)

クランク固定されているので十分締まるのですが、本当はトルクレンチで適正に締めるのがベストです。

トルクレンチを持ってない僕はとりあえず締められるだけ締めて終わり。

 

フアン取り付け。

フアンはくるくる回って、4本あるボルトの締め付けが出来ません。

そこで、指でボルトを仮締めしておき、後ほど本締めします。

 

ベルトをオルターネータに取り付け、張りを調整します。

専用工具もありませんから、オーソドックスな方法にて張り調整。

バッテリーが邪魔なので取り去り、長い棒などをエンジン本体とオルターネータの間に差し込み(黄色線)、

赤矢印の様に下へ力をかけます。

するとオルターネータは緑矢印の方へ動いてベルトに張りが出てきます。

適度な張りになったところで、青矢印のボルト二つを締めて完了です。

パジェロミニの場合、Vベルトではなくリブベルトを使用しているのにエンジンをかけた直後に「ギャー!」という

有名なスリップ音が生じます。

ライトを付けたときに出るようなら相当弛んでいます。

 

僕の場合、適正数値はなく、このギャー!が出ない程度より多少強めに調整しています。

当然、段々弛んでくると音が出ますので、そのたびに調整しています。

 

次が補記類ベルト

アイドラー&テンションプーリーを取り付け

ベルトを架けると、下の写真のように張りを調整します。

この調整があまいと、運転時に以下の操作すると ギャー! が出ます。

1、エアコンを入れる。

2、ハンドル操作をする。

よって、これも適正な張りというのはなく、このギャーが出ない様に調整しています。

 

調整終わったら、テンショナーのボルトを締めておいてください。  

 

フアン固定ボルトの締め付け。

ベルトが2本張られたら、初めてフアンの固定ボルトを締めます。

バカみたいに締める必要等ありませんから、締めるトルクでスリップするくらいで十分です。

不安な人は二つのベルトをぎっちり張れば(後で再調整必要)割と強くしめられます。

ボルトは4本有り、下側の2本はクランク固定をフリーにしてクランクをまわしてやるか、下から締めることになります。

 

フアンガードをいれ、

ラジエータを入れ、

 

それぞれ固定をしたら、上と下にあるホースを戻し、スパークプラグを戻し、インタークーラーを戻す。

 

最後はラジエータキャップよりクーラントと水をいれ、アイドリングのままで最低でも15分間はエア抜きをしてください。

ラジエータホースの上を手のひらで握って、熱くてさわれないくらいなら水のレベルは大丈夫だと思いますが。

出来れば5分ほど走ってエンジンをさまし、もう一度点検。

翌日もう一度水のレベルを点検することをお勧めします。

 

 

以上で、全作業終了。

部品代約1万5千円。

本来なら支払うべき工賃3万5千円は浮きました。

☆送料無料☆(一部地域は除く)タイミングベルトセット+ウォーターポンプ+オイルエレメント付 パジェロミニ H53A/DOHC車/ターボ車 

 

 


パジェロミニ H56A DOHCターボ タイミングベルト 交換 その3

2011年07月01日 | 

ここから先の写真ですが、前半の部品を外すときの物を使い回しているのが結構あります。

というのは撮影中にデジカメのバッテリーが・・・・ 

すいません。

 

 

 

ウォーターポンプ取り付け。

新しいウオーターポンプを取り付けます。

この車の場合は紙製ガスケットなので、シール材を薄く両面に塗布し、ガスケットをポンプ側でもエンジンブロック側のどちらでも良いですが貼り付けるようにすると、作業がやりやすいです。

そしてボルトを5本入れて締め付けます。

この際に注意するのは、このそれぞれのボルトを締め付けるときに対角線上にソケットやレンチを移動しながら締めていくという点。

一方向へ回るようにして順次締めていくとと、最後に必ず歪みが起き、それが水漏れの原因になったりします。

を書くときのように、対角線上を少しずつ締めていくのがセオリーです。

 

オイルポンププーリーの取り付け、

これは固定する方法が無いので、センターにあるボルトを締めていると、プーリーがくるくると回ってしまう。

ですから、片手でプーリーを押さえ、もう一方の手で締めるようにします。

ただしこれも手の力に限界あるので、とりあえず締められるだけにしておきます。

あとで本締めをしますので、ここではこれで結構。

 

アイドラープーリー

アイドラープーリーは特に難しくもなく、普通に取り付けボルトを締めることが出来ます。

 

クランクプーリー取り付け。

ただ手で差し込むだけ。

 

 

その次が、テンショナープーリー

これが重要ですので少し詳しく説明します。 

2本のボルトでとりあえず取り付けますが、テンションスプリングはまだかけず、ローラーを赤矢印の方向へ手で押して仮留め程度にしておきます。

この段階でテンションスプリングをかけると、うまくタイミングベルトの取り付けが出来ませんので注意。

二本あるボルトは軽く締め、ローラーが簡単に動かない程度であればOKです。

 

 

タイミングベルト取り付け

タイミングベルトを取り付ける上で重要なのは、ベルトが収まった状態でカムプーリの合わせマークがきちんと合っていること、クランクベルトプリーノ上死点マークと切欠マークが合っていることが重要です。

クランク固定したまま各部品を取り外しているので、位置はずれていないはずです.

もう一度写真をあげておきます。

 

タイミングベルトのかけ方ですが、

クランクプーリがタイラップで固定されておりますので、位置がずれることはまず有りません。

また、上記のようにクランク固定しているので、クランクプーリも動くことはありませんので、安心して作業してください。

 

このふたつが動くとまったく作業できない(笑)

 

タイミングベルトのかけ方ですが、僕の場合まず一番上のカムプーリーの左からかけ始め、右のカムプーリーへ、そしてアイドラープーリー(赤矢印)、

オイルポンププーリー(白矢印)を経て、クランクプーリ(水色矢印)、最後にアイドラープーリーの順でかけるようにしています。

それぞれのプーリーにベルトを架ける際に、ベルトを引っ張るような感じで作業するわけで、タイミングベルトは右回転ですから、セオリーとしてはこうした張り方がよい訳です。

最後にテンショナー(緑矢印)プーリにかけますが、めいっぱい弛めてありますので、さほど取り付けは難しくは無いかと思います。

 

全部のプーリーにベルトが架かったら、

テンショナープーリーのテンションスプリングを取り付けます。

まず軽く留めておいたテンショナーのボルト2本を弛めて、ローラーを黄色矢印方向へ動かし、再びボルト2本を軽くしめます。

 

テンションスプリング取り付け

スプリングをみれば解るのですが、足の長い方を赤矢印のところにかけます、これは多少堅いのでペンチなどを使って行って下さい。

ただ、このときに気をつけねばならないのは奥側に入る、足の短い方。

スプリングの足の短い方は、下の写真の突起部分(黄色矢印)に引っかかるようにして取り付けるので間違えないようにして下さい。

ここに架かっていないと、後で行うタイミングベルトのテンション調整が上手くいかないどころか、後にエンジンをパーにしますので注意。

 

テンションスプリングが架かったら、テンショナーのボルトを弛め、ローラーが自由に移動できるようにします。

 

そして次の作業が重要。

まず、タイミングベルトカバーの下を仮に取り付け(ボルトは最低2本)、クランクベルトプーリーを取り付け、ボルトは手で締める程度にして下さい。

カムプーリを固定していたタイラップを切断して取り除き、フリーにします。

 

 

そしてクランク固定を解除、これは5速に入れていたギアをニュートラルにするだけ。

 

 

テンション張り調整。

ソケットを使って、クランクベルトプリーのボルトにかけ、右回りでプーリーを約二回転させます。

絶対にカムプーリーで回さないでください、まちがいなく歯飛びします、これやるとなおすのが大変、えらく面倒になる。

 

クランクを回していると、当然にクランクボルトが締まってしまいますが、これは後できちんと処理するので大丈夫。

回している間、テンショナーが左右に動きますが、驚かないでください、自動的にタイミングベルトを適正な張りに調整している

為に動いているわけですから。

 

クランクが2回転したら、カムプーリーのタイミングマークを合わせます。

そしてクランクベルトプーリーのタイミングマーク、

全て合っていれば、成功です。

 

運悪くタイミングマークがずれていたら、修正をします。

ズレがわかりやすいのが、カムプーリーのタイミングマークを合わせておいた状態でクランクベルトプーリーを見る方法ですが、

これによりどの程度ずれているか分かります。

 

まずクランクを少しだけ右か左へ回してカムプーリーのタイミングマークをピッタリと合わせます。

そしてクランクベルトプーリを見るのですが、ぴたりと合っていれば下の写真の位置。

タイミングベルトの山一つが5mmありますので、ずれると5mm間隔でずれていくことになります。

 

ずれていなければ、この先の作業へ、ずれていたら、必ず位置をなおさねばなりません。

注 クランクプーリにも合わせマークがあるのですが、見えにくい作業は単に間違えの元となるために、僕はこうしています。 

 

 

 

ズレ修正は次のように行います。

現段階でカムプーリのタイミングマークは合っていますので、タイラップ2本を使いプーリーをがっちり固定します。

もう一度最初からタイミングベルトを入れなおしてもかまいませんが、僕の場合次のように修正しています。

 

まずクランクベルトプーリの切欠きが上死点マークに対してどちらにずれているかと、ズレの量を覚えておいてください。

5mmなら一山、10mm程度なら二山です。

 

クランクベルトプーリをまず取り外しますが、先ほどクランクを回した際にボルトが締めつけられてしまってますから、これを弛めるために

クランク固定をします(5速に入れる)。

クランク固定したら、ボルトは簡単に弛むのでクランクベルトプーリーを取り除き、タイミングベルト下側カバーのボルト2本を外しカバーを取り去ります。

テンショナースプリングをペンチで挟んで取り外し、テンショナーを赤矢印の方へ動かしてテンショナーボルト2本で仮固定。

面倒ですが、再びクランク固定を解除してフリーに(ギアをニュートラル)。

タイミングベルトカバーの下を付けない状態でクランクベルトプーリーを手で差し込みます(ボルトは要りません)。

調整ですが別段難しい物ではなく、テンショナー側のタイミングベルトを片手で下に強く引っ張るようにすると、クランクプーリー周辺のベルトが弛み、張り加減が緩くなりますので、クランクベルトプーリをもう片方の手でずれている方向と反対方向へ回します。

コリッ!という感覚でクランクプーリだけが回り(ベルトはカムプーリーで固定されているので動かない)、位置がずれますので、一山なら一回、二山ならコリッ、コリッ、という感じで調整。

これで修正は終了。

 

クランクベルトプーリーを取り外し、仮止めのテンショナーボルトを弛め、テンションスプリングをかけます。

カムプーリーのタイラップを切る。

タイミングベルト下側カバーを仮固定し、クランクベルトプーリーを取り付け。

後はテンション張り調整のところに戻って、再び位置があっているか確認し、ずれていたら今の要領で再度修正します。

 

 

以上でテンション調整は終了です。

最終(その4)へ続く

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エアコン工事

2011年07月01日 | 増築&リフォーム、DIY、手作り等 古い日記

木曜日と金曜日にわけて行ったエアコン取り付け工事。 

本体取り付け工事&試運転は無事完了しました。

室内機取り付けは例のヤフオクオークションで落札した格安ホルソーにて65mmを部屋の中から、そして外からのと二回に分けての穴開け。

高級品のロングホルソーで開けりゃ一発で済むなところですが、安物しか買えないところが悲しい(笑)

 

それでもこの安物ホルソー 、結構あっさりとモルタルを貫通させましたのでさほどバカになりませんね~。

 

室外機は計画通りに2階ベランダにある既存の室外機の上へ載せ、室内機配管と接続。

 

工事そのものは簡単なのでたいしたことは無いのですが、初日は雷雨、翌日は蚊軍団との戦い。

特に配管へテープを巻いて壁に取り付けていく際に、容赦なく攻撃してくるのが嫌になる。

 

うんざりしながらも完了、そして真空引き後にガスを回せばOK。

試運転結果はすこぶる良好(というか新品なので快調なのがあたりまえ)。

 

そういえば力の落ちていた既存のエアコンも同時に動かしてみましたが、完全にパワー負けしています。

それだけガタ来ていると言うことになるのですが・・・

 

後は電源のコンセントがありませんので、それをきちんと増設工事しなければなりません。