さて、エアコンの取り付けは完了、後は屋内配線の工事をせねばなりません。
今回エアコンを取り付けた場所には、それ用の電源コンセントが有りませんから、新たにそれを設置せねばならない。
かといって室内を延々とコード引き回すことだけは勘弁ならない僕、当然壁の中をしっかりと通します。
「どうしようか?」 としばし考えたところ、配線は床下からの取り回し、コンセントボックスは既設の換気扇のスイッチを流用(余りよい方法ではりませんが)することにしました。
後は電源をどこから分岐するかということだけれど・・・
家の中の配線を調べたところ、ほぼ単独系統で配電されており、なおかつ使用されていない?のが一つある事が解った。
運の良いことにそれが床下から取り回されており、そうとなりゃ、そこから分岐してエアコンまで持って行かない手はない。
さて、そう決めたのはいいけれど、当然、床下這い回り&工事という運動?をせねばならない。
ひたすら ホフク全身有るのみ ということで、オマケとして蜘蛛の巣が頭に付きまくるうえに、クモやカマドウマと仲良くなれ、、時にはムカデ君とのご対面もある。
はは
おりしも、年一度の床下定期点検をする時期でもあるので、それも併せてやることにした。
今日は家内が午前中にいたために手伝わせることにして、キッチンの床下収納庫を開いて 「オリャオリャ!」とネズミ宜しく床下を這いまわるが、なぜか恒例のクモ君とカマドウマ君が今年はいない。
というか消えてしまった? んん?
まだ消毒をしていないので、いなくなるはずは有りませんから、 「あれ?」、「 おかし~な~?」 と思いながら進みます。
そのうち、基礎の曲がり角に来たので、右へ方向転換しようとしてライトを照らしたところで凍り付いた僕。
「どよよ~ん!」
と、でっかい蛙。 「びっくりしたな~! もう!」
相手も驚いたらしく(多分)、丸い目を更に丸くしていた。
そのまま5秒ほど見つめ合った後、大人しく後進ホフクで後ずさりしていく僕&再びカメラを取って戻り、速攻写真撮影。
撮影のあいだ、何度もフラッシュしたりしていたのにまったく動じない彼 。
そういえば縁の下にいる蛙は、 その家の守り神だという話を聞いたことある。
床下の虫たちが全くいなくなったのは彼のおかげだと思うが、うっかりそれを知らずに消毒しなくて良かったと思う。
だけど、一体どこから来たのだろうか?
昨年はいなかったし、こんなでかいのが入る隙間など、ドコにも有るはずがない、国語の教科書よろしくオオサンショウウオ状態になったか?
確かに彼の腹はメタボリック
と、そんなことを見つめながら考えるのだけれど、こんな事していると工事が何時までも先へ進まないので再び開始。
しかし困るのは、工事予定場所までの移動途中に彼が鎮座しているということ。 いうなれば通せんぼ状態。
しかたがないので、少し遠回りになるが別の方向から行く事に変更。
工具と照明をいれたカゴを押しながら予定地点へ到達、室内のコンセントカバーを開け、家内に手伝ってもらいながらVVFケーブルを下に向って差し込んでもらう。
単に床下まで貫通させるだけの事なのだが思っていたより難関工事で、うまく通らない。
オマケに声がよく届かないので家内との意思疎通が出来ない(笑)
あーだこうだと 大騒ぎしたのち、やっと貫通。
後は先ほどの余剰電源ラインに配線を繫ぎ込み、 コンセントを仮付けした状態にて試運転。
そのまましばらく動かすも加熱やブレーカートリップ、過負荷という問題も見あたらないので、これで行く事に決定、配線を固定してカバーを取り付け。
全工事終了しました。
ところで この蛙様 、工事やっているところから70cmくらい離れたところでじっとこっちを見つめていた。
しばらくして、もう一度見たら、半分まぶた閉じて居眠りしていた、 大声出したり、ドリルでガーガーやっていたのにだ。
実に余裕のある 守り神? 同時に、なんとも憎めないやつでもある。