海だけじゃ飽き足りないらしい我が娘。
今日から二日間、泊まりでパラグライダーを乗りにいっている。
波に乗ったり空飛んだりと忙しい。
青春だな~
と話は変わって、今年は梅雨明けが遅い?かもしれない。
理由は簡単だ、気流の流れが冷夏多雨になるときの条件に極めて近いからだ。
気象庁の長期予報等、全く信頼していない僕は、この季節になるとひたすら西から来る気流の流れを見ている。
数年前に、8月初め頃まで梅雨になった最悪の夏があったが、このときは完全に気流がおかしかった。
というのは、インドから上がってきた暖かい気流が中国上空で異常に北回りへ蛇行。
当然北を通過するために気流は冷やされ、しかも水分たっぷり含んだまま(徐々に冷える為に雨となって落ちない)能登半島を目指すようにやってきて、あたかも日本列島を割るかのように楔(くさび状 北西からほぼ45度の角度)に打ち付けていた。
当然南の太平洋高気圧は前線を上に押し上げようと働いていたわけだが、その押し上げる力と冷たい気流の楔が日本上空でぶつかっていたわけだ。
8月になってやっと気流が弱くなり梅雨明けして数日太陽が現れた日本も、再び気流が強くなり、又雨模様に変化したまま秋へ
なだれ込んでいったという最悪の夏だった。 ()
それと似たような?事が今年は展開されているのだ。
ただ、雨がさほど降らずにいるのは、この気流が前回の冷夏多雨の時ほど、北回り蛇行をしていないため(冷やされ無い)に、
ずるずると雨が降らないのが救い。
流れが真横(西)からわずかだけ北へ蛇行し、そのまま西北西方向から日本へ打ち付ける状態になっている故にまだ増しなのだけれど、その気流がモンゴル上空に高気圧と低気圧を次々と作り出してはそのまま日本へ引っ張って来てしまっている問題がある。
気流は冷たいそれと接触しながら日本へ到達しているのだから、移動途中で大量の雲が発生するのは当然。
ただしそれは南洋性の特徴を持っている為にシトシトではなく、丁度太平洋高気圧と接触する九州上空で引っ張ってきた冷たい高気圧と三つ巴になってドカンと雨を降らしている。
そんでもってこの気流に横っ腹を付かれている太平洋高気圧はというと、すでに十分な威力があるのだが気流によって” 」 ”字型変形させられ、そこへ九州で大量に雨降らした北の高気圧と低気圧が順次流れてくるという異常気象? ゆえに全く天気が読めない。
ただ、梅雨前線が関東上空で上下移動しても、さほど気温の変化がなく、雨の量もたいしたことないうえに、日中は晴れることが多いのは、この気流そのものがインド様からの暖かい空気の流れだけで出来ているからだ。
これが例年の北の高気圧と太平洋高気圧のせめぎ合いによる前線なら、数日ごとに蒸し暑くなったり震えるほど寒くなったりを繰り返す。
問題はその気流の角度だが、もう少し角度が寝て、ほぼ真横から来るようになることで、太平洋高気圧に沿って流れる形に変化すればあっさり梅雨明け。
しかし、5月からずっと見ている限りでは気流の角度は変わらないことから、このままズルズルと秋までもつれ込みそうだ。