帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

スカパーHD

2015年04月11日 | 増築&リフォーム、DIY、手作り等 

菜種梅雨 という案配で、 すっと雨がやまない・・・・・ いい加減ウンザリする。

のは、仕方ないのですけど、 アンテナ工事をやりたいんです。 

 

これまで使っていた(写真下のアンテナ)にプラスして、新しく来たのが スカパーHDのアンテナ。

衛星 JCSAT3 とJCSAT4 の2ビームを捕らえる訳ですが、 まずは取り付ける基礎台を建物に取り付けねばならない。

一番簡単なのはベランダのフェンス取り付けですが、 家はベランダから前方に増築建物が有って、ベランダに取り付けるとその屋根の上をのケーブルが”たら~~”っと載っかっている状態になるのがどうにも僕は許せない。

 

結構いい加減な仕事を普段からするくせに、そうしたダラシナイ感じがはどうしても嫌なんです、 なので・・・・・・当然??? 建物の壁面取り付けにします! ハイ 

 

増築した建物は、基礎から全て自分の力で建てた訳ですが、故にアンテナのなんぞ何処に取り付ければいいかは、手に取るように解る。

そういえばこのセルフビルドの建物、 もう出来て3年以上が経過しているわけでして、 本当に月日が流れるのは速い物だと思う。

 

取り付けは、増築建物2階の 階段用明かり取り窓のすぐ上。 

この部分は大きな板が入っていて、構造的に取り付けるに適しているのと、位置的に屋根の端にごろりと横になった状態で、腕を伸ばしての取り付けできるので、

安全に工事が出来るんです。

 

天気予報では雷の恐れがと言っていたけど、「本当に雨が来そうだな~」 と思いつつ、 まだ少し湿っている感じのスレートに横たわながらゴソゴソ。

 

下を見るようにして壁面に穴を開けるとスタットを取り付け、それを基にして基礎台を取り付けると、 すぐにアンテナを付けると一応は、仰角46度 方向は南西。

近所の人たちは「又なんかあの人やっているぞ!?」という感じで庭から見ている?  人もいる(笑)

 

アンテナケーブルは だらりとしないように一度基礎台のところにタイラップで戻す感じに固定して、必ず壁面にピタリと沿わせると、真下のリビングに壁面貫通させたアナから室内に配線取りだし。

 

途中で買い物やら何やらに出かけていて、 帰ってきたら案の定、空が泣き出しそうな感じになってきたので、防水シリコンを塗布。

 

そのごやはりというが、夕方から雨降りとなったので、今日は終了~! 


春と雪と

2015年04月08日 | Weblog

桜と雪

 

珍しい景色が今日は広がって、 朝から降り出した雪は 恐らく3cm程にまでになった。

ただ、さすがにアスファルトには積もらず、 敷地フィールドの草や芝生の上に・・・・

 

それも夕方帰る頃にはほとんど溶け、 いくら寒気団が上空にあったとはいえども大地が包む暖かい陽光は真冬への回帰を完全には許さないようだ。

 

明日は晴れるみたいで、 気温は17度くらいになるとかなんとか?

今日から新学期が始まる娘は出だしからつまずいた訳だけど、 帰ってきて話を聞くと

大学生活はやはり楽しいらしい。 

 

早速友達も出来て、 あと2年間ある大学生活をぜひ楽しんでもらいたいと僕は思う。

 

高校までしか学歴が無い僕には、我が子の事ながら羨ましくも思ったりするわけだけど、

二度と戻ることの無い 若き日の時間は大切にしてもらいたいものだ。 

 

そうそう、明日の朝はやっぱり寒いのかな~? 

 

 


トランスミッター (心の通信) 超短編小説

2015年04月05日 | Weblog

トランスミッター(心の通信)        超短編小説 BY 翔

 

風が暖かい、五月の太陽はすでに春を置き去りにし、ハイウェイの彼方へ放射状の光を放っている。
フルカウルが切り裂く大気は整流のガードから漏れると、渦流となって春の終わりを膝小僧と肩に届けながら後方へ。

丘と丘を繋ぐコンクリートの軌道に乗り、二つのタイヤが届けてくる心地よい振動は、少しだけ高揚する気持ちを心に届けつつ、同時に無心にもしてくれる。

 

 

気がつけば潮の香りに包まれ始めている僕、 「もうそんなところまで来たのかと・・・・」

 

左ウインカーを点滅させて ICを降りる僕、 料金所を過ぎてすぐの交差点を右に曲がれば海が見えてくる。

 

「このブルーを見ると幸せな気持ちになるのは何故?」そんな問いかけは、この交差点にさしかかる度に感じること。

「いつも答えは出ないよな・・・」 なんて考え、思わずクスリと笑いが出る。

 

軽くアクセルを煽り、 すこしだけスピードを乗せると一気に海岸通りに出る。

さっきまでブルーだった色は、真向かいの太陽で、ただキラキラと光り輝くシルバーへと変化し、まぶしさだけが瞳に刺さる。

 

左へと続く緩やかなカーブにさしかかると300kgある車体を右へリーンさせ、軽くハンドルに添えた腕でアクセルをコントロールする。

すこしだけ躯をハングアウトさせると、さっきとは違う空気の渦流がヒザに絡みつくのが判る。

 

 

羅針盤の軸が廻る様に、車体の角度はぐるりと変わり、海の色はシルバーからブルーそして瑠璃色へと変化。

同時に、広い海一面に広がる沢山のセイルが目に飛び込んでくる。

 

遙か沖を走るクルーザーには、ホワイトのセール。

ブーム角度から、どの方向から風が来ているかが読みとれる。

ビーチサイドを走る僕の真横には カラフルなウインドサーフィンのセイル達が飛ぶように舞い、格闘技に近いこのスポーツにセイラー達が情熱を燃焼させている。

 

 

ふと・・・・、僕がセイルと戯れる事になったきっかけがフラッシュバックしてくる。

 

幾人もの人達の顔が浮かんでは消えていき、 やがては思い出の彼方から来る、美しい横顔が心を支配する。

 

そう、生きる目的も意味も見言い出せない僕に、勇気と明日をくれた彼女。

今はもう存在しない、記憶の中の彼女が好きだったのがウインドサーフィンだった。
ただし、それは真冬の海で命を落とした彼という悲しい記憶と供に。

 

 

そんな想い出を引きずる彼女と出会ったのは、 友達数人と見に行った美しい夜桜。

酔いの廻っていた彼女と桜の木の下でぶつかった事が物語りの始まりだった。

反動で倒れて膝小僧をすりむいた彼女を近くの椅子に座らせ、介抱という程度の事では無いけど、
ハンカチを傷口にあてた時から僕たちのストーリー。

 

デートを重ね、将来を語り、笑顔を欠かさず見せる彼女だけど、心の片隅にいつも消えない記憶に気付いていた僕は、あえてそれに挑んだ、

ところが現実は激しく苦しいし、難しい。    

 

「初心者向けです!」と渡された 小さなセイル、と大きなボードは簡単だった。

やがて自分のセットを買い込み、サイズをどんどん小さくしていくが、それよる極めて不安定なボードは情け容赦なく僕を海に落とし、大きなセイルは僕を吹き飛ばし海面に叩き付け、 

有る時はマストが凶暴な凶器となり殴りかかってくる。

 

何度やっても上達しない僕に、ひたすら悔し涙しか出ない僕がそこにいた。

 

遙か沖で、余りの悔しさに耐えきれず、 頭上で輝くの太陽に「馬鹿野郎!」と何度も怒鳴った記憶は、自分自身への恥ずかしさと供に一生消えることは無いとおもう。

そんな僕が、爆発する自然のパワーを自分の味方へと導くことが出来る様になったのは全て彼女のおかげだ。

 

 

海は僕という人間そのものを大きく変えてくれた、いや成長をさせてくれた・・・・という方が正解だろう。

僕のそんな変化と供に、彼女の中の思い出は塗り替えられていくのが判った?、いやそう思っていただけかもしれない。

 

そんな彼女が 突然目の前から消え去ったのは、一昨年前のクリスマス。 

デートの待ち合わせ場所で待つ僕の前に彼女は表れなかった。

 

少し離れたところから接近して真横を通り抜けた救急車。 そのもの悲しいサイレンは降り出した雪の彼方へもの悲しい音をなびかせつつ消えていった。

電話も通じず、やきもきする僕の元に知らされた現実は数日後の事だった。

 

目の前の信号が青から黄色に変わると、ギアを落とし、エンジンブレーキをきかせながら”停止線”を少しだけ又いで停まる僕。 

その左には再びブルーへと色が変わった海

 

横断歩道をわたるサーファーと自転車、ハシャギながら渡る数人の女の子達のスカートは季節に素直で、 フワリと海風のよう。

歩道の信号が点滅を始めると、 一匹の犬が横断歩道を右から渡り始めた。

彼が老犬である事は、その歩みから容易に読み取れる。

 

 

一瞬、「きちんと渡りきれるのか?」と心配する僕だけど、それを無視するかのように反対側に渡りきると、彼はくるりと僕の方を振り返った。

何気なく、そして少しだけ心配して見送っていた僕の目は 彼の瞳とぶつかりシンクロする。

 

”ボーダー” その言葉が心の中に浮かび上がり、そのすぐ後に老犬は向こうを向くと、又行き先を捜すかの様に歩み始めた。

 

車体を発進させた僕の目には涙があふれ、シールドで隠されて、決して見えないそれは拭うことも出来ず、ただ一言 「ありがとう!」 と僕は呟く。

生きるということは、 常にラインの上に自分を置くことであり、 道路の停止線一つとっても、前と後では意味が違う。

 

努力で越えられない沢山の事はこの世に限りなく存在し、 それは人の心の奥底においては消して見えない物。

出るはずのない答えを求めてさまよう事等、 甚だ無意味だと、一瞬で彼は僕に諭してくれた。


「僕の存在は彼女にとってどんな存在だったのだろうか?」そう自問自答してきた僕だけど、彼のおかげで答えが出たような気がする。

「愛した彼女は、 いま幸せだろうか?」 この空の上で 雲の流れるエアストリームに乗る彼の姿を見つめているだろうか・・・・

 

長く続く海岸沿いの、砂浜に飛び出すように設けられた路端の小さなパーキングを見つけると、 バイクを乗りいれてエンジンを切る。

サイドスタンドを出してバイクを降りるとヘルメットを脱ぐ。

 

少しかわき始めた涙を手のひらで拭い、 海に向かって潮の香りを胸一杯に吸い込みつつ大きく背伸びをしてみる。

「来週は車にボードとセイルをもってここに来よう」、そう誓う僕。


晴れそして雷と大雨、 その後の虹と夕焼けの太陽、一つの人生が終わるかのように、

凍えていた僕の心は いま、この瞬間、凍り付いた春を通り抜け、太陽と供に夏へシフトしたのだと・・・・、

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入学おめでとう!

2015年04月03日 | 研究-教育・育児

3月無事短大を卒業した我が娘、   卒業証書や教員免許状を見せに来てニコニコ。 

早速家族でお祝をして、話は次の大学3年生への編入話。

僕?の大好物の分厚いステーキを食べながら2年間の思い出話をする娘。

しかし・・・・・・ すでに内定が決まって春から仕事に就くはずだった友達が、単位を落として卒業できなくなった話や、

専門学校からディズニーランドに採用が決まった友達から聞かされた暗い契約仕事(ディズニーは有名なブラック職業です)の現実。

、もう仕事が始まっている友達の話など・・・・・

 

いろいろな人生が此処にもあるな~ と・・・・・・酔っ払い親父は思っていたわけですが・・・・

 

あれからあっと今に時間は過ぎて、もう入学式。

 

その前の説明会に行ってきた娘は「大変だ~!」の一言。

4年かけて取るはずの単位の多くをこれからの2年間の間に取らねばならない、 重なる部分は多々あるけど、 専門分野の方は

普通の倍時間をカリキュラムに入れなければならず、「大丈夫なんかいな?」と心配になる。

 

さすがに疲れたのか、珍しくスーツ姿でリビングにコロリとなっていたけど、 このところ「保育園の先生もいいな~」とか言っていて、

小中と 問題親(精神的異常者とクレイマー)がやたらと多い昨今、教壇に立つ事にすこし後ろ向きにな気持ちになっているようです。

 

まあ、自分の人生は自分で選ぶ物、後悔しない人生を歩んでもらえれば、親としては何も言うことはありません。  まあ、頑張れや!(爆)

 

 


ラップと工事

2015年04月02日 | Weblog

今行われている職場の工事。

システムの一部アップグレードに伴う物なのですけど、 「ま~ 喧しいのなんのって・・・・」

 

朝の7時にはトンカン開始して、 遅いときには夜の8時過ぎまでやっていて、

アメリカからメーカ契約の工事屋が2人来て、短期間にやるのは良いけど、 当然音に気をつける等という文化が無い彼らゆえ、 「ガ~~~~~~~!」 「ゴンゴン!」 「ドスン!」と

実に賑やか。

 

そのうち気分が乗ってくると音楽をかけ始める訳ですが、 初めは大人しく、

そのうち段々とボリュームがでかくなり、 最後にはでかいスピーカーを持ち込んでアンプつなげて ズ~ンダダ! ズズ、ズ~ンダダ!  ぎゃははは!  爆笑。

 

予定では明日で終了して、 週末は荷物のピックアップだけ?となる予定。

日本ではとてもじゃないけど考えられない工事だけど、 このアメリカ式が嫌いかというと、日本式より好きであることは間違いないのも僕。

 

人生の半分はUSAに実を浸して生きている身ですから 

 


那須&福島旅行 3/3

2015年04月01日 | 旅行等

いよいよ最終日。

今日は帰るだけですが、 チェックアウトをすこし遅くして、 温泉で皆が十分に温まってから帰ります。

 

昨日までの透き通るような 空はなく、すでに曇ってきている感じですけど、 まだ雨が降るというところまでは行ってない。 

朝ごはんを食べ終わると 部屋に戻る途中で、「那須の山を見たい」という母親に付き添って、展望台へ。

屋上が展望台になっているのですけど、一番最上階から展望台までは階段。

思い鉄のドアを僕が開けると、登りのときは僕が後ろ、降りるときは僕が前。

これは母親が万一に足を踏みはずしたりがあった場合、支えるためです。

 

かなり高齢ではあれど、 まだ歩ける母親ですから、 手助けはせず、自分で上り下りするのを見守る感じですね。

朝ごはんのすぐ後だったのでカメラをもってなかった僕、なので昨日家族で見た時に撮影した那須岳の写真を変わりに載せます

その後は温泉に入りますが、

このホテルの温泉は特段 派手な装いをしているという物ではなく、どちらかというと地味。

なので温泉から見える景色などを楽しみにする方には向かない・・・・・

そうした温泉に入りたければ そこに行けばよいと思っている僕にはあまり関係ないことですが、 その分不要に混む事もなく、ゆっくりと入れます。

 

10時半にはホテルを出て、後は来た道をそのまま戻る感じで、途中のSAでランチを食べますが、 このSAの注文システムが際限なく解りずらく、 お年寄りだと多分注文できない。

僕たちの前にいた年配の方もうまくいかずに怒り出して、 うちの家内もイライラ。

注文したらしたで、ディスプレイを見てなければならないし、 出てきた料理の味は最低。

このSAの場所ですが、 常磐道と北関東自動車道の交差するところにあり、個人的な感覚の違いもあるので、あえて名前は書きませんが、 良くないよあのシステムは・・・・

 

みんなぶつぶつ言っているし・・・・

 

雨が振ったりやんだりの一日、3時には実家に到着。

例のごとく母親がお土産(野菜など)を持たせようとしてくれて、 それを積んだりで4時に出ると、そこから先は家内に運転をお任せ。

 

なんだか知らないですが、やたらと眠気が強くて、 その後家までほとんど寝ていたというのは

家内と娘の話    

帰宅すると 早速買った日本酒をだして、 飲み始める僕ですが。

うまいよ! この酒!  まあ、高いし   あはははは!

春のひと時を楽しむ旅行でした。   完