GetUpEnglish

日常よく使われる英語表現を毎日紹介します。毎日日本時間の午前9時までに更新します。英文執筆・翻訳・構成・管理:上杉隼人

GetUpEnglishについて

毎日更新! GetUpEnglish Updates Every Day! Since April 1, 2006 (c) 2006-2025 Uesugi Hayato(上杉隼人)

AVERAGE

2015-02-19 08:44:18 | A

 on averageという表現は、2012/08/14のGetUpEnglishで紹介した。

 http://blog.goo.ne.jp/getupenglish/e/4142c54760c74cbab24530851d615ec3

 averageは形容詞として「平均の、中ぐらいの、並の、普通の、あたりまえの」の意味でも使われる。

 今日のGetUpEnglishは、この表現を学習しよう。

○Practical Example

  "Based on our marketing surveys, it appears that the average buyer of our product is a single female between 18 and 24 years of age."

  「当社の市場調査によると、当社製品の平均的購入者は18歳から24歳の女性ということになります」

●Extra Point

  King of Pop, マイケル・ジャクソン(Michael Jackson, 1958-2009)が2001年にオックスフォード大学で行なった演説で、このaverageが効果的に使われていました。

◎Extra Example

 "So what if they resent me when they grow older, what if they resent me how my choices impacted their youth? Why weren’t we given an average childhood like all the other kids, they might ask? And at that moment I pray that my children will give me the benefit of the doubt."

 「ですから、子供たちは大人になって、ぼくのことを恨むかもしれません。ぼくの選択したことが、自分たちの若い頃に大きな影響を及ぼしたと、ぼくに対して怒りを覚えるかもしれません。自分たちは、ほかの子供たちみたいに、普通の子供時代をどうして過ごせなかったのだろう? そう子供たちは問いかけるかもしれません。そのときは、子供たちから証拠不十分による赦免を与えらえるように祈っています」

 彼はここで自分の子供たちのパリス、プリンス、ブランケットのことを思いながら、こう言っているのだと思います。 

 マイケルのオックスフォード演説はほんとうにすばらしいですが、中でもこの部分はもっとも感動的な下りの一つです。 

 マイケル・ジャクソンのこの感動的な演説、ぜひご確認ください。上岡伸雄編著『名演説で学ぶアメリカの文化と社会』(研究社)には、この演説のこの部分の正確な英文スクリプトが掲載されているほか、詳しい解説も付いています。同封CDにはマイケルの生声も収録されています。 

 http://webshop.kenkyusha.co.jp/book/978-4-327-45226-1.html  

 http://www.amazon.co.jp/dp/4327452262  

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