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what-if(もし……なら)やsecond-guessing(あそこでああしていれば)という言い方は実はよく使われる。
英日翻訳ではこの処理が大事だったりする。本日のGetUpEnglishではこの2つの訳し方について考えてみよう。
現在、翻訳中の本に、この表現があった。
Like any sane gambler, Kirk never looked back. He wanted no part of what-if speculations, no second-guessing about past decisions. Learn a lesson from mistakes and move on, that was Kirk’s way. But Kirk’s legal and financial advisers wanted to blame the SEC. They estimated that Kirk lost $100 million as a direct result of the stock offering denial.
正気のギャンブラーと同じで、カークは過去を振り返らなかった。「もし……なら」という憶測や、「あそこでああしていれば」とあとで判断することはしたくなかった。失敗から教訓を得て先へ進む。これがカーコリアンのやり方だ。だが、彼の法律や財務のアドバイザーたちは証券取引委員会を責めようとした。株式公募増資が却下された直接の結果としてカークが1億ドルを失ったと判断したのだ。
この本は分厚いが、信じられないくらい面白い。
なんとか早めに翻訳を上げて、本年中に刊行したい。