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『アイアンマンの日常』を刊行することができました。
https://www.amazon.co.jp/dp/4062203693
22日、23日につづいて本日のGetUpEnglishでも、本書にあるTony Starkならではの洒落た言い方をご紹介します。
この本の英語は実に勉強になる。
次の言い方があった。
○Practical Example
"Being the head of a multinational corporation, I never had a private life to begin with. I’ll always have a target on me, whether I wear the armor or not. Might as well make that target big and shiny to draw the attention away from the people I love."
「多国籍企業のトップたるぼくには、そもそも私生活なんてものはない。アーマーを着ていようと着ていなかろうと、常にターゲットにされるのなら、思いきってギラギラした大きな的まとになって、愛する人たちが狙われないようにするのも悪くない。
might as well do (as…)は、「 (…するくらいなら)したがよろしい、(まあ)…するのも悪くはない[してもよい]、…するも同然だ」という言い方であるが、上のように使われることもあるので覚えておこう。
●Extra Point
トニーはやっぱりイカしたプレイボーイだ。
◎Extra Example
"PLAYBOY: Don’t let the smooth talk fool you. Deep down, I’ll always be a tech geek, more comfortable alone in a workshop than surrounded by celebs at a gala fundraiser. But who am I to deny my adoring fans the opportunity to meet their favorite Avenger?"
「プレイボーイ 女の子を口説いているぼくは仮の姿だ。本当はただのハイテクオタクで、寄付金集めのパーティーでセレブに囲まれているよりも、一人で作業場にいるほうがよっぽど落ちつく。だが、引きこもってばかりで熱心なファンの子たちをほったらかしってのも、おこがましいだろ?」
Who am I [are you, etc.] to do? で「何の権利があってわたしが[あなたが, など]…するのか」、そしてdeny A Bで「Aに対してBを打ち消す」となるので、上のように訳してみた。
『アイアンマンの日常』は明日発売です。
https://www.amazon.co.jp/dp/4062203693
MARVEL アイアンマンの日常 THE WORLD ACCORDING TO IRON MAN 単行本 – 2017/10/25
ラリー・ハマ (著), マーク・スメラック (著), マーコ・ピエルフェデリチ (イラスト), 上杉 隼人 (翻訳), 広瀬 恭子 (翻訳)
https://www.amazon.co.jp/dp/4062203693