one's eyes are bigger than one's stomachは、「食べ切れもしないくせに欲張る、がつがつする」。
この表現はE-Dicにうまく定義されている。
字義どおりには「(人の)目はその胃袋よりも大きい」で、「(ごちそうは)それを見て食べられると思ったほどたくさんの量はおなかの中に入らない」といった発想。アメリカの家庭では、食事の際、食べ物をあらかじめ一人一人分けないで、大きな器に一つ盛りにして出すのが習わしである。各人は、その中から自分の食欲に見合った分だけ取って、順々に他の人に回していくわけだが、自分の取った分は残さないで全部食べるのが、食卓でのマナーとされている。ところが、おいしそうな物、あるいは自分の好物だったりすると、つい余計に取りすぎて、食べ残してしまうことがよくある。こうした事情をふまえて生まれてきたのが見出しの表現で、自分の食欲を測りかねて取りすぎをしてしまうのは子どもに多いところから、Don't take so much at once. Your eyes are always bigger than your stomach.(一度にそんなに取るんじゃありません。欲張ったって、いつも食べきれないでしょう)のように、どうしても子どもに対する戒めの言葉として使うことが多くなる。とはいえ、時にはおとなも判断を誤って食べ残すことがあるわけで、その際は、次のように、過去形で詑びの言葉を入れることになる。I'm sorry I couldn't eat everything. I guess my eyes were bigger than my stomach.(食べ残したりして申しわけありません。どうやら食べられもしないのに欲張りすぎたようです)。
では、今日のGetUpEnglishはこの表現を学習する。
○Practical Example
My eyes were bigger than my stomach and I wound up eating too much at the smorgasbord.
「バイキング料理を欲張って食べ過ぎてしまった」
●Extra Point
もう一例。
◎Extra Example
Whenever I go to an all-you-can-eat restaurant with my wife, I’m often reminded by her not to have eyes that are bigger than my stomach.
「妻と食べ放題のレストランへ行くと、いつも欲張って食べ過ぎないように注意される。