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『最後のダ・ヴィンチの真実 510億円の「傑作」に群がった欲望』
いよいよ10月5日発売だ。
担当編集者のEMさんが以下の見事なコピーを書かれている。
https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-7976-7387-6
没後500年を経て関心が高まっているレオナルド・ダ・ヴィンチ。その幻の名画「サルバトール・ムンディ(世界の救世主)」は、100年ぶりに美術市場に現れた当初わずか1175ドル(約13万円)で売買されたが、その12年後の2017年にクリスティーズのオークションで美術品としては史上最高額である4億5030万ドル(約510億円)で落札された。
今日のGetUpEnglishはこれに関連する部分を紹介する。
Now he had found a record that Charles I had owned a painting of Christ most likely by Leonardo, and that painting was, in all probability, the one he had bought a 50 per cent stake in for the decidedly unprincely sum of $587.50.
「彼はここで、チャールズ一世がおそらくレオナルド作のキリストの絵を所有していたという記録を手にした。これはおそらく(1175ドルの)半分の額587ドル50セント――チャールズ一世が所有していたとはおよそ思えない値段だ――を負担して自分が手に入れたあの絵だ。
2005年、あるふたりの人物がこの絵を1175ドル(約13万円)を折半して共同で買い上げる。
そしてその絵が12年後に史上最高額4億5030万ドル(約510億円)でクリスティーズで落札される。
その背後で、信じられないことが起こっていた……。
stakeの使い方に注意。ここでは「賭け金、元手」の意味で使われている。