2005年5月3日。憲法記念日。

オオヒメグモが捕まえたヤスデ。画像をクリックして大きくしてみてください。
二階の踊り場の窓近くに、オオヒメグモが網を張っていた。今日はそこにヤスデがかかっている。小さなオオヒメグモのお腹がはちきれんばかりに丸くなっている。さっそくカメラを持っていって写真を撮った。デジカメでも撮った。デジカメは、ウチにあるようなものだと、ピントが自分で合わせられないから、好きではない。すぐに載せられる長所はあるものの、どうしてピントが合わせられないんだろう。
オオヒメグモが自分より大きな獲物を取れる理由は、その網づくりにある。オオヒメグモは不規則な網を張る。網の先っぽ、壁や窓枠の下についているところに粘球という粘着性のある球が仕掛けられている。粘球のついている糸は、獲物が粘球にふれると切れて獲物をつけたまま上にはね上がる。要するに粘球のついている糸は釣り糸のようなものなのだ。釣り上げられた獲物にクモは粘球を投げつけ、身動きできなくなるようにするのだと言う。この部分はまだ見たことはない。釣り上げた獲物は網の上でエサになるわけだ。とっても頭脳的な網だ。
オオヒメグモ:家の内外、庭から高山まで、あらゆるところに生息している日本で最も普通に見られるクモ。一年中。
体長 ♀6~8mm ♂4~6mm(フィールド図鑑 クモ)
参考:
「クモの巣と網の不思議」(多様な網とクモのおもしろい生活)池田博明編 文葉社
5月6日
オオヒメグモの網からヤスデが切り落とされている。昨日はまだついていたが、クモははなれていた。不要になると糸を切ってしまうらしい。ジョロウグモのオバサンもゴキを切り落としていた。きれい好きなんだね。
5月7日
切り落とされたヤスデを拾ってみた。まさにもぬけの殻で、かさかさの殻だけが残っている。オオヒメグモはこれ以上膨らめないといったくらい、はちきれそうなおなかをしている。近くに小さなオオヒメグモがいる。あれは♂かな。

オオヒメグモが捕まえたヤスデ。画像をクリックして大きくしてみてください。
二階の踊り場の窓近くに、オオヒメグモが網を張っていた。今日はそこにヤスデがかかっている。小さなオオヒメグモのお腹がはちきれんばかりに丸くなっている。さっそくカメラを持っていって写真を撮った。デジカメでも撮った。デジカメは、ウチにあるようなものだと、ピントが自分で合わせられないから、好きではない。すぐに載せられる長所はあるものの、どうしてピントが合わせられないんだろう。
オオヒメグモが自分より大きな獲物を取れる理由は、その網づくりにある。オオヒメグモは不規則な網を張る。網の先っぽ、壁や窓枠の下についているところに粘球という粘着性のある球が仕掛けられている。粘球のついている糸は、獲物が粘球にふれると切れて獲物をつけたまま上にはね上がる。要するに粘球のついている糸は釣り糸のようなものなのだ。釣り上げられた獲物にクモは粘球を投げつけ、身動きできなくなるようにするのだと言う。この部分はまだ見たことはない。釣り上げた獲物は網の上でエサになるわけだ。とっても頭脳的な網だ。
オオヒメグモ:家の内外、庭から高山まで、あらゆるところに生息している日本で最も普通に見られるクモ。一年中。
体長 ♀6~8mm ♂4~6mm(フィールド図鑑 クモ)
参考:
「クモの巣と網の不思議」(多様な網とクモのおもしろい生活)池田博明編 文葉社
5月6日
オオヒメグモの網からヤスデが切り落とされている。昨日はまだついていたが、クモははなれていた。不要になると糸を切ってしまうらしい。ジョロウグモのオバサンもゴキを切り落としていた。きれい好きなんだね。
5月7日
切り落とされたヤスデを拾ってみた。まさにもぬけの殻で、かさかさの殻だけが残っている。オオヒメグモはこれ以上膨らめないといったくらい、はちきれそうなおなかをしている。近くに小さなオオヒメグモがいる。あれは♂かな。