天声人語に「寄」(やどろき)のロウバイの話が載っていた。寄は松田町の山間の地区である。
寄のロウバイはここ数年、ここら辺からも見物に行く人たちが増えている。
天声人語によると、このロウバイは13年前、寄中学校の生徒が卒業記念に植えたのが始まりだそうだ。
ロウバイはほかの花に先駆けて咲く。
そこで、町おこしの一環として森林組合の人たちが、荒地をおこし、毎年数百株を植えたし、手入れをし、今では2万本ものロウバイが咲き誇る、とあった。
あたりはきっと甘い香りに包まれているんだろう。
その記事の中で、寄中学校は、今年度で閉鎖される、とあった。ちょっと胸が痛んだ。
ずいぶん昔のことになるが、寄の人たちと交流があった。
生活学校運動に参加してたのか、地域活動に参加していたのか、そこらへんはよく覚えていないが、であのくねくねとした山道を登って、寄地区を何度か訪れたことがあった。
当時は農産物をいかにして消費者に届けるか、工夫をしているので見に来てくれと頼まれて足を運んだのだった。
特産物をずいぶん買い込んできた覚えがあるが、それが何であったのかも忘れてしまった。それほど遠い記憶になってしまった。
しかし当時の地形や風景は、畑も川も橋も、しっかりと覚えている。おそらく様変わりしてしまってはいるだろうが。
初めは、寄、「やどろき」という地名が読めなかった。自己紹介されて初めて「やどろき」という地名を知ったのだった。
「素敵な地名ね」といった覚えがある。
当時から人口は少なかったから、学校閉鎖もやむを得ないのかもしれないが、やはり寂しい。
我が家のロウバイはまだまだ、咲いては悪いみたいにつぼみすらつけない。花を見てから死にたいと言っているので、花が気をつかっているのかも。
さて、我が家の節分、春の兆しを探しに行くか。
寄のロウバイはここ数年、ここら辺からも見物に行く人たちが増えている。
天声人語によると、このロウバイは13年前、寄中学校の生徒が卒業記念に植えたのが始まりだそうだ。
ロウバイはほかの花に先駆けて咲く。
そこで、町おこしの一環として森林組合の人たちが、荒地をおこし、毎年数百株を植えたし、手入れをし、今では2万本ものロウバイが咲き誇る、とあった。
あたりはきっと甘い香りに包まれているんだろう。
その記事の中で、寄中学校は、今年度で閉鎖される、とあった。ちょっと胸が痛んだ。
ずいぶん昔のことになるが、寄の人たちと交流があった。
生活学校運動に参加してたのか、地域活動に参加していたのか、そこらへんはよく覚えていないが、であのくねくねとした山道を登って、寄地区を何度か訪れたことがあった。
当時は農産物をいかにして消費者に届けるか、工夫をしているので見に来てくれと頼まれて足を運んだのだった。
特産物をずいぶん買い込んできた覚えがあるが、それが何であったのかも忘れてしまった。それほど遠い記憶になってしまった。
しかし当時の地形や風景は、畑も川も橋も、しっかりと覚えている。おそらく様変わりしてしまってはいるだろうが。
初めは、寄、「やどろき」という地名が読めなかった。自己紹介されて初めて「やどろき」という地名を知ったのだった。
「素敵な地名ね」といった覚えがある。
当時から人口は少なかったから、学校閉鎖もやむを得ないのかもしれないが、やはり寂しい。
我が家のロウバイはまだまだ、咲いては悪いみたいにつぼみすらつけない。花を見てから死にたいと言っているので、花が気をつかっているのかも。
さて、我が家の節分、春の兆しを探しに行くか。