今日は祝日だねぇ、なんの祝日だったっけ?と聞くと、う~ん、なんだっけなぁ、とpapasan。忘れちゃってもいいけどさ、建国記念の日だよ。神武天皇がなんかした日だったよ、そのうち思い出すから待ってて。
それより初めての建国記念の日は連日の雪で、東海道線がストップしたよ。こんな日を建国記念の日なんかにするから、ザマーミロ、空が怒っているよ、と言った覚えがある。その日は国政選挙の投票日だった、衆参、どっちだったかは忘れたけど。で、子どもが小さいから、ストーブをつけたままだったので、先にpapasanが一人で投票に行って、交代で私が投票に行った。当時の投票所は昔の役場、今のコミュニティ真鶴だったから、帰り、雪の積もった真っ白な道路をスキーよろしく滑って遊んでいた。車も人も全く通らなかったから。まだ段ボール全盛時代じゃなかったから、段ボールで滑るわけにもいかなかったよ、庭にネコの雪だるまを作った、その写真は残っているよ、と思い出していた。
やっと思い出した、建国の日は、紀元節の復活、要するにこじつけなんだ。神武天皇が即位した1月1日を、明治になってから太陽暦に計算しなおしたら2月11日に当たるから、と言って紀元節にしたんだよ。神武天皇は神話上の人物で実在したかどうか、わかっていない。とにかく、明治って時代は、天皇制をがむしゃらに国民に植え付けた時代なんだね。明治の元勲たちや華族たちの、自分たちの保身、大義名分もあったんだろうよ。
家に出入りしていたお姉ちゃんが記憶力のいい人でね、なんでもかんでもきちんと暗記していた。だから私もまねて、古文の出だしはもちろん、おもしろがって神武、綏靖、安寧、懿徳・・と歴代天皇名も暗記したから口では言えるけど字はわかんないなぁ。