真鶴の新茶が届いた。
昨夜偶然マハティール首相のインタビューを見た。「戦争や人殺しでは得することは全くない。交渉は損をすることはあるかもしれないが、国土を破壊されたり、国民を殺されるよりよほど得。日本の憲法9条は素晴らしい。自國のみならず他国との信頼もできる」と。へぇ~、ご立派!そのご立派な憲法を持っている日本が、戦争のできる国になりたいと憲法9条を変えようとしている。阿部首相をはじめとする超タカ派の国会議員たちを先頭に、きっと得なことがあるんだろう、戦争をすれば儲かる人たちがいるのは確かなんだけどね、ただ被害にあうのは一般庶民。でも一般庶民は日々の生活が楽ならば、関心を持たない。日々の生活に事欠く人々も多いんだけど、その人たちは政治に目を向けるゆとりもない。そしていつしか渦中に巻き込まれて、どうしようもなくなってしまうのだ。第二次世界大戦後、ドイツの学者が言った言葉。「変だな、違和感があるな、と幹事はしたが、この程度なら、まだ修正できるだろうと、それが積み重なって、気が付いたときはもうにっちもさっちも行かなくなっていた」と。
右旋回したな、危ないなと感じて何年経過しただろう。確かに状況はだんだん悪くなってきている。先がないからいいか、という逃げもある。