テレビで若い人たちのはやりの食べ物としてタピオカが上がっていた。タピオカ、キャッサバの澱粉の加工品である。スリランカでも栽培されているキャッサバを見た。
熱帯、亜熱帯ではタピオカは主食でもある。栄養価も高い。
私たちは白い丸い粒のタピオカを茹でて、甘いココナッツミルクや牛乳に入れてデザートとして食べている。まだどっかに残っているはず。丸くするのは遠心分離機で丸く加工するらしい。料理に使ったことはない。
テレビのタピオカは黒い。えっ、黒いタピオカなんてあるの?そこで和美さんが来たので聞いてみた、たまたまテレビで和美さんはタピオカの造りかたとして、黒砂糖を使って片栗粉を入れて練っているのを見た、と言った。「いや、それはまがいものでしょう?私が見たのは、ストローの話でタピオカミルクに行ったんだけど、台湾の屋台で提供されているものは黒かった。台湾ならキャッサバは栽培できると思うから、本物だと思うけど。日本でも黒いタピオカばかり。だから黒いタピオカがあるかどうか知りたかっただけ。じゃ~調べるよ」
で、さっそく調べた。澱粉だから白い。黒いのはない。黒いのはカラメルで色付けしてるのだという記事も見つけた。やっぱりそうか。白いタピオカに白いミルクじゃ見栄えがしないから色付けしたんだろうね。そうしたらずっと以前から色付けタピオカは市販されていたらしい。ただ日本人は色付けは好まなかったから販売しなかったとも。新しいもの好きの若い人たちがエスニック気分で愛飲するのは結構だが、ナタデココの二の舞にならないことを祈るのみ。ナタデココの流行で現地では道具をそろえて生産体制に入ったらブームは去って、現地の人々の借金だけが残ったという、なんとも罪作りな話を聞いている。
明日でもよかったのだが、明日は眼科へ行く。しかし、明日は雨という予報なので、雨の中を湯河原郵便局までpapasanを歩かせてはかわいそう、と今日郵便局までオリーブオイルの送金に行ってきた。いつものパレスチナなのオリーブオイルである。この時期新しいオイルが日本に届く。機械化できないから、手摘みで、圧式手絞り、結果的には私たち消費者は、安全で、最良のものを使うことができる。オイルの抽出に薬品を使っていないからだ。抽出に薬品を使っていて、それが漏れて、イタリアで輸出禁止になったのは去年だったかな。PCBが紛れ混んで被害を受けたカネミ油症。被害者は後遺症で、まだ苦しんでいるだろう。
手続きをしているとき、ふと新玉ねぎのパンフに気が付いた。小田原下中の新玉ねぎだ、とってみよう。もう中生になってしまうだろうから、3kgを注文してきた。すると新聞屋さんから玉ねぎが届いたという電話。今頃配達なの?音沙汰ないから、忘れられちゃったのかと思って、郵便局で注文しちゃったわよ」というと5月下旬と書いてあったはず、という。見なかったなぁ、すぐ来ると思ったから玉ねぎ少しづつ買ってたのよ。新は新の使い方があるから、早くほしかったんだけどね。注文したんだから買いますよ。夕方配達してくれるそうだ。
郵便局からいつもの道を歩く。お花見ができるくらい、どこのお宅の庭も花が咲き誇っている。空き家になってしまったお宅の庭も、花たちは忘れずい咲いている。花ぞむかしの香ににほいけり、だね。却って寂しさが増す。セイジョーに寄って薬を受け取ってきた。飲み残しを整理して、どれを飲まないか調べてくれ、食前食後をできるだけ統一してくれたらしい。お手数かけます。
明日は大雨予報なので、眼科に電話して視野検査の日を代えてもらった。一週間後に。
シフォンを朝焼いたので、午後にはスズメにちぎってやれた。雨だからエサを置いてくるわけにはいかないので。人間さまはチーズスフレ。美味しいが、卵のせいで、チーズが薄いオレンジ色になり気に入らない。大仁まで行かないとエサにパプリカを入れてない、大玉の卵が手に入らないので仕方ない。