午前中、Hさんがたずねてきた。町がこんな時、先輩議員経験者たちが、現議員の報告会に顔を出してほしいというもの。
なんで報告だか説明会だか知らないけど、大した中身もない会に顔出さなきゃならないの?やだよ、と断った。
すると何か印刷してきたものを読んでくれた。
ちょっと待て!あんた町政知っているの?財政わかる?
3月に提案される予算を当初予算と言って、基本になる。これに内容の変化を付け足すのを補正予算と言って、5,9,12、翌年の3月まで補正されるんだよ。予算編成の仕方も丁寧に教えた。議会と執行部が反目していて、予算が否決されると、政策的な予算は執行できなくなる。基本的に必要なものだけの予算、骨格予算というんだけど、町民に必要な予算が使えなくなるから町民は大迷惑するんだよ。
財政も知りたいというから基本的なことから話したが、収入の大部分んを占める地方交付税もしらない。地方交付税の説明、なぜ地方交付税があるのか、、身近な例を挙げて説明した。幼稚園生に話すみたい。全然通じない。おお、無理だ。勉強会開いてやるから、素直に勉強しな。時間はかかるよ。
でも勉強になったと喜んでいた。素直に勉強するそうだ。町民が一人でも行政や財政について理解してくれればうれしい。
それにしても玄関先で小一時間、立ち話。気温はそんなに低くなさそうだが、それでも足が冷えたみたいだ。
現職議員にも、三木邦之元町長を講師にして町づくり条例を勉強した方がいい、あの人が作ったんだから。それに彼は弁がたつし、きちんと説明してくれるよ、国会でも説明したんだから、と言っているんだが・・結構いい加減な話が広まっているようだから。