Cogito

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

箱根・湿生花園

2006-03-24 17:50:02 | 日記・エッセイ・コラム

高曇り、ときおり日差しが漏れる。湿生花園へ行った。寒いだろうと重装備をしていったら、さほどのことはなかった。カタクリ、ミスミソウ、フクジュソウはいっぱい咲いていた。

    Zazennso                                              ざぜんそう

  雪を割って顔を出しているざせんそうをイメージしているんだが、この暖かさではそれは無理。

Mizubashou 水芭蕉

暖かかったり、急に雪が降ったりでがくの先が傷んでいる。

早春のカタクリ、ミスミソウ,セツブンソウは撮った。フィルムをまだ出してないので出来たらアップということになる。

いつものことながら、来訪者にはいいカメラを持った年配者が多い。三脚使用をご遠慮くださいと書いてあっても、そんなことお構いなしに撮影している。大きなカメラをぶら下げた年配者を見ると、わが身を見る思いである。「プロですか?」と声をかけられた。まさかプロには見えないだろうから、社交辞令だろうが「いいえ」と言いながら振返ると、NIKONを首にかけたおじさんが後にいた。「フィルムですか?」「はい。こっちの方が好きなんですよ」「そうですね。やはり味はありますね」銀塩びいきで話があって、それから話がカメラとレンズのことになってしまった。その人は古いけど、このレンズが一番すきなのだと言っていた。「なれもありますけど、相性っていうのもありますねぇ」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤモリ

2006-03-23 22:30:07 | インポート

Funa 3月21日ヤモリが現れた。それも大きいのが。

「フーナだ、フーナだ」とふれ回って騒いでいる。その声にやはりみんなやってきて「ほんとだ」と言いながら見ている。

3月に目を覚ますなんて、初めてだ。蛾も出てきているから、えさには困らないだろうが。私にはまだ寒いんだけどね。大丈夫なのかな。

ついでにゴンタとフロプシーの写真も撮った。

Gonta ゴンタ

Flopsy フロプシー

この2匹は外で放し飼いされている。あとはケージに入れられている。ラパンも外に出したのだが、ゴンタの方が強いらしく、ラパンに襲い掛かり、毛をむしってしまったので、ラパンはまたケージに戻した。ウサギってけっこう攻撃的だ。威嚇するのか足で音を立てて、うるさい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ナミイと唄えば

2006-03-23 22:24:53 | アート・文化

Namii Namii2

                                             

                                                 

                            

                                             本橋監督作品である。                               3月18日から上映されている。見に行こう。10:50に間に合うようにいけるかな。次は12:55.ポレポレ座は東中野の駅前だから電車でもいいんだが。いつ行こうかな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベラルーシ

2006-03-20 12:25:08 | 旅行記 ヨーロッパ

昨日のNHKテレビでベラルーシの大統領選挙が特集されていた。たぶん、ルカシェンコ現大統領が再選されるだろう。

西側からルカシェンコ大統領は、「独裁者」というレッテルが貼られている。大統領退陣を求めて、ベラルーシ始まって以来の大規模デモだと、デモをする人達が映し出されていた。デモをする人達が持っている旗に目が行った。白と赤の、あれは旧国旗だ。

今日の新聞で、ルカシェンコが圧勝したと報道されていた。反政府側の集会では選挙は茶番だ、不正がある、認められないとコメントしている。

私達が2度目にベラルーシを訪れたときはちょうど大統領選挙だった。投票所にも行って写真を撮ってきた。その時選ばれたのがルカシェンコである。ルカシェンコ政権はあれから12年経ったということになる。次に行ったときはこの現大統領が国旗と紋章を変更すると国民投票を行うべく、国民に同意を呼びかけていた。テレビは終日、国民の疑問に答える大統領の様子がこれでもか、これでもかと放映されていた。一見民主的なように見えた。しかし、それは反対意見を封じ込める手段でもあった。その後の大統領のやったことを見ていると、決して民主的ではない。西側が「独裁者」というのは納得できないわけではない。私個人としてもルカシェンコは好きではない。しかし、だからといって西側の論理で独裁者=悪とかたづけてしまっていいものか疑問に思っている。まして、イラクやアフガンの二の舞になっては困る。

国民投票のとき、市民からこんな意見を聞いた。「ベラルーシ国民は長い中央政権に慣らされてしまっているので、民主主義がわからないのだ」と。

ルカシェンコ政権は旧ソ連のようなシステムを復帰させたいのだろう。ソ連崩壊で目減りしてしまった年金なども復活させているようだ。その反面、人権侵害。反対派は押さえ込んでいるようだ。そういうやり方が独裁者と言われる所以でもある。なんか旧ソ連時代の暗部を連想させられて気持ちが悪い。

とはいえ民主化路線をすすめるロシアとは、これから上手くいくとは思わないんだが。今のところベラルーシは西側との水際にあるから、ウクライナ同様切り離すわけにはは行かないロシアの後押しはあるとしてもだ。

ベラルーシの民主化の旗を振るNGOには、裏でアメリカ政府が出資しているそうだ。代理戦争になりかねない臭いもする。7月ベラルーシを訪問する予定だった。ベリキボールのエレーナのパパとママの病気を見舞いたいと思っていたが、やめにしよう。待ってくれている人達には申し訳ないが。

記事から:

旧ソ連に属していたが、1991年8月に独立宣言。同12月に独立国家共同体(CIS)創設協定を締結した。ルカシェンコ氏が94年、ロシアとの関係強化を掲げ大統領に初当選。96年、大統領の任期を延長し、2001年に再選された。野党指導者や民主化デモの厳しい弾圧で「欧州最後の独裁政権」と呼ばれる。04年10月には国民投票により憲法の3選禁止規定を削除。しかし、欧州安保協力機構(OSCE)の監視団は01年選挙と04年の国民投票を不公正と批判している。(共同)

【ブリュッセル20日時事】欧州連合(EU)は20日の外相理事会で、前日行われたベラルーシ大統領選に関して国際監視団が不正を指摘したのを受け、同国に対する制裁措置の拡大について検討を開始した。
 この日は、監視団を派遣した欧州安保協力機構(OSCE)からの暫定報告に基づき、議長国オーストリアが「ベラルーシ当局の孤立政策」に遺憾の意を表明。現在実施している一部当局者への渡航禁止の対象拡大などについて検討に入った。 
(時事通信) - 3月21日7時1分更新

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ソメイヨシノ

2006-03-19 10:47:17 | 日記・エッセイ・コラム

Sakura 朝、ふと見るとソメイヨシノの木がピンクに見えた。そうか、蕾が膨らんでいるんだ、と近くまでいってみると、もうちらほらとあちこちの枝でほころび始めている。3月19日、今年は確かに一週間ほど早い。

花をつけたサクラの小枝をカラスがさかんに折ろうとしている。生木がほしいのは分かるけど、花をつけた枝とは。かぽ、花を愛でるのかい、まさかねぇ。

アンズは満開、キブシの房も伸びている。家近くの椿の花が一輪だけ咲いている。この椿、葉を落として、ダメかもしれないと思っていたのだが、あれから2年ぐらい経つかな、葉も増え、今年は一輪とはいえ花をつけた。椿の生命力に感激!

夕べ、台所の窓に蛾がへばりついていた。フユシャクかと思ったが、羽を横に広げている。フユシャクの仲間なのかもしれない。

Moth2  ストロボをたいたので、ガラスに反射してこんなになってしまった。

Moth3反射するのは分かっていたので、ISO1600にしてストロボをたかずに撮ってみた。

フユシャクというのは尺取虫の成体、1、2月の冬の季節に交尾して、卵を産む。オスだけに羽があり、メスはオスの来るのを待っていればいいようだ。こういう虫、他にもいたなぁ、ちょっと思い出せないが。メスが羽を退化させたのにも自然条件の厳しい冬に、少しでもエネルギーを無駄にしないためだそうだ。

フユシャクが虫にとってきびしい冬に交尾し、子孫を残すにはわけがある。春になって鳥たちが子育て始める前に子孫を残しておこうというのだそうだ。幼生は地面の下で暮らしている。なあ~るほど、天晴れな智恵だ。鳥も春に子育てを開始するのも、子育てに必要なエサが十分取れる季節を選んでいるのだ。これだってすごいことなんだが。

そういえば、野鳥が春先に子育てするのにはもうひとつ理由があったっけ。それはヘビが冬眠から覚めないうちに子育てを始めるため。ヘビは鳥の卵が大好物だからね。自然界は厳しい、しかし智恵にあふれている。

午後からいってん俄かに掻き曇り、雷とともに屋根を打つ激しい雨の音。なんとなんと雹が降って来た。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする