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こんな記事みつけた

2006-09-10 11:43:47 | 日記・エッセイ・コラム

<防衛庁>新「軍人恩給」を検討 退職自衛官、年金に上積み

 防衛庁が退職自衛官のため、旧日本軍の「軍人恩給」に準じた新たな恩給制度の創設の検討を極秘に進めていることが9日、分かった。国際平和協力活動への参加、有事法制の整備などで、自衛隊の性格が変容したことを受けた措置。退職後の保障を手厚くすることで、優秀な人材を確保する狙いもある。旧軍の制度に近づけるという方向性や、一般公務員とのバランスをめぐって論議を呼ぶのは必至だ。
 自衛隊版「軍人恩給制度」は、一定期間以上の勤務者を対象に現行の年金制度に上積みで恩給を支給する仕組み。若年退職者にとっては、年金受給開始までの生活保障的な意味合いもある。防衛庁は来年夏の概算要求までに支給対象、支給額など制度の骨格を固める。
 防衛庁は「有事法制の整備などにより、自衛官の国に対する貢献は質的に変わった」(幹部)と受け止めており、今回の検討は自衛官の危険が増したことを重視した対応と言える。さらに、同庁の「省」昇格問題や国際平和協力活動の「本来任務」化などと連動した動きとも位置づけられそうだ。
 一方、同庁はこれまでの検討で「制度創設に伴い新たな財源措置を講じることは困難」と判断しており、(1)航空自衛隊の航空手当(2)海上自衛隊の乗組手当――など、職種に伴って支給されている配置手当の圧縮などで対応する考え。配置手当は、たとえば空自3佐の戦闘機パイロットの場合、月給40万円のほかに22万5000円が上積み支給されている。
 防衛庁は、これまで人事教育局で検討してきた案をたたき台に、今後、防衛力人的改革検討会(委員長・額賀福志郎防衛庁長官)で細部を詰めていく。ただ、公務員の中で自衛官だけを優遇する制度には政府内からも異論が出そうで、理解を得るためには自衛隊のスリム化など人事制度の抜本改革を迫られることになる。【古本陽荘】
 ◇軍人恩給 旧日本軍の軍人恩給は、国が退職軍人に生活の支えを支給した年金制度で、1875年にできた。
 1923年に文官(事務官、技官)や教職員などへの恩給を統合し、現行の恩給法が施行された。戦後は公務員共済年金に移行したが、移行前に退職した公務員に対しては、軍人恩給の対象だった人と同様に恩給が支給されている。
 今年度の恩給受給者は25万7000人で、うち旧軍人は25万3000人にのぼる。

(毎日新聞) - 9月10日3時8分更新

ただ、ただあきれ返っている。しかしあきれ返るだけですむことだろうか。

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かわいいお客さん

2006-09-09 15:45:13 | 日記・エッセイ・コラム

午前中、ピンポ-ンと呼び出しの音。荷物かな、と言いながらPapasanが出た。子どもの声で、「まな小ですがインタビューに来ました」

何のインタビュー?ま、それはともかく、どうぞ。学校の社会科で調べているのだという。「で、何が聞きたいの?」というと「福祉について」「福祉って言っても広いからなぁ、福祉の何を知りたいの?」と聞くと、「障害者にとって真鶴町は優しいかやさしくないか?」という。それもいいけど、この子たちの背景はどの程度なのだろうといろいろ聞いてみた。「福祉ってどういうことか、知ってる?」と聞くと「知らない」という。

学校の社会科で福祉についてインタビューをしたりして調べてくるように言われたのだそうだ。「どうしてまずここに来たの?」と聞くと「議員だから」だという。議員に話を聞くのもいいけど、まずは役場の福祉担当のところに行って、町では福祉をどう考えているのか、そして障害者のことを聞きたいなら、障害者と呼ばれる人がどのくらいいて、障害者にも重度と軽度があるから、そういうひとたちへ実際にどういうサービスをしているか聞いてきなさい。いちおう、町でやってる目の不自由な人への朗読ボランティアや授産施設のヒマワリの家も教えておいた。小さい町だから、いいこともあるんだよ。

そして障害者福祉をしている施設があるから、実際に訪ねて見て来なさいなどなど教えた。

「福祉というのは、本来はだれもがお互いに幸せに生きるために、助け合って行こうというのが基本。ただ家庭とか隣近所みたいな小さなところでは扱いきれないところがあるので、社会で面倒を見るのが社会福祉制度というのよ。これは大事なことだから覚えていておいてね。人間だれしも明日障害者になるか、寝たきりになるかわからないでしょう。働きたくても働けない人になってしまうこともあるの。障害者だけでなく、お年よりもそうよ。いえいえ、君たち子どもも福祉の恩恵は受けているんだよ」

特別学級に入れない子どもがいるかどうか、そういう子どもはどこへ預けられているのか、そういう君たちの友達のことも調べた方がいい。

4年生じゃぁ、どの程度理解できるかな。

ついでに行政の仕組みと議会の役目も教えてやった。理解できたかどうかは分からないけど。1000円のお金を例にして。

学校の社会科で福祉をどう取り上げているのか、ちょっと気になった。この子達の話だけでは分からない。たぶん、漠然と福祉という言葉だけで覚えているのだろう。教える側は分かっているのかな。

「福祉って障害者のことだけだと思ってた?」ってきくと「はい」という返事。ほかの生徒達が、どういうところに聞きに行ったかどうか分からないけど、ちょっと心配だねぇ。

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からすうり異変

2006-09-06 19:50:46 | 日記・エッセイ・コラム

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クモを探していたら、カラスウリのつるに異変を見つけた。まるでつるがインゲン豆のようにふくらんでいるのだ。はじめ、果実が異変を起こしたのかと思ったが、果実ではなく、つるそのものだ。一つ二つではない。やたらとある。つるを手繰ってみたが、花も果実も見当たらない。そういえば、カラスウリのあの白い花を見かけなかったな、天候のせいかな。

裏の網に絡んでいるカラスウリも、やっぱり同じような症状が出ている、どうしたのだろう。

写真を撮りながら、腫瘍のようなふくらんだつるをちぎってみた。中は茎のままなのと、ふくらんだのは種のようなものが見える。ということはふくらんだのは果実の変形かも。よくよくみると腫瘍みたいなものにうりんぼの縞がみえるような気がする。原因は病原菌によるものか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

webで見つけた:

からすうり

ウリ科カラスウリ属
蔓性多年草
学名:Trichosanthes cucumeroides
和名:唐朱瓜、烏瓜(からすうり)
別名:玉章、玉梓(たまずさ)
原産:日本、中国
花期:
6~9月
実り10月~
和名の唐朱(からす)とは古い時代に、唐から伝来した朱墨のこと。
輸入される朱の原鉱の形状が、この植物の果実に似ているところから
唐朱瓜(からすうり)と呼んだといわれている。

「からすが好んで食べるから」という説もあるが、実験してみたところ、
全く食べなかったという結果も出ているらしい。
もしかしたら、「別に美味しい瓜ではないが、
からすのような動物が食べるなら、ちょうどいい瓜」という意味であるのかもしれない。

また、鮮やかな朱赤の実の中の
種が、結び文の形に似ており、
「玉梓」の別名がある。

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秦野へ

2006-09-05 21:02:08 | 国内の旅

秦野へ行った。何十年ぶりかでここを訪れた。何十年ぶり前も、震生湖を訪ねてきたのだった。今回も夫が震生湖がどんなになったか行ってみたいと言い出したのだった。前のときも湖の周りを歩いただけだったから、「いいよ」と答えた。
ついでに、安藤忠雄さんの設計したお寺に寄ってこよう、確か尾尻にある大岳院というお寺だった。そして大山さんで豆腐を食べてこよう。

秦野といえば私には沢登りの入口だった。バカ尾根は歩いたことはないが沢にはよく行ったものだ。

夫は実母の実家が秦野なので、私とは逆に山が知らないが、秦野はよく知っている。で、運転はお任せ。二ノ宮まで湘南バイパスを走り、中井・秦野に折れた。中井の民具館の横も通った。以前ここには来たことがある。そこらで右に曲がるところを曲がらずに直進してしまった。

「あれ!秦野は右だよ!!」
「どっかへいくさ」とすまして走っている。あんらまぁ、大井町にきちゃった。左を246が走っている。元の方へ戻ってきてしまったようだ。「渋沢」という表示が見えた。細い道だけど、渋沢の方があたっている。

畑の中の山道を走る。これでも農道ではなく県道みたいだ。のどかでいい。町が見えた、では下っていこう。と、前方右手にお寺の屋根が見えた。あの寺かな、と寺の前まで行くと、これは本家の菩提寺、実母の実家の墓はあの木の下だ、お参りしてくるね、と言って、お参りに行った。

じゃぁ、震生湖はわかる、とすぐ震生湖の駐車場のところについた。車を置き、カメラを持って、100mという標識を見て下り始める。クヌギ林、市民がボランテキアでこの林の手入れをしていると説明が書いてあり、ボランティア募集もあった。木漏れ日の漏れる林はムードがいい。ヤブランの紫があそこにもここにもと群生してて、かわいらしい。ただ坂は、土とはいえ、階段だ。きつい。帰りここを上るのはイヤだともうわめいている。

震生湖は関東大震災で丘陵が崩れ川をせき止めて出来たという小さな湖というより池みたいな湖。年月は湖の周りの雰囲気を変えていた。たぶん、木が大きくなったからだろう。岸では何人もの人々が釣りをしている。道端にヘラブナの死体蛾捨ててあって、臭かった。湖の側にも車がたくさん駐車している。下に駐車出来たんだ。

暑いことも暑かったが、日頃の運動不足、坂が上がれない、ふ~ふ~言って、やっとこ上っている。実際問題、これは困った。旅に出れなくなる。今のうちに、なんとかしないと・・
坂を上ったところで、駐車場まで300mの標識、もういやだ。そこで待つことにする。

待っている間、近くの草むらをのぞいていると、ナガコガネグモを見つけた。家ではお目にかからないクモだ。よろこんで、デジカメで撮っている。望遠でも撮ったかな??記憶がない。

車が来た。安藤さん設計のお寺はもういいよ、疲れた、と弱気になっている。とにかく車が駅の方に下ってくと、標識は「今泉」「あれ~、今泉って・・」しばっらく行くと、「尾尻。尾尻ってお寺のあるところだよ」「やっぱりご縁があるんだ、聞いてくるよ」と夫がレストランに行った。「安藤さん設計の建築物が出来上がったら、世界的ですよね」と親切に教えてくれたという。ただし本堂を取り壊し、工事ははじまったばかり、だという。え~、まだだったの?でも、まずはお寺にいく。確かに本堂はなく、土が掘り返されていた。許可をみると、8月1日から工事着工とはなっているが完成日は入っていない。設計は安藤忠雄さんだ。

これもご縁と、道を教えてくれた「一の屋」というお店にお昼を食べに行く。店内は雰囲気のいい作り。禁煙席もちゃんとあった。洋食も和食も日本酒のバーもある。お酒を横目で見ながら、お昼に和食弁当を取った。いろいろあってたのしかったが、昼にはちょっと量が多かった。一の屋さんって、100年も続いている老舗なのだそうだ。大岳院の檀家でもあるそうだ。いいところできいたことになる。お勘定のとき、「完成したらまた来てください」と、言っていたそうだ。もちろん来ますよ。

大山さんへ向かおうとしてまた迷子になった。もう止めた、と帰ることにした。今度は二宮の元の農業試験場の前に抜ける広い道路、ここは通ったことがあるよ、で、まよわず二ノ宮へ、そして小田原で買い物をして早川まで行くと渋滞。なんで、とラジオをつけると、高波で片側通行をしているらしい。動かない。そこでターンパイクを回って、湯河原パークウェイを降りて帰ろうと、Uターンしてターンパイクへ。ここも久しぶりに通る。外資がこの道を買ったのはずいぶん前のことだが、その後通っていない。通行料は700円。

前には軽自動車が頑張って走っている。終点に出た。私はパークウェイの料金の用意をしている。軽が左に曲がった。ウチの車も左へ、そして「しまった、この道は大観山コースだ。」この道は有料ではないが、距離が長い。「うも~」もっとも、このコースも何十年ぶりだろう。それでもUターンしてから50分で、家まで帰れた。

家に帰って、デジカメの写真を取り込もうとしたら、なんとカードを入れ忘れて出掛けてしまったのだった。ヒャ~ドジ。気がつけば、カメラバッグには予備のカードが入れてあったのだが、全然気がつかなかった。あ~あ、一番悔しいのはナガコガネの写真。我が家にはいないクモだから。

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クモ日記0609

2006-09-03 19:25:45 | クモ日記

9月3日

門灯の近くの壁にへばりついているオニグモが昨日から網を張り始めた。あのお腹がぺっしゃんこのオニグモである。と言っても、昨夜獲物がかかったようには見えなかったので、夜中過ぎまで門灯をつけておいた。午前1時ごろ、見るとクモはもう網を撤去してしまっていた。そこで消灯した。

今夜は7時だというのに、もう網をかけ始めた。早いね~、獲物かかるといいね~と言いながら上を見上げている。大きなハエが門灯の周りをうるさく舞っている。あれがかかるといいんだが。で、玄関の中の灯りもつけてみた。と、ハエが網の近くに寄った。網に触れたかどうか分からないうちに、クモはハエを捕らえた。すばやい。よかった、よかった。これは証拠写真。毎度のことながら、クモのいる場所が高いので、椅子に乗って、出来るだけ腕を伸ばして、勘でシャッターを切っているのだ。クモは獲物の網掛けに余念がないが、でもフラッシュはクモもいやだろうと、ISO1800でノーフラッシュで撮った。ブレ、ピン甘、覚悟の上。白く見えるのが糸を巻きつけられたハエ。

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たぶん、コクサグモだと思うけど、玄関のひさしの壁に棚網をはっている。下から透けているので、クモの動きがよく見える。棚の中にムシが入ってきたら、捕まえるのだと思っていたら、回りでムシ、蛾が動くたびにすばやく駆けずり回っている。口近くに来たムシを捕まえた。クモって、待つだけではないんだな、餌を捕らえるためには能動的に動いている。写真を撮りたいがはしごでもないと、とても近づけない。

10時半、外に出てみるとオニグモはもう網を撤去してしまっていた、が、ちゃんと糸巻き獲物は持っていた。ゆっくり食べるんだろう。

9月7日

何を思ったか、ジョロウグモの♂が降りて来て考え込んでいる。「こんなとこに来ても♀はいないよ」

9月8日

Ageha 椿の木の間にアゲハのさなぎを見つけた。しかし羽化寸前。食べられてしまったもののようだ。幼虫のとき、ハチにたまごを生みつけられたんだろう。Papasanに見せて、「アゲハの羽化率は10%ぐらいなんだってよ、飛んでいるアゲハを見たら、よく生き残れたね、っていつくしんでやらなければいけないよ」と教えてやった。「そんなにきびしいの。今度からそういう目で見るよ」

81_2 82

オニグモがいつもの場所にいない。いつもの場所にいたのはコアシダカグモ。えっ??探すとオニグモは30cmほど下に、下を向いてぶら下がっていた。コアシダカグモが怖かったのかな。

83

コアシダカグモ

両方とも望遠で撮った。

                                                                                                

9月9日

昼間はコアシダカグモはオニグモのいた隅に両足をまとめてまるで蝶か蛾のようにへばりついていた。一方オニグモは門灯の横の天井にこれまたへばりついていた。夕方、見るとオニグモのいた場所にコアシダカグモがいる。オニグモは?どこにもいない。「まさかあんた食べちゃったんじゃないよね」とカサの先で、トンと天井をつついた。クモが少し動いた。でも獲物を持っているようには見えない。???

9月10日

コアシダカグモの姿も消えてしまった。残っているのはコクサグモだけ。

3_5 あらあら、ザトウムシが捕まった。夕べ、カナブンがオオヒメグモの網にかかっていたが、今朝、もう切り落としてある。カナブンをよくよく見たが、どこを食べたんだろう。

                                                                               

9月11日

アジサイの葉っぱの上にクモ発見。ハエトリかな、とやたらと写真を撮った。で、位置を変えようと葉っぱを動かすと、クモがポトンと落っこちた。なんだ、死んでいたんだ。写真を取り込んで見ると、何かに食べられてしまった残骸みたいだ。

12_1

                                                                                                

                                                                                                      

9月12日

朝顔やつるべとられてもらい水

ウズグモに干し竿とられて・・・ウズクモが棹の間に水平網を張った。ここに二つ、でもそれぞれ渦の感じが違う。と、蚊の大きいのが引っかかった。そこでよくよく見ると真ん中の隠れ帯のような渦の周りに大きな網がきれいに張られていた。蚊がかかったのはその隅の方。でも真ん中のウズクモは急いで行く様子もない。ウズクモには大きすぎる獲物なのかな。

しばらくして行くと、ウズクモが真ん中から離れて獲物に近づいていく。蚊はまだ足を動かしている。またしばらくしていくと、獲物に取り付いていた。うん?ウズクモって、獲物を糸で巻かないのかな。???1212

Ka

1211_2 121_3

 

                     

                                             

9月13日

131_1     132_2    玄関の上がり口の上から、何かぶら下がっているのが見える。クモかな、それとも餌の残骸かな。イスを持ち出してみたが、黒い点しか見えない。しかたがない、カメラを持ち出して写真に撮った。オニグモだ。玄関の外から中に入ってきたんだ。元気で、よかったね。昨日、今日と寒いけど、まだ獲物はいるからね。 

Asidaka_3 夕べトイレにいたアシダカグモ、大きいけど♂だね。ここんところ♂ばかりにお目にかかる。♀はどこ? 

今日は寒いくらいだ。

Kaguya_1 いつもながらきれいなクモ。カグヤヒメグモだよね。

                                         

                                               

                                               

Moth_1 きれいな蛾がいた。まずは記念撮影。そしてオニグモの網につけてやったのだが、オニグモ逃げて、蛾は命拾い。どこかへ飛んで行ってしまった。

   

Onigumo カーテンにくっついているオニグモ。

                                                                                                                                                       

                                                 

                                                

9月17日

雨が降った。台風の影響だろう。

ちょっと雨がやんだので、外を見回ってみた。大きな網はジョロウグモだ。押すが複数いるのもある。チュウガタシロカネグモの水平網を張って頑張っている。ゴミグモも健在。ウズグモもカグヤヒメグモもコガタコガネグモも姿を消してしまった。

家の中のオオヒメグモは健在もいいところ。陶器の鉢に網を張ってしまったので、使えないよ、困ったよ。

台所で夕餉の支度をしていると動くものあり。急いでメガネをとりに戻る。たぶん、ハエトリだね。ムツバハエトリかな。

241_3  Shoumaen

Yoko     243_4                                                                           

フィールド図鑑に「♂は黒い触肢が目立つ」とあったので、これだと思ってしまった。県別クモ類分布図のCDを買ったので、さっそくそれで調べたんだけど。 

9月23日

台風の影響だろう、風が強い。

Jorougumo Jorougumo2  でもカメラを持って外に出る。目に付くのはほとんどジョロウグモの網だ。網には♂も隅っこの方にいるが、真ん中の♀もお尻の赤い色も目立ってきた。

                                              

                                             Kogatakogane_3 ハランの陰に、いたいた、コガタコガネグモが。あれ~、この子、2本脚がない。去年、みるかしひめさんが寿命が尽きるの前に自切することもあると言っていたけど、あるいはそうかもしれない。

                                              

232_3 2階の踊り場のところにオオヒメグモが網をはっている。下は虫の死骸だらけだ。 それを片付けようと、シートをはずすと、クモは一匹飛び出した。しましまグモ。たぶん、玄関にいた子だな。急いでカメラをとりに戻る。PCに取り込んで見た。さ~てだれだろう。アシダカのチビか、コアシダカのチビか、アワセグモか??体長10mm。

アシダカグモ科の幼体ということだ。 

アワセグモというのは、いまや絶滅危惧種に入る貴重なクモだそうだ。おそらくお目にかかることはないだろうが、アワセグモはそういう種もなのだなぁ。 

                                          

Oohime Oohime2

そうそう、写真を撮るために網を壊されて、憮然としているオオヒメグモ。でもきれいだよ。

                                             

  

                                                   

Ga_1 ついでにカーテンにとまっていた蛾も仲間に入れてやろう。

                                                                                                   

9月4日

シロカネグモが目立つ。もちろんジョロウグモの網はもっと目立つが。

Sirokane_1 Sirokane2_1
シロカネさん、いいムードでしょう?
なんか、ここんところジョロウグモの向こうをはってシロカネが目立つ。
あいかわらず、物干し棹は占拠されている。
でも、棹の網は無意識に壊してしまうことの方が多い。
それでも懲りずにシロカネはすぐ張りなおす。その作業の早いこと!


Kogatakogane_4 コガタコガネは風で飛ばされたのか、ハランから1mぐらい離れたクチナシの枝に網をかけていた。

                                             

Jorougumo_1 リンドウの鉢に日をあててやろうと、ウサギのケースの上に置いておいたら、なんとジョロウグモがそこを支点に網をかけてしまった。しかたがないしばらく貸してやろう。

                                              9月25日

「朝グモだ。おはようって下りて来た」と朝からオジサンが騒いでいる。
「どれどれ」と眠気眼をこすりながら出て行く。
「オオヒメグモの♂だよ。でもせっかくだからモデルになってもらおう」
とMOのプラスチックケースに入ってもらった。

「まだね、自分の目がボケているから、小さいものはフォーカスできないんだよ。それにクモの動きが早いしね」
と言いながらパチパチ撮る。
「そんなに撮るの」
「こんなに撮ったって、撮れてるのは数枚だよ。そういう意味じゃぁ、デジカメはありがたいね、
じゃんじゃん撮って、じゃんじゃん捨てられる」

未だに銀塩派で写真としてはデジカメは否定しているけど、クモの写真に関しては有効度大。しかもマクロに慣れてしまったので、ときどき望遠の勘が狂うようになってしまった

251_2 252_2 253_1 254_1 255 256 267_1

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