あぶない話

昨日の午前、お茶を入れようとヤカンを火にかけた。ちょうど灯油の配達に来てくれたので代金を払ったり、洗濯物を干したりしていたらヤカンのことなどすっかり忘れてしまった。台所に入るとヤカンがカラカラ、さすが今の器具、ガスは消えていた。とはいえ、からからになるまでは沸騰させ続けていたのだろう。このピーポーケトル、おしとやかで、音量が小さくて、私には聞きにくい。でもからからにしたことはなかった、いままで。「ごめんよ」とヤカンに言いながら、ボケてきたから、これからもやりかねない、卓上の電気湯沸かし器を買ってこよう。

クリーニングに出しておいた洗濯物を茶箱にしまいながら、ついでにpapasanの下着類の整理をして、ラベルも張り替えてやった。冬物も洗った。こんなことは結構疲れる。後もう少しすることはあったがもう嫌になった。

工芸室まで先週のケーキの入れ物をとりに行った。来週は眼科に予約が入ってしまったので欠席すると断ってきた。日差しは暑く、ガラガラを押しながらなんとも休みながら坂を上ってきた。

午後から買い物に連れて行ってくれたので、0.8ℓの安定のいい、電気湯沸かし器を買ってきた。沸くと自動でストップしてくれるという。さっそく湯を沸かしてみた。私の紅茶のポットは500ccだから800㏄ならちょうどいい。一回目の湯は捨てた。２回目で煎茶を淹れた。すごくまずい！もったいないがお茶も湯も全部捨てた。煎茶の湯は当分ヤカンで沸かそう。紅茶はミルクや砂糖を入れるのでごまかせるが、煎茶は繊細だ。

お茶の味にはうるさいので、ヤカンには気を使って、ずっとホーローの、しかもピーポーケトルを使っている。値段もかなり高い。高くてもホーローの電気湯沸かし器があれば買うのだが、見当たらなかった。なじむまでぶすぶす言うんだろうなぁ。

午前中、クレメダンジュを作った。卵黄が3個余るので、それを使って、午後シュークリームを作った。シューを練るのに力がいった。パイ皮に続き、シュークリームの卒業かなぁ。

よく働いたので背中が痛くなった。多分筋肉。テレビで血管の若さの測定とか言いながら、前屈を測っていた。柔軟の人の方が血管年齢が若いとか言って。体の柔らかさは今もってやわらかい。前屈なんて15ｃｍ以上は行くだろう。てことは血管年齢が若いってことかな。運動神経はかなり低下しているとは思うんだが。

夕方、小学生たちが遠足で疲れたとお休みしたとかで、和美さんの時間が空いたので、録画してくれてあった「ダウラギリ」を見た。アンナプルナ山群、マチャプチャレ、その左手にダウラギリは見える。懐かしいポカラの風景もある。

 

ふるやのもり

雨だ、雨だ。大雨だ。

予想通り、我が家は「ふるやのもり」。昨夜のうちに雨漏りしそうなところには吸水シートを敷いておいた。かなり吸っている、ということは雨漏りしていたんだろう。原因もわかっている。しかしトタンを張り替えなければならない。

papasanがそれこそ昔、屋根のトタンの一部分を切って、私の頭上に天窓を作ってくれた。いつも電気をつけ続けているから、明るくしてやろうと思ってのことではあったが。でも、素人のしたこと雨漏りが始まった。プロに頼んでも雨漏りは続く、大工さんもきれいにしてくれたがそれでもだめ。トタンを張り替えて天窓をなくす以外はなさそう。一枚ばかり張り替えてもらうのも悪いのでシートをかぶせたりしているが風で飛んだり、隙間から雨水が入ったり、相変わらず「ぽたり、ぽたり」天井には断熱材も張ってあるし、天井のボードにシミが出来ていないからどこかに雨水のルートがあるらしいが。まぁ私たちが生きている限りの家だから今更、改築しようなんて思っていないが。私の机の傍に落ちるので、電子機器類が置いてあるのでそこだけが心配。

 

昨夜、見るともなしに「鶴瓶の・・」を見ていたら、今回は井原市だった。井原市という名前は知っている。倉敷の洪水の時、見たんだっけな。でも名前だけで井原市なんてわからない。その中で井原市の紹介で、星空と天文台が写った。あれ、と思ったが、瀬戸内だから星空はきれいなんだろうと思ってみていたら、「光害規制条例」が出てきた。「光害規制条例」なんて、ほかの町にあるとは思えない。急いで美星町を調べた。美星町は合併して井原市になっていたのだった。平成の大合併で、合併したのはいいけれど、地名がわからなくなってしまって困るよ。町村の方が地域が限定されるからわかりやすいんだけどね。これはよそ者の勝手な言い分だけど。

美星町には「光害規制条例」が制定されたとき、美星町からの招待で、もちろん自費、で宿泊付きで、papasanと二人で参加したことがある。前日岡山を回って、倉敷に泊まって、集合場所に行った。倉敷から美星町お迎えのバスで４０分ぐらいかかったか。会場の体育館で、式典があり、パネルディスカッションなどが行われた。翌日、町内観光をして、農産物や肉製品をごそっと買ってきた。残念だったのは、あの天文台にも行ったのだが、７月７日だったので、梅雨時、美しい星空は眺められなかった。あの天文台はもともとは瀬戸内海の船の航行のための水路観測用だったと思う、眼下に瀬戸内の光がきれいだった。最近、星空を見ていない。美しい星空見たいなぁ。

天井からのぽつりぽつり、そこで天井に吸水シートを張り付けた。ところが重みで落ちてしまった。再度張り付けた。はじめの方はしっかりテープで止めたが２枚目の方が最初のままだった。

３時過ぎ、雨は上がり日が漏れ始めた。シートはがしてもいいが、机に上がるのは嫌だな、と、思っていたら頭上にドサっとぶつかった。やられた！結構吸っている。でも、もうこれで一安心。

スズメたちにもシフォンをちぎってやっている。

やっと雨が上がったので、タヌキたちもやってきた。めんつゆをとったので、その残り物、カツオの削り、コンプ、貝柱、シイタケを投げておいたのだが、それを食べている。残飯も投げて置いたら食べている。そこで肉を切ってやる。その間に好物のシフォンをちぎってやると、まずシフォンから食べる。肉をやってもシフォンの方がいいと顔を上げて私を見ている、グルメのタヌキ、仕方がない、もう少しやろう。

タピオカ

テレビで若い人たちのはやりの食べ物としてタピオカが上がっていた。タピオカ、キャッサバの澱粉の加工品である。スリランカでも栽培されているキャッサバを見た。

熱帯、亜熱帯ではタピオカは主食でもある。栄養価も高い。

私たちは白い丸い粒のタピオカを茹でて、甘いココナッツミルクや牛乳に入れてデザートとして食べている。まだどっかに残っているはず。丸くするのは遠心分離機で丸く加工するらしい。料理に使ったことはない。

テレビのタピオカは黒い。えっ、黒いタピオカなんてあるの？そこで和美さんが来たので聞いてみた、たまたまテレビで和美さんはタピオカの造りかたとして、黒砂糖を使って片栗粉を入れて練っているのを見た、と言った。「いや、それはまがいものでしょう？私が見たのは、ストローの話でタピオカミルクに行ったんだけど、台湾の屋台で提供されているものは黒かった。台湾ならキャッサバは栽培できると思うから、本物だと思うけど。日本でも黒いタピオカばかり。だから黒いタピオカがあるかどうか知りたかっただけ。じゃ～調べるよ」

で、さっそく調べた。澱粉だから白い。黒いのはない。黒いのはカラメルで色付けしてるのだという記事も見つけた。やっぱりそうか。白いタピオカに白いミルクじゃ見栄えがしないから色付けしたんだろうね。そうしたらずっと以前から色付けタピオカは市販されていたらしい。ただ日本人は色付けは好まなかったから販売しなかったとも。新しいもの好きの若い人たちがエスニック気分で愛飲するのは結構だが、ナタデココの二の舞にならないことを祈るのみ。ナタデココの流行で現地では道具をそろえて生産体制に入ったらブームは去って、現地の人々の借金だけが残ったという、なんとも罪作りな話を聞いている。

 

明日でもよかったのだが、明日は眼科へ行く。しかし、明日は雨という予報なので、雨の中を湯河原郵便局までpapasanを歩かせてはかわいそう、と今日郵便局までオリーブオイルの送金に行ってきた。いつものパレスチナなのオリーブオイルである。この時期新しいオイルが日本に届く。機械化できないから、手摘みで、圧式手絞り、結果的には私たち消費者は、安全で、最良のものを使うことができる。オイルの抽出に薬品を使っていないからだ。抽出に薬品を使っていて、それが漏れて、イタリアで輸出禁止になったのは去年だったかな。PCBが紛れ混んで被害を受けたカネミ油症。被害者は後遺症で、まだ苦しんでいるだろう。

手続きをしているとき、ふと新玉ねぎのパンフに気が付いた。小田原下中の新玉ねぎだ、とってみよう。もう中生になってしまうだろうから、３kｇを注文してきた。すると新聞屋さんから玉ねぎが届いたという電話。今頃配達なの？音沙汰ないから、忘れられちゃったのかと思って、郵便局で注文しちゃったわよ」というと５月下旬と書いてあったはず、という。見なかったなぁ、すぐ来ると思ったから玉ねぎ少しづつ買ってたのよ。新は新の使い方があるから、早くほしかったんだけどね。注文したんだから買いますよ。夕方配達してくれるそうだ。

郵便局からいつもの道を歩く。お花見ができるくらい、どこのお宅の庭も花が咲き誇っている。空き家になってしまったお宅の庭も、花たちは忘れずい咲いている。花ぞむかしの香ににほいけり、だね。却って寂しさが増す。セイジョーに寄って薬を受け取ってきた。飲み残しを整理して、どれを飲まないか調べてくれ、食前食後をできるだけ統一してくれたらしい。お手数かけます。

明日は大雨予報なので、眼科に電話して視野検査の日を代えてもらった。一週間後に。

シフォンを朝焼いたので、午後にはスズメにちぎってやれた。雨だからエサを置いてくるわけにはいかないので。人間さまはチーズスフレ。美味しいが、卵のせいで、チーズが薄いオレンジ色になり気に入らない。大仁まで行かないとエサにパプリカを入れてない、大玉の卵が手に入らないので仕方ない。

同化政策

新聞のトップに「我是中国人」という文字を見た。「私は中国人です」なんだろう。見出しを見ると、新彊ウイグル自治区「再教育施設」ルポとなっている。中身を読むまでもなく、中国によるウイグル「同化政策」だな、と思う。中央アジアの旧ソ連圏だった国々が独立し、新彊ウイグル自治区も独立を望む声は大きい。テロリストをつくらないという名目で、中国政府はこの再教育センターを設け、同化政策を推し進めているいるようだ。中国は嫌いじゃなかったが今は嫌な国だと思う。チベットで同化政策の実態を垣間見てから、そこまでする必要があるのかと大いに疑問に感じたのだった。チベットを訪ねたのはいつだろう、２０年ぐらい前のことだった。町中に「教育推進！」のプラカードが並んでいた。はじめは中国が、チベットの教育に力を入れているのかな、と思っていた。チベット語で「こんにちは」は「デヒデレ」と言ったと思う。ラサの人たちに明るく「デヒデレ」と声尾をかけても、だれも「ニーハオ」と答え、」「デヒデレ」とは言わなかった。そこで「ふん？」と違和感を感じたのだった。もしかしたら見張られているのかも。

仏教寺院は中国軍によって、壊されたままだ。でもチベットの人々の信仰は篤い。あ～、これが同化政策なのだな。日本だって御多分に漏れずの国だが。

民族主義は好きじゃないが、さりとて同化はもっと好ましくない。歴史的に大帝国は、他民族を支配する方法として、民族の信仰や習慣は規制はゆるやかだった。だからこそうまく治められていたのだが。

また肌寒くなった

昨日の午後、買い物に連れて行ってくれたので、真鶴でとれた「カイワリアジ」を買ってきた。平べったい、ひし形みたいなアジだ。食べたことはない。papasanが食べたいというので刺身してやった。一切れ味見に食べてみた。アジというよりイナダに近い味だ。美味しい魚だ、と言っても私はそれ以上は食べる気はしないけど。papasanは「おいしい、美味しい」と平らげてしまった。ベリーズもお相伴をした。あらをタヌキに投げてやったら、タヌキもぺろりと食べた。肉をやったら、魚の方がいいという顔をして私を見たが、もうないよ、とシフォンをやってごまかした。

郵便受けに郵便局の不在票が入っていた。その日は一日うちに致し、配達した時間はここに座っていた。転寝していたかもしれないが。連絡しようとすると、以前のように湯河原郵便局の電話番号が書いてない。自動受付で再配達をしてもらうために打ち込んだが、最後に自宅電話番号が認識できないから最寄りの郵便局に電話してくださいと言って勝手に切れてしまった。最寄りの郵便局の電話番号がわからない。真鶴郵便局にかけて教えてもらおうとかけると、勝手になにかしゃべっていて、つながらない。怒ってやめてしまった。ほんと郵便物は嫌だよ。なるべく郵便以外でとは言ってあるけど。

プラコッテに蟯虫がいるらしいというので、和美さんが医者に連れて行った。薬を投与してもらい、ほかの猫にも飲ませた方がいいというので、トンガ、ガーナ、ベリーズの分も買ってきてくれた。ガーナはおとなしく飲んだが、ベリーズは抵抗して大変。

 

 

お天気だというのでシーツ、毛布、さらに茣蓙も洗ったが、お天気は悪い。やだねぇ。でも干しっぱなしにしておいた。夕方までにはかなり乾いていた。でもここの気温は低い。

 

息子は北アルプスをビデオに入れてくれたのでそれを見ている。ドローン大縦走がほしかったな。

 

フーナ（ヤモリ）が出てきた。