なぎのあとさき

日記です。

沈丁花日和

2005年02月15日 | 日々のこと



手術から3日目。
モンチンはすっかり回復して元気なキュリアス・モンチンに戻った。
起きている間は(何かないかな~)とキョロキョロしながら歩きまわり、
何もないと私の顔を見て「アウ~(何かないの~?)」 
小さな背中に手を当てるとブルルルル。
モンチは過去のことはすぐに忘れて
目の前のことにしか興味がなくて、明るい猫。
一番キンタに似てる気がする。

手術の前と後で、性格が全然変わってなくてよかった。
モンの姉妹のミケも、たまたまモンと同じ日に手術を受けたとか。
里親が男子で「猫も人も疲弊した」といってた。
モンが傷を舐めようとするたびに私のお腹も痛むけど、
男子の飼い主もそうなんだろか。ダーはのんきなもんだけど。

Oさんは最近いついた猫の兄妹の妹猫をビーと呼んでるらしい。
うちのビーに柄は似てるけど顔が怖くて、
前を通る先住猫にパンチするのが日課の相当なツワモノだとか。
同じ名前をつけてくれるなんて嬉しい。

今日2月15日、ついに! 沈丁花の匂いをかいだ。
会社からの帰り道、うちの近くまで来たとこで、
よその家の塀の中から、ふいに匂ってきた。
脳にも胸にもしみるような匂いがした。
立ち止まったけれど、暗くてどこに木があるのかわからなかった。
今日は朝から暖かくて、コートなんて着てられない、
とニットのアウターで出かけた。
ダーは「Nちゃん気が早いよ~」といってたけど、
夜になっても全然平気だった。
空は曇ってて、昨日までビカビカに光ってた星も見えない。
ついに春が来る。今年の冬はばかに長かった、
何の未練もございません。さらば冬将軍。

ツタヤでCDを物色。
春の予感のせいかガールポップな気分で、
YUKIの「JOY」と、ハルカリ「音楽のススメ」を借り、
どういう風の吹き回しか、ブリトニーのベストを購入。

会社では、昨日うちの部の元相談役Gさんが亡くなって、
Bがだいぶショックを受けていた。
先週元気に自ら紙面に載ったりしてたGさん、
風呂場の浴槽で一人で死んでいるのを
会社の人が見に行って見つけたらしい。
破滅系と自分でよくいってたけど本物だった。
Bは皆に「次はあんただ」といわれてさらにショックを受けていた。

お昼ははしごのだんだん中辛。
晩御飯はアジの干物、三つ葉入り玉子焼き、
きんぴらごぼう、豆腐と若布の味噌汁、めかぶ納豆。

クック、タヒチの先住民の話。
結婚してても自由に恋愛して、
クックの船の船乗りたちが迫っても拒む女の人がいない。
恵まれた環境で時間をもてあます人間たちの
最大の楽しみはセックスだったみたい。
文明も宗教も未熟でできた子供は扼殺するとかで、
セックスを娯楽にするのはどうなんだろう。

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