なぎのあとさき

日記です。

怒りとスイーツ

2005年02月12日 | 日々のこと



モンを病院に連れて行った後、
Oさんと別れてモスで一服してから仕事へ。

「クック」、壊血病の予防にザワークラフトを船乗りたちに食べさせる話など。
いい天気。昼、今日は休みのダーに電話すると珍しく
「今日は外でご飯を食べよう、何でも好きなものでいいよ、
お寿司でも、焼肉でも」という。
モンのことは心配だけど、何も連絡ないところを見ると
経過は順調みたいだし、モンが帰ってきてからは傍にいたいから、
外食するなら今日がいい、ということで。

お昼はトールラテだけにしておいて、まきで仕事を終わらせて、
待ち合わせの三茶駅改札へ。
寒くて10分くらい待ったらしんどくなり、
先に猫のご飯を買いにセキゼンへ。
モンの好きな黒缶。買い物が終わった頃に電話があり、
もしやと思ったけど居眠りしちゃってまだ家だといっている。

頭にきて電話を切り、猫草を買って、
お腹が減ってたのでツタヤ下のオリーブの木へ。
クラムチャウダー、パンチェッタとほうれん草のパスタ。
むかついてたらご飯がおいしくないと思って、
ダーのことはとりあえず忘れる。

料理が出るまで「クック」。タヒチでついに金星を観測。
船乗りが原住民の娘とできちゃって船を脱走したり、
原住民に火かき棒を盗まれたり。
料理が来たら本は閉じてゆっくり味わって食べる。
しかしパスタが来る頃バッグの中の携帯が鳴り出し、
切っても切ってもかかってくるので出るとダー、
「すぐ行くから待ってて」。
側に店員がいるのに思わずどなりつける、
「顔みたくないから来るな! 食事の邪魔するな!」。
切っても切っても今いる場所をいうまでしつこくかけてきた。
食後のお茶を飲んでたら来て、平謝りに謝る。
で、「ちょっと一杯飲もうよ」と何度もいうが、
「今日は気分を害してるんだからお酒なんて飲みたくない」。
そこの会計はまかせ、東急のコーヒー屋で
ブルマンを買ってもらう頃にはむかつきは収まっていた。
でも今度同じことしたらビンタの一発はさせてもらう。

ダー「スイーツでも買ってこうか」
私「スイーツでも買ってこうか」「何で繰り返すの?」
「スイーツって言葉、私あんまり使ったことないから。普通に出てくるんだね」
「俺だってNちゃん以外にスイーツなんていったことないよ」。
タマタカでダーの晩御飯のカレーと、
明日引きこもるための食材を買って、
スイーツ(イチゴタルト、フルーツタルト)を選んでる頃にはむかつきは消えていた。

CSで「トリコロール 白の愛」。
イ○ポで妻に振られた主人公の男が
手品師の男に自殺の手助けを頼まれて、
彼に勝った後、二人で雪の上をすべるシーンがよかった。
ジュリー・デルピーは最初はひどい女、と思ってたけど、
彼に再会してるシーンで壮絶にきれいだった。
白の愛の白は、絶頂中の白だったのか? 
主人公がどうしたいのかはよくわからなかったけど、
そんなことわからなくていい。
イ○ポの男の絶望が果てしないことに
リアリティを感じることはできるけど、わかるわけはない。
周囲の人が優しくしてくれても、
仕事が見つかっても、救われはしない。
救われないままに次々に主人公が起こす行動は
まったく予想がつかない。
主人公の兄のよくわからなさも、そのままでいい。
弟の名前をお店につけて、奥さんもいないみたいで、
カマっぽくて、よくわからないけどそういう人もいる。
地下鉄の駅で手品師に会うシーンは本当に暗くてどうなることかと思った。
シーンのひとつひとつの絵がすばらしかった。
切ないを通り越して痛い愛の話だった。

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春が来る前に

2005年02月12日 | 猫トーク





ちょろめき!

朝10時過ぎに、かなり風邪がひどそうなOさんが迎えに来てくれた。
モンチをかごに入れて一緒に車に乗る。
モンチはかごに入れると暴れたけど、
車に乗ってからは怖がって大人しくしていた。
なるべく「モンチ、大丈夫よ」と話しかける。
20分くらいで病院に到着。
小さな病院だけど、Oさんが「腕がいい」と何度もいうので間違いない。
モンチのお兄猫のZくんもその病院で診てもらっている。

モンチは9ヶ月になるのに発情しないお子ちゃま猫だけど、
暖かくなる前に手術をすることに。
殿もビーも通った道で、人間の勝手で施すことにはいつも胸が痛む。
せめて、この子たちを一生ポンポンしようと思う。
3匹ともポンポンが大好き。
腰のあたりの血行がよくなるんだと思う。
モンは腰が細くて小さいから、まだ3本の指で軽くポンポン。
殿はがっちりとした筋肉質の猫だから、ポンポンというよりは
バシッバシッと、かなり力を入れて叩かれるのが好きで、
初めて見る人は驚く。
ビーは横になってるときにポンポンするとふとんをたたくような
パンパンという音がするけど、立ってるときにポンポンすると、
上半身を低くかまえて腰を高く上げてふんばりポーズをし、
ポンポンといい音がする。

獣医さんは、「Zくんと比べると小さいですね」。
Zくんも里親さんに大事にされていて、
テレビの上から落ちてちょっと足をひきずった、
といって獣医さんに連れて来られて何でもなかったらしい。
待合室には大きくてめちゃめちゃ元気な犬がいて、
その子もモモという名前だった。
モンチは2.8キロ。隙をついて診察台から飛び降りて
逃げようとしたので獣医さんに捕まえられ、奥に連れて行かれた。

明日の朝9時にうちに帰ってくるまで、
数え切れないほどモンチのことを考えるだろう。
私はここにいるよ、すぐ明日が来て帰って来れるよ。
モンチは今日、たくさん眠れるといい。

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ダァー!!!

2005年02月12日 | 日々のこと



めずらしー2ショット

最近ビーは私が寝ようとして横になると、
私の肩~首に乗り上げて毛づくろいをはじめる。
ふわふわした毛が顔にこしょこしょ当たって、
至福に包まれながら眠りに落ちる。

猪木を取材してたらお尻を触られてまんざらじゃない気分、
というありえない夢を見てる途中で、
ビーと殿にどんケツされまくって目がさめる。
肉100(排卵ホルモン)ののろしが猪木。ダァー! 
思わずCにメール。
C「二十歳の男の子にお母さんと呼ばれて放心した…」

いい天気。今日は祭日でお休み。ダーも休み。
朝ごはんはイチゴジャムトースト、
ハムと目玉焼きとサニーレタスのサラダ、コーヒー。
洗濯したり、掃除したりするほかは、一日のんびり。
昨日のうんざり気分は、目がさめた時点で消えていた。
夕方カルボナーラ。モツァレラチーズを大量に入れたせいか重い。
夜食はご飯、漬物、たらこ。
ほぼ一日中、MTVとスペシャを見ていた。時々モンチと遊びながら。

「クック太平洋探検」が面白くて面白くて。
金星の観測のために南太平洋へ向かうエンデヴァ号の航海日誌。
風向き、見えたもの、食べたもの、起こった出来事などが淡々と、
すでに何人もの船乗りが溺死、病死などしていて、みんな命賭け。
といってもラム酒を内緒で飲みすぎで凍死など、
船乗りたちはならずものが多くて船長は大変そう。
海軍の船なのに。今日はリオ・デ・ジャ・ネイロまで。
副王とクックのお手紙戦争など。

Jからまた夜中の3時に非通知で電話。
誰からか分かってるのに非通知でかけてくるのが気に入らないので、
今度かかってきても絶対出ない。

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