なぎのあとさき

日記です。

あと1ヶ月もすれば春ですから

2005年02月03日 | 日々のこと



ダーは熱が出て身体中痛くて眠れなかった、といいつつ仕事へ。
風邪が流行っている。長いよ冬。もう飽きたよ。
朝ごはんは一昨日のコロッケ、なめこ味噌汁。
ダーには紅茶を淹れる。
今日は薄く色落ちしたジーンズに、
M枝ちゃんにもらった水色マフラーを初使い。
冬に飽き飽きしてるので、色合いだけでも春っぽく。

ジェーン・オースティン「高慢と偏見」。
娘を嫁にやりたい一家の物語で、
自然と小津の映画の登場人物が浮かんでくる。
母のベネット夫人はまさに杉村春子。
ベネット氏は麦秋あたりの笠智衆。
娘のエリザベスは岡田万梨子。ダーシーは佐田啓二。
ビングリーは、まあ「お早よう」の三浦あたり…。
ジェーンは山本富士子。
ビングリーの妹たちは叶姉妹。今年初の海外小説なのに。

Dが出張でいない小春日和。
営業甘木さんが仕事をサボってたことが紙面に載って問題に。
編集の部長も何度もひどいこと書かれても、
誰も気にしたことなかったのに、営業の人はシャレがわかんない。
仕事サボったことより、「面が最悪」の方がヒドイと思ったけど。

帰り道、澄んだ夜空に星がキラキラ瞬いている。
今日の晩御飯はワンタンスープ、鮭、春菊胡麻和え、ご飯。
私が食べるときに、猫たちにも猫缶をお皿に分けてご飯にしたが、
ビーは鮭が気になるので早急に猫缶を切り上げ、
ご飯中の私の膝に上がった。
でも今日の鮭は塩がきついのであげられない。
仕方なくビーは猫缶のところに戻ったけれど、
気に入らないのかいつもより大げさに、お皿に砂をかける身振り。
そのまま食べ終わって片付けた後も、
ビーはすかさず流しに上がって鮭がないかチェック。
その後棚にあるのを見つけて手を出そうとしていたところを見つけて連行。

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神町へ

2005年02月03日 | 日々のこと



朝、昨日の残りコロッケ、なめこ汁。
だいたい毎日一度来た服を出る寸前にチェンジ。
今日も空が青い。今日もビーがかわいい。
ママから謄本が届く。サニーデー「朝」聞きながら駅へ。
駅の本屋で「グランド・フィナーレ」

Cから引越し完了メール。
Bは風邪が治らず「シヌシヌー」という歌を歌っている。
年末年始の忙しくてややこしい期間が終わって
落ち着いたせいか、みんな仲良しでいい雰囲気。
お昼、カップヌードル食べつつ続きを読む。
作者が見えるようで全然見えない、
シンセミアのときも思ったけど、作者がどこか登場人物、
というか自分の作品全体をバカにしてる雰囲気なのがおかしい。
ウガンダの話はひどい話だなぁ。
昨日寝る前に、深沢七郎の「南京小僧」を読んでいて、
昔はひどい世の中だった、
貧乏はやっぱり罪悪だと思ったけど
現在も続いてる国があるのだ。
南京小僧はひどい話だけど、
ほかにはちょっとないようなミュージックみたいな小説だ。

で、帰りにお腹が減ったので三茶で降りてラーメン、味玉入り。
今日はすいていて、若い男の一人客がちらほら。
また続きを読む。主人公みたいな犯罪者が普通に生活してるのは怖い。
最後には言い知れぬ感動。
ここで終わってるからこその感動だけど、
もっと長編にしてくれてもよかったなぁ。短すぎる。
「ニッポニアニッポン」を読んでから、
新作が待ち遠しくて出ると本屋で買うようになった。
しびれふぐの短編は、不気味だけど面白くてまた深沢七郎を思い出した。
昨日の夜、深沢七郎のちくま全集をパラパラしながら、
深沢七郎みたいな作家なんて一人もいない、って思ったばかりなんだけど。3番目の、
新宿の話もバカバカしくておかしかった。

家に帰ってしばらく、何もせずに床で四つんばいになって猫と心を通わせる。
モンが通りすがりにビーをテイッとパンチするのが憎かわいい。
最近はビーもモンの相手をするようになって、
追い掛け回したりもしている。
今日もモンチは寝た、と思ってもすぐ起きて、全力で鳴く。
プルルルアー!(あちょぼう~!) 
何をするにもモンと遊びながら。

還暦パーティの写真が届く。
ダーは面倒な打ち合わせがあるとかで帰らず。
最近ジムに行ってないせいか、本ばかり読んでいる。
あんまり読むのも…、と思うくらい。
寝る前、神町って実在するのか信じられなくなって検索したらちゃんとあるのね。

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