なぜか下ばかり見てる殿
今日はママが来るので、シャワーを浴びて軽く掃除機かけてから、
駅まで迎えに行く。
曇ってるけど空気が暖かくて、手袋がいらない。
駅に早めに着いたので、
SHIPSをのぞくと、欲しかったオフホワイトのニット、
形もいうことなしで即決。&黒キャミ、計12000円。
地下でちょっとつまむ用にチヂミと春雨の炒め物。
駅でママに会う。
スーパーで食材を買い込んで、
帰りは緑の多い道を通って帰ろうと思ってたのに、
ママが「一度バスに乗りたい」というのでバスに乗る。
「おばあちゃんがね、東京のバスの老人無料パスを横須賀でも使っててね」
「うん」
「運転手さんに指摘されるとね、すっとぼけるの。
『あら、東京ではタダなんですのよ』って。
だいたいいつもそのまま通してくれたのよ」
「へえ。やるねえ、おばあちゃん。さすが元商売人」
「同じ運転手にぶつかったらどうするんだろ、って思いながらね」
家に戻るとまだダーがいたのでブルマンのコーヒーと、
トースト、野菜炒めで朝ご飯。
ダーが校了で会社に行こうとするとビーが玄関にいて、
ダー「代わりい行って欲しいよ。校了紙見てくれるかな」
「肉球で了マーク?」。
われ鐘で腹痛がすごい。「痛いよ~」と思わず口をついて出るほど。
猫たちはママのことはちゃんと覚えていて、
ママと私のいるお茶の間をうろうろ。
モンもすぐに羽付棒で遊んでもらった。
鉄観音のお茶を入れ、チヂミをつまみながらBSハイビジョン、
イングリッシュガーデン特集。
日本に比べて花の種類が多くて、背が高くてワイルドな感じの花が多い。
野の花というよりヒースの花というような。
即売会では大きな鉢が10ポンド。
その後たまたま始まった「ドラゴン危機一髪!」(1971年)。
ペンキ丸出しの流血あり、お色気あり、
サイケなBGMありの70年代チックなクンフー映画。
ブルース・リーは「俺に何かあったらお母さんの面倒は誰が?」
と自分でふっておきながら、
大量殺人で警察につかまりそのまま終劇。
お母さんの面倒は誰が見るのよ、とつっこまずにはいられない。
お腹がガランゴロンと痛むので、今日は休みでよかった。
しかもママが晩御飯を作ってくれて幸せ。
ママの作ったご飯はいつもおいしくて、きれいにたいらげる。
晩御飯のメニューは、とんかつ、かぼちゃ揚げ、
千切りキャベツ、鯛と甘海老のお刺身、
エリンギとアボガドをオリーブオイルとにんにく少しで炒めた料理、
水菜のおひたし、若布と卵のスープ、壬生菜漬物、ご飯。
流しの上においた水菜のおひたしの鰹節を、
モンチがきれ~いに食べた。
日曜洋画劇場「アザーズ」。
ママ「一度テレビで見たんだけど、全然覚えてないわ。
最後にカーテンが全部開くところは覚えてる」といきなりのネタバレ。
私は初なんだけど。
最初の方は、登場人物がみんな不気味で、
二コール・キッドマンも意外と神経質な英国夫人役がはまってて面白かったけど、
途中でああシックス・センスか、と気がつき、
バカバカしいながらも最後まで見た。
殿はママと私の膝の上を行ったりきたり。
ビーはときどきテーブルの上にゴロン、と横になりにきた。
お腹が痛くても、猫とは遊ぶ。
今日もビーがちょっと遊んでくれた。
ビーが走るのはいつ見てもかっこいい。
ビーとモンが少し取っ組み合いの喧嘩をはじめ、
晩御飯のとき少し余った猫缶を出したら、
二人仲良く食事処に走ってきて、そのまま喧嘩のことは忘れた。
ママは「庭の窓閉めたかしら?」とずっと気にしてたけど結局泊まり。
ママの好きそうな「高慢と偏見」を、
「上流階級の渡る世間だよ」といって貸すと、
「そういうの好き~、上流階級って好き。上流階級に生まれたいわ~」