なぎのあとさき

日記です。

candy moon

2014年12月11日 | お散歩

2日連続で、
出かけるときに窓の鍵を閉め忘れてたらしく、
仕事から戻ると3匹とも家にいるけど
窓がいい感じ(猫にとって)に開いていた。
「自由にお外で遊んだのー。よかったねぇ」
寒いから、そんなに長くは出てないと思うけど、
私が帰る時間にはちゃんとみんな
家に戻ってるところがかわいい、
てか、気をつけないと!

モンチはとても調子いい!
昨日の夜、残っていた鶏団子スープの
鍋のふたを開けて食べていて
どうなることかと思ったけど
変わりなく、とても元気。
葱も入ってたのに。

---------

河原にはシラサギ、アオサギが
いっぱいいる。
シラサギの親子がいて、
子どもはママの足の長さくらいの背丈で、
でもちゃんとシラサギの形でかわいい。

---------

月曜は葉山へ。
先週見ごろを迎えた紅葉が
だいぶ散ってしまった。
海周りの山は紅葉の見ごろが短い。
八王子とか、内側の木とちがって
木も怠惰な感じ。

凪、澄み。
先週からクリーミーな泡が立ちはじめ、
潮は冷たいけどとても柔らかい。

鐘(早まった、若い子にせっつかれて?)のため、
浜辺ではほとんど寝てた。
おなかいたいのなんの。

夕陽を見ようと、森戸へ。
よく澄んでいて子メジナたくさんと、
大きいクロダイが元気に泳いでいた。
少し沖にはボラもいた。
ボラの子はイナッコというそう。
夕陽がてっぷり、大きかった。
テトラ上で会ったおじさん
「僕の船にいつでも乗りにおいで」
前の週は「修善寺の紅葉がきれいですよ、
○日に檀家の方をつれていくので」
と、冬のナンパはいぶし銀。

日没後の東の空には
月も出始めからよく見えて、
太陽に負けないくらいでっぷり。
べっこう飴の色。

三茶によって帰る。

コメント

チューリヒ美術館展

2014年12月11日 | お散歩

殿は庭を散歩して、
ビーとモンチは抱っこでお庭。
あんなに強かった太陽が
弱々しくなってしまった。

でも、河原に出てバトミントンしたら
すぐに体が温まり、
アウターを脱いだ。
寒い時こそバトミントンだ。
風がなければけっこう続いて、
最高は50回。
オレンジジンジャーの紅茶、
マイグラスだと全然美味しい。
シラサギと、アオサギの群、
渡り鳥は空高く隊列作って飛んでいた。
桜の葉はすっかり散ったけど、
まだ紅葉中の木もあった。

チューリヒ美術館展、in乃木坂。



モネの積み藁、
アップの構図、かわいい。



睡蓮の池、夕暮れ

大きな睡蓮の池の絵は、
抽象画みたい。
年中、河原を見てるけど
いくら夕暮れでも、あんな見え方するかな。



クロード・モネ「国会議事堂、日没」1904年

この絵はなじみ深い、
逢魔時の海と空の色。



フィンセント・ファン・ゴッホ「サント=マリーの白い小屋」1888年

海辺に建つ白い家、
いろんな映画監督が撮ろうとした日差し。
あとは赤いタチアオイの切り花の絵。

セザンヌは、勢いにまかせたような
セント・ヴィクトワール山。

ホドラー(ミニマル画のはしり)、
ベックマン、ココシュカや、
ムンクやピカソも。
初めて見る絵が多かった。



大好きなクレー、
この絵はなんだかモンチを思わせる。
モンチの大腸を、、、
ウン虫を狙ってるのは私なのか、
ダーなのか。

この時期とくに他人とは思えないカンディンスキーの絵もあった。



進撃のシャガール

ルソーにボナール、
ジャコメッティの彫刻、
モンドリアンまで
見ごたえあった~。
そんなに混んでなくてじっくり見れたし!

来年のカレンダーを買って、
表参道へ。
ケヤキのイルミネーション、きれい。

コメント

さぶり三昧

2014年12月11日 | 日々のこと

師走はみんなわさわさと忙しくて
どんどん日すぎていく。
それに巻き込まれるのは嫌なので
なるべく予定を入れたくない。
休みの日は、何も用事のない状態で、
猫を順番に庭に出したり、
音楽をかけて部屋の掃除をしたり、
だらだら過ごしたい。
予定のために、今を調整したくない。
急いで仕度、とかね。
今を今らしくすごすため。

と、そんな感じで
つい入った予定をやっぱりキャンセルしたり、
あえて当日まで予定をほったらかしておくと
おいてかれる、この現代社会。
ま、おいてかれていいじゃない。

------

神保町にて、「戸田家の兄弟」
わりと初期の作品らしくて
斉藤達雄(だっけ)やかあやんも出てた。
状態が悪くて雑音がひどい、
けど、小津の映画の面白さと
見てる間の幸せ感に、問題なし。
いじわるな兄嫁に追い出されて
坂を降りて行く母と末娘の並んで歩く後ろ姿。
で、時子さんは喫茶店のワンシーンだけで
誰もが好きになる。
佐分利が若くて、爽やかな男前。
「お前とお前は帰ってよし!」
末娘に時子さんをすすめられて、
照れまくるのがかわいい。
(オードリーの春日似)
で、ラストシーンの動きが、
なんだかすごいぐっときた。

「彼岸花」
こっちは、ろくでもない、
頑固なセクハラオヤジな佐分利。
母役の絹代がなんだかすごい。
るんるんでラジオきいてるシーンとか、
おわりの方で、イスに座るシーンとか。
セリフもひとつひとつよかった。
「いつかの箱根が最後になったわねぇ」

スクリーンで見る小津は、
幸せ感が倍増する。何度観ても。
これぞ映画。

途中の休憩時に、喫茶店の
外の席で甘いコーヒー。
神保町は賑わっていた。

 

コメント