なぎのあとさき

日記です。

2014宇宙の旅

2014年12月25日 | 映画の話(ネタばれ)

年末年始を前にして休みが多くて
すでに冬休み気分の今日この頃。

ご飯をポロッと落としたら
横からすかさずビーがかすめ取ったのは
トンビそっくりだった。
ビーは本当に勤勉で、
私が先に一人でご飯食べてると
膝に乗ってずっと口元見てるし、
その後ダーが帰って一人でご飯食べてる間も、
隣りにベタづきでダーの口元を見上げている。

モンチは一人でうろうろして
お風呂やトイレを覗いてるところを
私に見られると、
なぜかトボケたような顔をする。
その顔がまた、可愛い。

インターステラーはすごい人気で
渋谷ではじかれ新宿のミラノ座へ。
場所を調べていて
「龍が如くでいうとクラブセガの近く」
とかいいながら久々に元コマ劇場周りに行ったら
如く感すごくて角を曲がったらゾンビが出てきそうだった。

新宿ミラノ座は古い映画館で
座席も全部自由席。
予約できないので
伊勢丹ぶらっとしたり
ラミルでドでかフロート食べて
冷えたりしながら待って、
30分前くらいに行ったら余裕でベスポジ。
椅子も座り心地いいし、
スクリーンも大きくて、
音も迫力あるし、
古いながらも清潔感があって、
トイレもきれいで、
居心地よくて見やすい映画館なのに、
年内で閉館するそう。
近くにはTOHOのシネコン建設中、
大企業によって画一化されていく平成の都市。
まだ設備もあんなに使えるのにもったいない!
ちょっと寒かったけど。

「インターステラー」
土星のアップとか、
ワームホール突入!とか、
スクリーンが宇宙船の窓みたいで
劇場で見てよかった。
音とカメラの動きにしても、
話の展開にしても、
ホラーっぽい感じがあって
ドキドキしっぱなし。
特に、あの引き波からの、
地球上ではあり得ないであろう大津波。
未来の地球の空気感もよく出てて、
あの砂嵐は、ありえそう。
マシュー・マコノヒーは
オレ感・アメリカ感がなくて
あくまで娘命なのが良かった。

伏線の回収が始まるあたりからは
うるうるが止まらない。
高次元の人間の話も面白かった。

ロボットのTARSも、
Halが進化したみたいでかわいかった。

ごりごりのSFでありながら
人間ドラマも描かれていて
てんこ盛りの3時間弱、大満足。

帰り、アカシアでロールキャベツ。
お値段お手頃、美味しかった。

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とうとう冬至

2014年12月25日 | お散歩

日月は海へ。
晴れて日があるとそこそこ暖かいので
海には躊躇なく入っていける。
まだ少しウネリが残って、
クリーミーな泡が足首を包む。

日曜は森戸にも行って、
ムロ?が跳ねるのを見た。
その辺にはアジが数種類いるそうだけど
キンアジっていうアジは
黄色っぽくて一番美味しいそう。
メジナッ子も見えた。

マックのポテトがSだけになって、
仕方なくCはSを2つ買っていた。

月曜は風が強くてちょい時化、
潮にごりまくり、前日より冷たい。
一応下だけ水着着て行ったけど、
膝下までしか入れず。

イカの甲が上がっていた。
富士山がくっきり、
冠雪がだいぶ広がっていた。

とうとう冬至で、
今年の冬至は19年に一度の
「朔旦冬至(さくたんとうじ)」
冬至に新月が重なる日。
月と太陽の両方が復活する日で
とてもおめでたいんだそう。

その日は久しぶりに、
日のあるうちにお寺についた。
路地を抜けて日当たりに出ると、
世界が黄金色に光っていた。
まだ紅葉の残る木と、
すっかり枯れた木々がいっせいに、
濃いオレンジ色の夕陽に染まるのは
冬にしか見られない。

日没に間に合って、
山の上からじっくり見て、
見すぎてしばらく残像がとれなくて、
Cも私もお互いの顔が見えなかった。

植木屋がブオーッと音のする機械で
枯れ葉を寄せていて、
「うるせーよ」
「手で拾え!」と、
聞こえるような声でいうCと私。
昔は伝染るんですのスズメだったけど
折返しが揃うとヒヨドリだ。

東京に戻っても7時で、浅草へ。
その前にドーナツ2個食べてたにも関わらず、
ラーメン完食。
帰りに、
「目黒川のイルミネーションにギャーギャー言おうぜ!」
と、目黒川を通ったら点灯してなかったけど、
幹にからみつく線を見て
「桜に負担かけるんじゃねーよ!」
とヒヨドリに。

この日は小熊座流星群の日でもあった。

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で、キリコ展へ

2014年12月25日 | 日々のこと

夜中にがさごそ音がしてダーが見にいったら
ゴミ箱にモンチが入ってたそう。
ふたなしのゴミ箱はすぐにモンチが倒すので
ふた付きのゴミ箱に変えたんだけど
ふたの取っ手が上じゃなくて手前についてる形で
モンチはゴミ箱を覗こうとして
取っ手を頭で押し上げてうまいことふたを開け、
中に入ってしまったらしい。
ゴミ箱の中に入ってゴソゴソって、
恐ろしい子。

恐ろしい、といえば、
いつかのぺヤングが最後になったわねえ。
ダーもCも、そんなのよくあることだ、
っていうけど、
連想しちゃう時点でもうおいしくない。

デ・キリコ展。
大雨でもfuck'n babylonド真ん中、
新橋はあまり関係ない。
水浸しの中庭のイルミネーションが
大雨を光らせていた。
キリコ展はまーまー面白かったけど
コンタクトの調子が悪くて
目が痛くなってまともに見れなかった。
人のいない町の絵は、
遠い未来の世界の、人の痕跡みたい。
馬が生き延びてぶりぶり太っている。
デッサンや静物画、彫刻もふつうに上手かった。
でも、10年前に見た時ほどこなかったな、
絵や芸術はその時々で
合う合わないの波長があるのかな。
単に目が痛かったからかもしれないけど。

「ユリシーズの帰還」っていう
室内でボート漕いでる絵はよかった。



《古代的な純愛の詩》 1970年頃 パリ市立近代美術館
©Musée d'Art Moderne de la Ville de Paris / Roger-Viollet

行く途中の新橋駅構内で、
「帰りにこれ買って帰ろーかー」といってたリング型のパイ。

帰りにダーが「Nちゃんがいってたアレ、どこだっけ?」
「Nちゃんがいってたアレ、いいの?買わなくて」と何度もいって
私よりよっぽど食いついていた。
で、チョコの入ったのと リンゴの入ったのを購入。うまし。

にしても、ピカソが畏れた、ダリが憧れた、って
うまいキャッチだね。
謎を愛した画家、キリコ。ネウロみたい。

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