台風のせいなのか、潮にごりまくり、
しかもクラゲがいないとも思えず、
緊張して手足も伸ばせず島へ。
夏が来てクラゲが出るまでが短すぎる。
潮の流れもここ最近ないくらい速くて、
岩の近くを泳ぐのはちょっと危険だった。
魚は全然見えない。
島に上がってくつろいでたら、
紋々1がでっかい浮輪で上陸し、
しばらく寝てて、巡回してきたライフガードに、
「潮が速くて戻れないんでー、
引っ張ってってもらえますか?」
ダサかった。
彼の去った後、しばらくすると、
別の紋々2が来て、
その人もライフガードに、
「浜まで連れてってもらえますかー?」
で、サーフボード乗せられて、
ライフガードに押してもらって浜へ。
連れはでっかい浮輪で追いかけてたけど全然進まない。
ダサかった。
何のための紋々だ。
スムーズに救出されるため?
岩から反対の海に降りて、
浮かんだり泳いだりした。
潮が冷たくないので、出入りがラク。
潜ると頭が痛いのは、鐘が近づいてるからだった。
で、浜に戻ってごろごろしてたら、
ウネリが少しずつ上がって来てて、
敷物のすぐそこまで波も来てるのに、
「こんなとこまで波来てるよー」
「ほんとだー、満ちて来たー」とのん気なCと私。
言ってるそばから、二人とも敷物のフリースが波にのまれた。
そこまで波がきてたら、
いつでもここまで来る、って分かってるのに、
なぜあんなにのん気だったのか、夏でバカだからだ。
「わかってて何やってんだよー」
「なんじゅーねん海行ってんだよー」
フリースって、濡れるとめちゃめちゃ重い、
しかも砂だらけ。
ごろんもできなくなって、ミニスへ。
メロンソフト、肉。
帰り途、鎌倉の海の方に出る頃、
猫爪月と富士山がくっきり見えて、
お寺では火星と土星と蠍座セットもくっきり見えて、
またひと泣き。
睡蓮はいい香り。