条件付で尖閣列島を中国領土としたらどうか

2007-03-13 01:24:53 | Weblog

 二つの条件を課す。第1の条件は、中国の政治体制の完全民主主義化とする。
 
①個人の価値や人格の尊厳性を重んじて人間の自由な思想・活動を可能な限り保障する市民的自由の擁護・拡大を図る自由主義の導入。当然、この中に報道の自由は含まれなければならない。

 ②複数政党による議会制主義、社会保障制度の充実。

 ③信教・思想・良心・表現・集会・結社・居住・移転の自由等の個人が国家権力の干渉・介入を受けることのない自由権の保障

 ④生存権・教育権・勤労権・勤労者の団結権・団体交渉権・争議権等の社会権の保障。

 ⑤一定の年齢に達した者全員に対する選挙権・被選挙権の付与による参政権の保障と普通選挙制度の導入。

 ⑥国・公共団体に対する賠償請求権などの受益権の保障。――等々すべてに亘った基本的人権の保障等を憲法に謳い、国家権力及び国民は憲法の規定に従う国家体制とする。

 第2の条件は、第1条件が満たされて中国領土と確定させた尖閣列島とその周辺海域の開発は日中両国による共同開発とする。

 もしこれらの条件が実現することとなったら、日本は中国を民主化した国として永遠に世界史に刻まれることになるだろう。また隣国である軍事大国・経済大国中国の民主化による共通の価値観の共有は日本の安全保障にとって危険の減少につながり、互恵のより密接な関係を築く方向に向かうことが期待可能となる。当然日本の対中国、中国の対日本の軍事的警戒量が減少することとなって、相互に消費しなければならなかった軍事経費・警戒エネルギーが削減可能となる。以上を以て日本の利益とする。

 この考えはどうだろうか。

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