◆満載排水量27000tの巨大護衛艦誕生
PowerShotG-12撮影速報です、本日、新護衛艦いずも、を横浜にて撮影してまいりました。
平成22年度計画護衛艦、所謂22DDHは、その計画当初から艦名が話題となっていましたが、護衛艦大型化に終止符を打つべく長門が継がれるのではないか、旧国名で加賀を引き継ぎ大型化の終止符として二番艦を山岳名に戻し赤城とするのではないか、いろいろと憶測が流れたものの、装甲巡洋艦出雲の名前を引き継ぐこととなったもようです。
新護衛艦いずも、は対潜戦闘を中心とする航空機運用中枢艦として設計され、航空機の集中運用は災害派遣においても威力を発揮することが期待され、民主党政権時代に社会民主党の支持を受け建造された経緯があります。なお、船型は、ひゅうが型に続き全通飛行甲板構造を採用しました。
航空機運用に特化するべく船体も大型化し、基準排水量19500t、航空機運用時満載排水量24000t、その他装備を搭載した場合の満載排水量は27000tとも呼ばれ、海上自衛隊最大の水上戦闘艦として進水式を迎えています。今後は艤装を進め、2015年3月に就役することとなるでしょう。
北大路機関:はるな
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)