■北熊本駐屯地60周年記念祭
九州へ展開です。第8師団創設55周年北熊本駐屯地祭へ行ってまいりました。本日はEOS-M3撮影速報をお伝えしましょう。

第8師団創設55周年北熊本駐屯地祭、熊本に所在し南九州を防衛警備管区とする師団祭へ足を運んでまいりました。第8師団は陸王自衛隊へ師団制度が導入された1962年に第8混成団より改編を受けた師団で管区内には南西諸島北部島嶼部を含み中国の侵攻に備えます。

北熊本駐屯地祭、速報はEOS-M3の写真にてお伝えします。今回は“陸上自衛隊高遊原航空隊非公式応援団”の方に撮影を支援頂き、観閲行進の写真をお願いできました。ありがとうございました。当方EOS-7Dmark2にて撮影、データ整理中、もう少しお待ち下さい。

第12普通科連隊、第24普通科連隊、第42普通科連隊、第43普通科連隊、第8戦車大隊、第8偵察隊第8特科連隊、第8高射特科大隊、西部方面対舟艇対戦車隊、第8飛行隊、第8施設大隊、第8後方支援連隊、第8通信大隊、第8特殊武器防護隊、第8音楽隊、が揃う。

第8師団、戦車大隊に10式戦車が配備、第42普通科連隊は普通科中隊に96式装輪装甲車、今年から11式短SAMが配備、対戦は96式多目的誘導弾に中距離多目的誘導弾、飛行隊にはUH-60JA,思った以上に最新鋭の重装備で、一瞬北海道にいるのかと錯覚した程でした。

対空戦闘指揮統制システムADCCSや新野外通信システム等、データリンク器材の充実も最たるもので、観閲行進では各種装備に多くの写真を記録しました。第8師団祭ですが、観閲行進は訓練展示模擬戦の後に行われ、こうした点でも特筆する行事といえましたね。

今年度の師団祭では、例年は記念式典と観閲行進が別々の場所で行われるとの事で、本年は式典と観閲行進が同じ会場で行われるという、撮影するには良好な環境で実施されました。北熊本では来場者の出足が本州師団祭よりも遅く、幸いスタンド席を確保できました。

師団は充実した陣容ですが統合機動防衛力整備を念頭に、師団は改編準備の過渡期にあります。第42普通科連隊の即応機動連隊への改編が行われ、一方で4個普通科連隊を基幹とする第24普通科連隊は相浦の西部方面混成団へ年度末を以て管理替えが予定されています。

統合機動防衛力整備に伴う師団改編は更に大きく、第8特科連隊は今年度の式典参加を最後に年度末を以て西部方面特科連隊に改編予定です。更に10式戦車を装備する第8戦車大隊についても方面隊直轄の西部方面戦車隊に改編される計画、師団は大きく縮小される。

西部方面隊隷下へ戦車と特科部隊を派出し、大きく縮小される前夜の第8師団ですが、現在隷下に西部方面対舟艇対戦車隊が置かれています。戦車中隊と特科大隊は来年度行事、方面隊から第8師団へ担当部隊として配属されるとの事で、一応配備は継続されるもよう。

熊本地震から一年を経ての師団祭、駐屯地には熊本キャッスルホテルに掲げられていたという熊本城天守閣実物大タペストリーが掲げられていました。実は当方、昨年に展開予定でしたが地震により航空機欠航とホテル休館により実現しませんでした。満を持しての展開ですが、市内では熊本城筆頭に復興途上の雰囲気も深く、考えさせられる点が多かったです。
北大路機関:はるな くらま
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
九州へ展開です。第8師団創設55周年北熊本駐屯地祭へ行ってまいりました。本日はEOS-M3撮影速報をお伝えしましょう。

第8師団創設55周年北熊本駐屯地祭、熊本に所在し南九州を防衛警備管区とする師団祭へ足を運んでまいりました。第8師団は陸王自衛隊へ師団制度が導入された1962年に第8混成団より改編を受けた師団で管区内には南西諸島北部島嶼部を含み中国の侵攻に備えます。

北熊本駐屯地祭、速報はEOS-M3の写真にてお伝えします。今回は“陸上自衛隊高遊原航空隊非公式応援団”の方に撮影を支援頂き、観閲行進の写真をお願いできました。ありがとうございました。当方EOS-7Dmark2にて撮影、データ整理中、もう少しお待ち下さい。

第12普通科連隊、第24普通科連隊、第42普通科連隊、第43普通科連隊、第8戦車大隊、第8偵察隊第8特科連隊、第8高射特科大隊、西部方面対舟艇対戦車隊、第8飛行隊、第8施設大隊、第8後方支援連隊、第8通信大隊、第8特殊武器防護隊、第8音楽隊、が揃う。

第8師団、戦車大隊に10式戦車が配備、第42普通科連隊は普通科中隊に96式装輪装甲車、今年から11式短SAMが配備、対戦は96式多目的誘導弾に中距離多目的誘導弾、飛行隊にはUH-60JA,思った以上に最新鋭の重装備で、一瞬北海道にいるのかと錯覚した程でした。

対空戦闘指揮統制システムADCCSや新野外通信システム等、データリンク器材の充実も最たるもので、観閲行進では各種装備に多くの写真を記録しました。第8師団祭ですが、観閲行進は訓練展示模擬戦の後に行われ、こうした点でも特筆する行事といえましたね。

今年度の師団祭では、例年は記念式典と観閲行進が別々の場所で行われるとの事で、本年は式典と観閲行進が同じ会場で行われるという、撮影するには良好な環境で実施されました。北熊本では来場者の出足が本州師団祭よりも遅く、幸いスタンド席を確保できました。

師団は充実した陣容ですが統合機動防衛力整備を念頭に、師団は改編準備の過渡期にあります。第42普通科連隊の即応機動連隊への改編が行われ、一方で4個普通科連隊を基幹とする第24普通科連隊は相浦の西部方面混成団へ年度末を以て管理替えが予定されています。

統合機動防衛力整備に伴う師団改編は更に大きく、第8特科連隊は今年度の式典参加を最後に年度末を以て西部方面特科連隊に改編予定です。更に10式戦車を装備する第8戦車大隊についても方面隊直轄の西部方面戦車隊に改編される計画、師団は大きく縮小される。

西部方面隊隷下へ戦車と特科部隊を派出し、大きく縮小される前夜の第8師団ですが、現在隷下に西部方面対舟艇対戦車隊が置かれています。戦車中隊と特科大隊は来年度行事、方面隊から第8師団へ担当部隊として配属されるとの事で、一応配備は継続されるもよう。

熊本地震から一年を経ての師団祭、駐屯地には熊本キャッスルホテルに掲げられていたという熊本城天守閣実物大タペストリーが掲げられていました。実は当方、昨年に展開予定でしたが地震により航空機欠航とホテル休館により実現しませんでした。満を持しての展開ですが、市内では熊本城筆頭に復興途上の雰囲気も深く、考えさせられる点が多かったです。
北大路機関:はるな くらま
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