北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

【G7X撮影速報】桂駐屯地創設70周年記念行事(1)京都市内唯一の駐屯地祭(2024-12-01)

2025-02-09 20:25:48 | 陸海空自衛隊関連行事詳報
■桂駐屯地祭
 M-5特報紹介以来時間がかかってしまいましたが。

 桂駐屯地、京都市唯一の自衛隊駐屯地であり中部方面隊の一大後方拠点となっています。中部方面後方支援隊主力が駐屯していまして、その広大な駐屯地はJR東海道本線からも阪急京都本線からも真横にみえまして、それほどに広大な駐屯地という。

 12月1日に開催されました桂駐屯地創設記念行事、M-5速報を掲載しましたからだいぶん間が開いてしまいましたが、いまの厳冬、という季節から十二月の行事を思い出しますと、紅葉の季節はいよいよ終盤という、秋らしささえみえて、12月なのに。

 式典会場へ入場、後方支援部隊と云うことでさまざまな職種の部隊が参加していまして、ただ、中部方面隊の管区の広さを考えますと、予備自衛官主体でも後方支援団か、戦闘支援団というようなこれよりも更に大きな部隊があってしかるべきなのかな、とも。

 京都市内にここまで大きな広大な駐屯地というのは、想像できないところがありまして、倉庫区画を含めて、京都御所や二条城よりも遙かに広そうな、そんな印象でみていますが、ここに青空を背景として見上げますと、駐屯地祭日和という感じが広がる。

 国旗入場、起立して迎えます。桂駐屯地、広大な駐屯地ですが、駐屯している部隊の規模はそれほどではありません、兵站部隊の駐屯地というのはそういう意味でもあるのですけれども、こうしたなかでトラロープで確実な安全管理が図られ。

 旗の敬礼動作とともに国旗入場、式典会場のグラウンドは、これで千僧駐屯地よりも広いのですが、守山駐屯地と同じくらい、というところでしょうか、もう少し広いかもしれません、此処に敬礼のきびきびした動作の雰囲気が広がってくるのです。

 巡閲!、吉岡正孝1佐、中部方面後方支援隊長は前の補職が陸上総隊司令部後方運用部長、そして観閲部隊指揮官を務める粟田博文1佐は輸送学校教育部長が前の補職となっています、これこそ戦闘を支える兵站幹部、という感じの補職というかんじ。

 吉岡駐屯地司令、この紫紺色の制服も見慣れてきたものです、初めて見ましたのは第12旅団祭でしたか、今日は妙に消防団の型の参加が多いなあ、と観閲台裏側にあつまっている方々を見て思ったものですけれど、それが新制服を初めて見た感想です。

 後方支援部隊の行事で、十二月とは思えない晴れ晴れとした、気温もひくく無く高くなくです馬らしい一日の始まりだったのです。ここに、戦車部隊でも配備されていればなあ、と思ったりしたのは、まあ、個人的な感想なのですけれどもね。

 指揮官訓示、そして背景に見えていますのは阪急京都本線、ここで京とれいんでもは知ってこないかと、訓示の内容が耳に入ってこないというのが、北大路機関的な自衛隊行事の撮影なのかもしれません、先日も自衛隊より近鉄、南海が気になっていた。

 桂駐屯地ですが、今回難しいのは、京都市内だしということで脚立を用意してこなかったのですが、安全管理の隊員さんがかなりの密度で林立していますので、これ、観閲行進の時に撮影するのがちょっと難しそうだなあと思ったりします。

 佐藤代議士の祝辞です。この佐藤節というのを定期的に聞かないと、体調が悪くなるというところ。今日などは日曜朝の討論番組や情報番組にて日米首脳会談の話題を解説されていましたが、これは自衛隊行事閑散期ゆえというところでしょうかね。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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【G3X撮影速報】入間基地航空祭二〇二四(3)T-4練習機飛行展示と編隊飛行(2024-11-03)

2025-02-09 20:00:25 | 陸海空自衛隊関連行事詳報
■T-4練習機
 入間基地には中部航空方面隊司令部が置かれています。

 T-4練習機の編隊離陸、中部航空方面隊司令部飛行隊のT-4練習機が離陸してゆきます。まえは航空総隊司令部飛行隊だったのですが改編により入間の航空方面隊ごとに司令部飛行隊が置かれていて、連絡飛行などに活躍しているわけですが。

 T-4練習機をみますと、これは北大路機関で延々特集している話題ですから聞き飽きているかたも多いとおもうのですが、やはり気になるのは後継機の話です。結局自衛隊にとってT-4というのは練習機であるとともにほかの用途にも使われている。

 連絡機や司令部要員の技量維持のための年間最低飛行時間を飛行するための航空機です。ボーイングT-7A練習機をもとに日米共同開発を行うという方向性が示されているようですが、T-7AはもともとがJAS-39戦闘機の設計を応用して大規模に再設計した。

 T-7Aはコスト圧縮のために主翼には何もつるせないように設計されていますので増槽を装着できず、つまり日本の国土の特色、基地が訓練空域に隣接していないという状況に航続距離で対応できません、航空法では陸地50km以内で超音速飛行できない。

 航空法を緩和しては、という話がありますが、超音速飛行の制限は衝撃波、ソニックブームにより家屋のガラスが割れないようにするもので、実際、航空法適用外の米軍機が超音速飛行を行った際に家屋ガラス被害が大量発生した実例があります。

 T-7Aの主翼強度を強化すればいい、という反論があるのですが、それでは再設計の幅が大きくなって、F-16を原型にF-2戦闘機を開発したような、なんのために既存機を導入するのか本末転倒になってしまいます。つまり新規開発とかわりありません。

 ボーイング社では軽量戦闘機という、かつてのF-5戦闘機を思わせるT-7Aを原型として機体を再設計した戦闘機の構想を出していますが、まさかこの開発費を日本から捻出してアメリカだけで生産するという訳にもいきませんから、ねえ。

 多用途機として用いる場合、特に司令部要員のウイングマーク維持のための年間最低飛行時間確保を行うには、T-7Aの飛行コストがどのていど抑えられているのかも未知数ですし、なによりT-7Aそのものが計画として上手くいっているとは言いがたい。

 T-6テキサンⅡを次期初等練習機として採用する計画ですので、もしかすると、連絡機や技量維持飛行のための司令部飛行隊の航空機としてはT-6が採用されてT-4練習機とは別枠になる可能性もあるのかなあ、とおもったりするのですけれども。

 T-4練習機、標的曳航は任務に含まれていませんが、前任のT-33練習機とは違い、放射性降下物調査など、用途は色々広がっていますので、戦闘機を運用する要撃飛行隊の航空団にも配備されています、便利な航空機ゆえに、後継機が難しく。

 フライトシュミレーターで技量維持飛行が認められれば、例えばF-35などは運用コストを低減した背景にフライトシュミレーターで飛行訓練をかなり代替できる、という特性がありますので、このあたり、T-4後継機がどうなるのかにも繋がりますが。

 防衛省はT-7後継機選定に、提案されたフライトシュミレーター併用の機種を、必要要目満たさず、という理由で一次選定段階から脱落させていますので、航空機で無ければならない用途は多く、いったん示された日米共同開発の方向性の行方は気になるのだ。

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【京都発幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌-岐阜市六条,味噌煮込みうどん!熱々と云えばこんな感じでしょう

2025-02-09 18:17:52 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 今日は熱々のわだいだ。

 現実というものは無常である、あれだけ豪雪の報道が有ったので、もうちょっとね雪になる程度に、つまり一週間程度は雪景色を愉しめるものなのだろうなあと思っていたのですが、現実というものは無常なのですよね。

 寒い、雪は降らないものの気温はどうしても低くなるものでして、昨日はサンドウィッチの写真を載せてみて、なんだかなあ、というほのかな寒さを感じてしまったのですが、今回はアツアツの美味しい食べ物の話題を一つ。

 熱々と云えばこんな感じでしょう、冬になりますと美味しいものの定義に暖かいもの、という一点を含めたくなるものです、今回は岐阜基地近くのお店・・・、というには滑走路脇の国道21号線を京都方面へ15分ほど走るのですけれども。

 田毎、京都にあるお店とは違いまして岐阜県にあります御うどん屋さん、岐阜市六条南というところにありまして、味噌煮込みうどんが名物という地元の有名店です。寒い時は、沸騰してぐつぐついったまま供される煮込みうどん。

 味噌で、芯がしっかりしたおうどんを煮詰めたもので、普通のうどんよりも固めの麺は歯応えがしっかりしていまして、これだけ煮詰めてものびきらない麺に味噌の存在感ある風味と、そして塩味というか、これが寒い日にはからだにしみわたります。

 煮込みうどんというものは、厚いものが苦手である故に避けてきましたが、味噌煮込みうどんと云いますと、その苦手な暑さの先に、冬になると食べたくなる、という不思議な存在感がありまして、特にこういう寒波の時などは、ね。

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【京都幕間旅情】叡山電鉄900系きらら&700系ひえい,今冬最強寒波下の出町柳にて

2025-02-09 07:00:14 | コラム
■京都の雪はすぐ解ける
現実は厳しいものですよ。

叡山電鉄900系きらら、700系ひえい。・・・、叡山電鉄を代表する列車なのですが、さて西日本を襲ったこの冬最強の寒波という事で、雪景色とこの看板電車をさつえいしようともくろんだものの、こんな感じ、ゆきはもうとけきっていました。

京都というのは年に数回は雪景色に見舞われるのですが、どんな大雪でも、相当な大雪でない限り、その日の午後にはとけ切ってしまうのですね。それはNHKなどが凄い雪です、と報道していましても撮影時間を見てみますと殆ど午前中だったりする。

8日の大雪は午後にも中心部を舞ったようですが、雪景色を撮影できる程は降り積もらなかったわけでして、屋根に少し雪が見える程度、そう、雪の寺社仏閣というものもそうかんたんに撮影できず、ちょっとゆっくりしている内に溶けきってしまう。

叡山電鉄900系きらら、700系ひえい。そこに雪景色、とおもったものなのですが、実際、貴船と鞍馬は多少雪景色ではあったのですが、まあ、こんなものですよね。今年の雪景色、この冬次の寒波は来るのかと考えつつ、しかし豪雪地は大変という。

きらら。叡電ではこんな感じのスタンプラリーを、まんがたいむきらら誌とコラボレーションしています、こういう面はゆい情景はきらいではないのですが、しかしそれ以上にとりたいものがあった、雪景色を撮影する事の難しさを感じてしまうのですよね。

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