■状況開始!
今津駐屯地祭の訓練展示が始まりました。
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FH-70榴弾砲が空包射撃を行います、FH-70榴弾砲は日本が479門も大量導入した火砲ですが、火砲の性能向上はこの40年間比較的停滞気味で特科情報装置の性能向上に各国が取り組んでいる中、まだまだ使える装備ですが世界中で一気に退役が進んだ装備だ。
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軽装甲機動車の展開、大量配備され陸上自衛隊の象徴的装備となったこの装備ですが、思えばもう25年近く開発から時を経ていまして、いまや軽装甲車両といっても世界では96式装輪装甲車よりも重い車両が軽装甲車両を名乗るという何とも凄い時代に。
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ハーケイかイーグルⅣかという後継者選定が進んでいますが、軽装甲機動車は小型APC的な設計となっていたものの、偵察車輛と騎兵車輛的な運用を当初想定していながら結局小さすぎるAPCという標定を点けられてしまい、後継者が1:1で配備されるかは。
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16式機動戦闘車が空包射撃を、撮影に二台のカメラを並列に繋いだため、二台のカメラの内の一眼レフをメインカメラとして構えていた事もありまして、ちょっとずれてしまい、フレームに車体全部を収められなかった。発砲焔も撮影出来ていない。
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軽装甲機動車の前進、今度は車体前部がはいらなかったという。ただ、望遠性能が高くてレリーズに対応していて、比較的大きな映像センサーを搭載しているコンパクトデジタルカメラと云いますとこのG3Xしかないので、まあ、壊れるまで使いますよ。
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騎兵車輛的に乗車戦闘を行う前提でもともと、一個班を3両に分けて分散戦闘を行う構想でしたが、それでは普通科の、全ての地形と気象を克服する、という運用に適合しない為、こんな感じで下車戦闘へ。いっそ、銃座から一人で運転できるようになっていればと思う。
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機動戦闘車の支援と共に前進する、ただ、偵察戦闘大隊は戦闘中隊と偵察中隊に分けていますが、偵察中隊に偵察戦闘車が導入されたならば、戦闘中隊の16式機動戦闘車と混成運用に切替えて3個偵察戦闘中隊に切替えた方が、連携に対応するようにも。
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16式機動戦闘車、この種の車両として先駆者であったイタリアではその鏑矢であるチェンタウロ装甲偵察車が改良型で120mm砲を備えるチェンタウロ2に置換えが始まると共に、イタリアはこのほどレオパルト2A8戦車やKF51パンター戦車大量導入を発表した。
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発砲!、空包射撃です。むかし74式戦車の空包射撃をPowerShotG16で撮影した際に発砲焔が映り込んで感動したものですが、G3Xでは、まあ、74式戦車実弾射撃の発砲焔は遷り込んだことが有りましたけれども、16式機動戦闘車は、気を長く追いましょう。
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戦闘中隊の前進。この装備、自衛隊では戦車の代替ではないと位置づけていますが、戦車配備の偏重という状況、訓練体系等を考えますと、装備体系は一つの種類に、つまり甲師団と乙師団の頃の編成が、正解だったような気がするのですよね。
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機動打撃発動、というところなのでしょうか。この装備が数が揃ってこいたところでM-10ブッカー装甲機動砲が開発されまして、重量の面でC-2輸送機に搭載する事が可能というようにみえてきますと、機動戦闘車の装軌型というものもありえるのかなあ。
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MCV,16式機動戦闘車の強みはスラローム射撃という能力なのですが、現代の対戦車ミサイルや無人機攻撃をも凌駕できるような、そんな機動力の改良型を開発するか、装甲防御を高めるべきなのかは、この数年間で決着せねばならない論点でしょう。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
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(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
今津駐屯地祭の訓練展示が始まりました。
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FH-70榴弾砲が空包射撃を行います、FH-70榴弾砲は日本が479門も大量導入した火砲ですが、火砲の性能向上はこの40年間比較的停滞気味で特科情報装置の性能向上に各国が取り組んでいる中、まだまだ使える装備ですが世界中で一気に退役が進んだ装備だ。
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軽装甲機動車の展開、大量配備され陸上自衛隊の象徴的装備となったこの装備ですが、思えばもう25年近く開発から時を経ていまして、いまや軽装甲車両といっても世界では96式装輪装甲車よりも重い車両が軽装甲車両を名乗るという何とも凄い時代に。
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ハーケイかイーグルⅣかという後継者選定が進んでいますが、軽装甲機動車は小型APC的な設計となっていたものの、偵察車輛と騎兵車輛的な運用を当初想定していながら結局小さすぎるAPCという標定を点けられてしまい、後継者が1:1で配備されるかは。
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16式機動戦闘車が空包射撃を、撮影に二台のカメラを並列に繋いだため、二台のカメラの内の一眼レフをメインカメラとして構えていた事もありまして、ちょっとずれてしまい、フレームに車体全部を収められなかった。発砲焔も撮影出来ていない。
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軽装甲機動車の前進、今度は車体前部がはいらなかったという。ただ、望遠性能が高くてレリーズに対応していて、比較的大きな映像センサーを搭載しているコンパクトデジタルカメラと云いますとこのG3Xしかないので、まあ、壊れるまで使いますよ。
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騎兵車輛的に乗車戦闘を行う前提でもともと、一個班を3両に分けて分散戦闘を行う構想でしたが、それでは普通科の、全ての地形と気象を克服する、という運用に適合しない為、こんな感じで下車戦闘へ。いっそ、銃座から一人で運転できるようになっていればと思う。
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機動戦闘車の支援と共に前進する、ただ、偵察戦闘大隊は戦闘中隊と偵察中隊に分けていますが、偵察中隊に偵察戦闘車が導入されたならば、戦闘中隊の16式機動戦闘車と混成運用に切替えて3個偵察戦闘中隊に切替えた方が、連携に対応するようにも。
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16式機動戦闘車、この種の車両として先駆者であったイタリアではその鏑矢であるチェンタウロ装甲偵察車が改良型で120mm砲を備えるチェンタウロ2に置換えが始まると共に、イタリアはこのほどレオパルト2A8戦車やKF51パンター戦車大量導入を発表した。
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発砲!、空包射撃です。むかし74式戦車の空包射撃をPowerShotG16で撮影した際に発砲焔が映り込んで感動したものですが、G3Xでは、まあ、74式戦車実弾射撃の発砲焔は遷り込んだことが有りましたけれども、16式機動戦闘車は、気を長く追いましょう。
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戦闘中隊の前進。この装備、自衛隊では戦車の代替ではないと位置づけていますが、戦車配備の偏重という状況、訓練体系等を考えますと、装備体系は一つの種類に、つまり甲師団と乙師団の頃の編成が、正解だったような気がするのですよね。
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機動打撃発動、というところなのでしょうか。この装備が数が揃ってこいたところでM-10ブッカー装甲機動砲が開発されまして、重量の面でC-2輸送機に搭載する事が可能というようにみえてきますと、機動戦闘車の装軌型というものもありえるのかなあ。
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MCV,16式機動戦闘車の強みはスラローム射撃という能力なのですが、現代の対戦車ミサイルや無人機攻撃をも凌駕できるような、そんな機動力の改良型を開発するか、装甲防御を高めるべきなのかは、この数年間で決着せねばならない論点でしょう。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
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