北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

【京都幕間旅情】貴船神社雪景色,貴船神社は水の神様をまつる護衛艦くらま艦内神社のご神体

2025-02-12 20:25:11 | 写真
■京都の雪
 雪景色の撮影は大変だけれどものちのち見返してみると嬉しい出来上がりの情景となります。

 貴船神社は水の神様をまつる、護衛艦くらま艦内神社のご神体であったりしまして、そして護衛艦はるな艦内神社のご神体、榛名神社の神様が、実は兄弟であったりする、神様に性別は無いというならば、これは姉妹と言えるのかもしれない。はるな、くらま、調べてみると驚くのですが。

 第52護衛隊を構成した護衛艦が、艦内神社のご神体が姉妹だったということを知りますと、海上自衛隊は無作為に艦名を決めているわけでは無いのだ、ということに、今更ながらですが、背筋に何かが透き通るような錯覚があります。護衛艦の艦名に文句をつけている元自のライターに云いたい。

 京都の雪、驚くほどに早く解けてしまい冬らしい情景を撮影するには、いそがなければならないのですが、少なくとも一年間に雪景色は二回程度は降雪によりしろく雪化粧してくれますので、そういうときに撮影散策するというのは、ある意味、風物詩を楽しむ仕草と云えるのでしょうかねえ。

 貴船神社、閉口したのは階段の雪ががっちがちに氷結していまして、ぬれることの内容にゴアテックスブーツをみにちけて臨んだのですがつるつる滑りまして、これが何というかけっこう危ない十五回ほど、手すりに救われた感じです。そう出なければあの階段で足下を掬われた。

 雪の日は階段の風景が美しいのですが、観光ガイドにあるような無人の階段と雪景色を撮影したいならば、努めて嵐電の始発に乗車しなければなりません、案外長いようで短い階段なのだけれど。そしてこの日に氷結していたのは根雪とかそういう意味では無かったりするのですけれど。

 絶景といいますか、貴船の階段はある程度世界にも知名度を持っているようで、この日は日曜日でしたお出日本と世界のお客様が朝一番からこの階段を撮影するために上っていまして、おそらく一万名以上の参拝者が踏み固めて、アイスバーンを構成している、そういった事情があるのですね。

 社殿が見えてきましたならば参拝します。そして、COVID-19あとの現代と云うところでしょうか、世界中の方が参拝しているのですけれども、なかでも水みくじが人気となっていまして、一方、貴船石の石庭、重森さんの作庭の小さな石庭が雪に埋もれてこの季節らしい存在感を示す。

 日曜日ですから混雑しているのであろうなあ、と思ったのだけれども、思ったほどでは無いのか。いや、午前中に初動で雪景色を撮影したい方は、降りしきる中に金閣寺ころ鹿苑寺や清水寺や慈照寺なんかを巡って、今頃はもう帰宅して暖かいところに居るのかもしれない。

 寒さとともに、雪というのは撮影を困難にさせるもので、こう不利終えてしまったときにはなんとかなるのですが、舞っている風雪はレンズに張り付いて撮影の妨害障害になってしまう、ゆきを避けるために大きめの傘を差していても白雪は舞い込んで切るものですから。

 カメラ用品にシャワーキャップのようなレンズを守る防滴装備があるのだけれど、結局レンズの華道部に入れば漏水ですし、あとは暖かい部屋に入りますと湿度しだいで一気に結露してしまうわけですから、このあたりもどのように撮影機材を動かすか、暖めなければならない状況もでてきます。

 雪の日に撮影へ行きますと苦労はあるのあるの明けれども、しかし、京都では毎日降るわけではありませんので、雪景色というのは非日常感を醸します。気候変動と言われるのですがもう一つ、今年も雪景色が京都で見られたのだなあ、という安堵感も加わるのが重要かもしれない。

 貴船神社参拝、積雪になれていない京都では普通タイヤで交通渋滞が巻き起こることもあります、ただ、この貴船は叡電で行くことが出来まして、もちろん凄い豪雪ならば運休するのでしょうけれども、こういう景色くらいでしたら、電車でちょっと、撮影に行くことが出来る非日常が、愉しいのだ。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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【京都幕間旅情】貴船神社雪景色,雪というのは凄いものでなんでもないような日常の風景でも特別な情景のように引立ててくれる

2025-02-12 20:01:46 | 写真
■貴船神社雪景色
 今季最強寒波という事ですが驚くほどその日の午後には京都市内は雪解けを迎えてしまいました。

 雪というのは凄いもので、なんでもないような日常の風景でも特別な情景のように引立ててくれます。けれども京都の雪景色、Webで探せばいくらでも見つけられるのだけれども、実際のところ簡単ではありません。当たり前だけれども、良い写真だけみなさんSNSに投稿するのですから。

 貴船神社、京都の積雪というのは驚くほど早く解けてしまいます、ですがこの洛北のさらに北という貴船や鞍馬は、案外と一定以上の積雪があった日でも夕方まで積雪が残って雪景色をみせてくれるのですけれども、金閣寺や銀閣寺で雪景色を見ようと思うならば、急がねばならないのです。

 金閣寺と雪景色という情景は、春夏秋冬金閣寺の冬を印象づけるところですので、まず皆さんが撮影したいと意気込むところです、けれども、NHKなんかが、すごい積雪です、と朝のニュースで報じて、仕事を切り上げてカメラを準備しましたうえで、午後一番を狙っていくとどうなるか、と。

 衣笠山の雪冠も含めてだいたいのばあい、もう午後には雪景色というのは残っていません、さくりと朝一番に靴が埋もれるほどの積雪があったとしましても、いろいろ日常の庶務に取り組んだ上で余裕が生まれる正午頃には、現実とは非情である、ということになっているのですよね。

 鞍馬、貴船はこうしたなかで、不思議に思われるかもしれないけれども、あと三駅ほどでほんとうに雪景色が来るのだろうかと叡電のなかで不思議に車窓を眺めていても驚くように、急に雪景色がやってくるのですね。その、急な季節の変化というものが、京都の風情といえるのかもしれません。

 叡電で貴船神社というのは、きぶね、とこう記しまして貴船駅まで出町柳駅からのぼってゆきます、登るというのは叡電は登山鉄道、よくよく歩いてみると案外登っているのだなあと実感する路線を進んでゆきまして、貴船駅、次の駅はもう終点の鞍馬駅となっていて、雪景色と親しい。

 寒さは感じるのだけれども、山間にあります貴船の地形は突風が吹く地形ではないので、いがいと寒さは感じません、ただ、あまりのんびりしていますと雪が霙に変わったりしますと、カメラバッグは勿論上着に染みこんできますのであまりゆったりはできないのだけれどもね。

 情景とともに長居したい、貴船神社で雪の日が特別なのは貴船神社は積雪があったその日の夜だけ特別にライトアップしてくれるのです。ただ、のこっていると寒いだろうなあ、こう考えてしまいますと出町柳あたりで暖かいものを一献やりたくなるというもので叡電に向かってしまうのだ。

 きふね、貴船神社、きぶね、貴船駅、濁点が入るのかどうかと云うのはこの駅と神社の名のちがいでもあるのですけれども、駅から神社までは、バスで7分ほど、バス停がいくつかあります。そして細い道ですのであまり多くの自動車が行き来できるような道路状況ではないのですね。

 路線バスで行くことも出来るのですが、雪の日は混雑します、この点幸いと云うべきでしょうか、空車のタクシーが駅前に回送にするかどうかという頃合いであるのが見えましたので、ちょっとタクシーで楽をすることとしました。運賃は千円、混雑のバスと所要時間を考えると好い機会費用だ。

 川床はじめ、真夏の暑いさかりにはこの貴船は避暑地です、暑いのだけれども出町柳まで戻ると熱いという状況になっていますから、川床でゆったり時間を過ごしまして、そう、川床で時間制限が無いことをいいことに、せせらぎを見ながら仕事する、そんなこともコロナの時代には繰り広げた。

 雪が降れば東京の方は電車のことを考えるという、それは中央線がいつまで運行されるのかということなのですが、京都の場合は、これ一部のかたとお断りした上で、雪が降れば京都では電車を考えます、雪景色を求めて鞍馬に行く電車は混雑しているのだろうか、ということです。

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ウクライナ情勢-ミラージュ2000戦闘機ウクライナ空軍配備!F-16戦闘機と共に防空基盤を強化!

2025-02-12 07:00:26 | 防衛・安全保障
■防衛情報-ウクライナ戦争
 航空自衛隊F-15戦闘機の写真とともにウクライナの話題です。

 ウクライナ空軍に新しくフランス政府が供与したミラージュ2000戦闘機が配備され運用開始となったということです。ミラージュ2000は中華民国台湾でも運用され、昨年日本へ日仏共同訓練へ展開したラファール戦闘機の前型に当るフランスのダッソー社が開発した多目的戦闘機で、アメリカのF-16戦闘機と同水準の戦闘機として開発されました。

 ミラージュ2000戦闘機、ウクライナ政府が求めていた空軍力の近代化を支える航空機で、仮にこの機体が2023年夏季反転攻勢に間に合っていたならば、ロシアウクライナ戦争は大きく情勢が変わっていた可能性がありますが、一方、ウクライナ空軍はソ連製戦闘機を運用しており、全く運用思想が異なる事からその機種転換は簡単ではありません。

 F-16戦闘機とともにミラージュ2000戦闘機の供与、今後はスウェーデン製JAS-39グリペン戦闘機供与の可能性が残っていまして、数が揃う事で情勢は転換する可能性があります。しかしなにより、2023年に間に合ていればという戦闘機ですが、2024年7月にF-16戦闘機が配備され2025年にミラージュ2000戦闘機が配備された事には大きな意味が。

 滑空爆弾、アウディイフカ攻防戦などでロシア軍が多用した1t以上の滑空爆弾による集中攻撃、防御陣地を一発で崩壊させる強力な兵器が、このところ戦線において威力を発揮していません。Su-30戦闘機などをもちいて遠方から投擲するもので、ウクライナ軍のS-300地対空ミサイルやペトリオットミサイルの射程外から運用され重大な脅威でした。

 ミラージュ2000戦闘機はMICA空対空ミサイル、F-16戦闘機はAMRAAM空対空ミサイルを投射可能で、第一線まで展開できる戦闘機からの空対空ミサイル運用は、ロシア軍滑空爆弾運用を大きく制約します。F-16など華々しい活躍は報じられませんが、滑空爆弾被害が局限化されている現所こそ、その供与の大きな意味と云えるでしょう。

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